人には個性があって当たり前ですが、育児をしてみて驚いたのが、生れた時から、ちゃんと赤ちゃんにそれぞれ個性があることでした。
わが家には息子が二人いますが、同じように育てているつもりでも、生まれ持った性格があり、子育てしていく中で、長男のときはうまくいったことでも、次男の時にはなかなかうまくいかないこともあったり、その逆もありました。
その中でも、赤ちゃんの頃、大きく違ったのが、人見知りをするかしないかでした。
長男は、とにかく人見知りで、泣いてばかりでしたが、次男は全く人見知りせず、誰に預けても大丈夫でした。
今回は、わが家の経験をもとに、赤ちゃんの人見知りについてお話ししたいと思います。
人見知りをする赤ちゃんはいつからする!?
育児本などを読んでみると、大体生後6カ月頃から人見知りが始まると書いてあります。
しかし、これはあくまでも目安で、個人差がありますので、必ずしも6カ月頃から人見知りが始まるというわけではありません。
わが家の場合でも、長男は生後4か月頃から人見知りをしていましたし、次男は、あまり人見知りをした記憶がありません。
同じ兄弟でも全然違ったのです。
長男の時は、本当に人見知りに悩まされました。
初めての育児で慣れないことばかりで不安だったのもありますが、とにかく私以外の人に抱っこされると号泣してしまう息子だったので、困りました。
生後4か月くらいの時から、私の両親はもちろんのこと、パパにまで人見知りするので、誰にも預けられない状況でした。ちょっとパパに預けただけでも、号泣してしまうのです。
同じ月例の子をみると、ニコニコして愛嬌を振りまいている子もいるのに、わが子はすぐに泣いてしまい、ちっとも周りの人に笑顔を見せないので、心配になることもありました。
赤ちゃんが人見知りしない方法は?
息子の人見知りに悩まされていた私ですが、では、赤ちゃんが人見知りしない方法というのはあるのでしょうか。
長男のときは、人見知りをどうにかしたくて、私から離れることに慣れさせようと、無理やりパパに預けて私が外出してみたりもしました。
しかし、生後6カ月頃から8カ月頃は一番人見知りがひどく、ちっとも慣れてはくれませんでした。
むしろ泣き続ける息子が可愛そうでしたし、あまりに泣かれるとパパも落ちこんでしまい、育児に消極的になってしまいました。
ですから、あまりに人見知りがひどい時期に無理やり預けることはおすすめしません。(保育園に預けなければいけないなど、やむを得ない場合を除いて)
だからといって、ずっとママと二人きりで過ごすのではなく、子育てサロンやキッズルームなど、赤ちゃんを遊ばせる施設に連れ出し、徐々にいろんな人に触れ合う機会をつくってあげるといいと思います。
長男とも、なるべく外に出かけるようにし、いろんな子育てのイベントに参加したり、育児サークルに入ったりして、徐々に、慣れさせる努力をしました。
すると、1歳半ころから徐々に人見知りが落ち着いてきて、幼稚園に入ってからは、ほとんど人見知りをしない子になりました。
人見知りというのは、性格ですし、無理やり直そうとしても、本人が辛い思いをしてしまうかもしれません。
少しずつ、人と触れ合う機会を増やしてあげることは大切ですが、くれぐれも無理強いさせないよう気を付けて下さい。
人見知りする赤ちゃんは頭がいいと言われるけど!?
よく、人見知りする赤ちゃんは、頭がいいといわれることがあります。
果たしてそうなのでしょうか。
わが家の息子たちを比べてみると、人見知りした長男が、人見知りしなかった次男よりも頭がいいかというと、そうとも言い切れません。
しかし、人見知りしている赤ちゃんというのは、赤ちゃんなりに、いろいろ考えているというのは間違いないと思います。
知能が発達してきて、ママ以外の人を判断しているのですから、成長の証として、前向きにとらえるのはいいと思います。
人見知りをしない子が頭が悪いとか、人見知りをしているから将来賢くなるかもとか、そういうことは考えにくいですが、人見知りするかしないかで悲観的になったりする必要はありません。
1つの個性だということを理解してあげることが大切です。
まとめ
わが家の息子たちの経験をもとに、人見知りについてお話ししてきました。
人見知りがひどい赤ちゃんの育児で悩まれている方は、たくさんいると思います。
しかし、どうか悲観的になったり、自分を責めたりすることはしないでください。
かわいいわが子の大事な個性だと思って、成長を見届けてあげてください。