今、子育てが楽しいと思えますか。
子育てに疲れて、辛い思いをしていないでしょうか。
もし、辛い思いをしているとしたら、原因は何でしょう。
子育てに完璧を求めて、頑張りすぎていませんか?
だとしたら、要注意です。私がそうだったから。
完璧主義の子育てで、私がどうなってしまったのか、これからお話ししたいと思います。
完璧主義の子育ては危険!?~辛い時期を過ごした私~
妊娠を期に、仕事をやめた私。
初めての育児に、少しの不安をかかえながらも、とても張り切っていました。
仕事もやめて、専業主婦になったことだし、この子のためにすべてをささげよう!そう意気込んでいたのです。
とにかく、妊娠中からたくさんの育児本を読んでいた私。
- 母乳は、きっちり3時間あけて、飲ませる。
- 寝かしつけの時間は、リズムが整うように、毎日きっちり同じ時間にする。
- 外の空気も吸わせてあげたいので、晴れている日は必ずお散歩に行く。
- 子供が泣いたら、すぐに抱っこしてあやす。
というように、自分の中でいろいろルールを決め、そのとおりに行動していました。
初めの頃は、結構うまくいっていました。
順調に子育てできている気がして安心していました。
それが、離乳食を始めたころから、なんだかスムーズにいかなくなってきました。
育児本のとおりに、おかゆを食べさせても、まったく食べてくれないのです。
心配して、赤ちゃん会で他のお子さんの話をきいてみると、みんな離乳食は順調にすすんでいます。
私は、どんどん不安になってきました。
離乳食の時間もきっちりきめているし、量も守っていました。でも、うまくいきません。
あげく、食べさせるのに時間がかかるので、お昼寝のタイミングも今までより遅くなりました。
きっちりしていた時間管理もうまくいかなくなってきたのです。
育児がうまくいかないと、家事も思うように進みません。
でも、仕事を辞めたとき、家事はしっかりこなそうと決めていました。
私は、自分の睡眠時間を削って、家事を完璧にやろうとしました。
身を削って、完璧を求める毎日はとても辛かったです。
子育てに疲れる!イライラしだした私
睡眠時間が減りだしてから、私はイライラするようになりました。
でも、このイライラを子供に向けてはいけない、そう思い我慢しました。
すると、このイライラは、次第に旦那に向けられるようになりました。
今まで腹が立たなかったことも、すべてが怒りに変わるのです。
「せっかく掃除したのに、どうしてまた汚すの!?」
「時間通りに、寝かしつけしようとしてるのに、変なタイミングで帰宅しないで!!」
「栄養バランスを考えて離乳食つくってるんだから、おやつを勝手にあげないで!!」
旦那が手伝ってくれようとしても、その手伝い方に腹が立ったし、あらゆる場面で文句をいい続けました。
私のイライラにずっと耐えてくれていた旦那。
今思えば、相当ひどいことをしたと反省しています。
でも、子育てに疲れていたあの頃、私は本当に毎日イライラしていました。
子育てに疲れ、リフレッシュを勧められる!
子育てに疲れ果てていた私。
そんな私をみかねて、ある日旦那が休暇を取ってくれました。
「2日間会社をやすむから、友達と温泉にでもいっておいで。」と言ってくれたのです。
そんなことできるはずがないと思いつつ、半ば強引に旦那にリフレッシュをすすめられた私。
しぶしぶ、子供を旦那に任せて、友達と出かけました。
ところが、久しぶりに子供と離れて友達との時間を過ごしてみると、想像以上にストレス発散できたのです。とっても楽しむことができました。
たった2日間で、こんなに元気になれるとは思いませんでした。
そして、驚くことに、私がいない間、息子はいつもよりたくさん離乳食を食べたというのです。
時間と量をいつも気にしながら、離乳食を与えていた私ですが、旦那は特に時間を気にせず、適当な時間に適当な量を食べさせたそうです。
すると、おいしそうに私が作った離乳食(冷凍してました)を食べてくれたそうです。
その話を聞いたとき、なんだか私のやり方は間違っていたのかもしれないと、すごく反省しました。
私は、息子が食べたい時間ではなく、私が与えたい時間に食べさせていたのです。
私は、息子の気持ちを考えた育児ができていただろうか、型にはめた育児をして、完璧を目指していただけだったことに気が付いたのです。
リフレッシュしたことで、自分の考えを改めることができました。
まとめ
なんでもきっちりやろうと、完璧主義を求めていた私。
でも、子育てと家事を完璧にこなすなんて、無理だったのです。
完璧を目指してしまうと、それだけストレスがたまり、まわりにも迷惑をかけてしまいます。
隠そうとしても、そのストレスは、子供にも影響します。
旦那のおかげで、子育てには、リフレッシュとある程度の適当さが必要なことに気がつきました。
忙しい日々、頑張りすぎると、自分が壊れてしまいます。
それからは、上手に手を抜くことで、ストレスをため込まず、楽しい子育てライフが送れるようになりました。