子供が成長してくると、ゲームに関心を持つようになります。
周りの子も、持っている子が増えてくると、男の子の場合特に、ゲームを欲しがります。
私自身はあまり、ゲームはやらないし、好きではないのですが、主人は大のゲーム好き。
子供にゲームを与えるかどうかで夫婦で揉めることもありました。
今回は、わが家の経験をもとに、子供とゲームの関わり方についてお話ししたいと思います。
子供にゲームは与えるべきか!?
わが家には二人の息子がいます。
小さいころは、プラレールやブロックなどのおもちゃで遊んでいた息子たちも、次第におもちゃでは満足しなくなり、ゲームを欲しがるようになりました。
初めは、長男が年長さんの時に、周りの子でゲームを持っている子がいて、その子のまねをして欲しがりました。
でも、下の子もまだ小さかったし、兄がやったら絶対一緒になってゲームをしたがると思い、長男が幼稚園の間はゲームを買わずにすごしました。
しかし、主人がゲーム好きだったため、主人がゲームをしていると、子供たちの食いつきがすごいのです。
私は、主人に、子供たちが見ているところでは、ゲームをしないでほしいと頼みました。
そういうわけで、幼稚園の間は子供にゲームを買わずに過ごしたわが家ですが、小学生になると、ますます周りでゲームを持っている子が増え、わが家でもとうとう購入することになりました。
子供にゲームを与えるかどうかは、ご家庭によって意見が違うと思いますので、基本的には、夫婦で話し合って決めるべきだと思います。
参考までに、わが家が、ゲームを与えることにした理由は主に下記のとおりです。
●息子が仲良くしている子たちが、みんなゲームを持っていて、息子にだけ買わないのはかわいそうだった。(友達同士の話の中で、自分だけゲームの話が分からないのが嫌だと息子に言われた。)
●ゲームを買うために、お手伝いと勉強がんばる!と息子が宣言し、本当に頑張ってくれた。
●主人もゲームを買うことに肯定的で、今の時代、ゲームをしない子はほとんどいないと説得された。
このように、息子の熱意と、主人からの助言により、ゲームを買うことになりました。
子供がゲームをするときのルールを決める!
息子の熱意に負け、ゲームを購入したわが家ですが、ゲームをするにあたり、いくつかルールを決めることにしました。
ゲームばかりしては困るので、必ず宿題を終わらせてからやる、また時間をきちんと決めました。
それから、最近のゲームは外に持ち出して、お友達と通信したりもできるのですが、まだ低学年ということもあり、持ち出し禁止にしました。
外に持ち出せば、ソフトをなくしたり、壊したり。
それにお友達が絡んでくると、トラブルの要因にもなりやすいものです。
特に低学年の間は心配なので、持ち出し禁止にしました。
ご家庭のルールはそれぞれ違っていいと思いますが、ゲームを購入するときは、必ずお子さんとルールを決めることをおすすめします。
子供がゲームの時間を守らない時は!?
子供にとって、ゲームというのは、刺激的で、本当に夢中になってしまうようで、やりはじめると、ついついやめられなくなってしまうようでした。
ゲームをする時間を決めたにも関わらず、「まだやりたい!」「もうちょっとやりたい!」といって、時間を守らなくなって困ってしまうことも。
ちょうどいいところなのに、やめたくない!そんな気持ちもわからなくはないですが、せっかく決めたルール。
一つ破ってしまったら、全部が緩くなってしまい、ルールを決めた意味がありません。
わが家では、必ず一時間までと決め、延長なしとしました。
また、一時間を超えてゲームをしてしまったら、その後一週間はゲーム禁止としました。
少し厳しいようですが、ここは甘やかしてはいけないと、きっちりやりました。
初めは不平不満を言っていた息子ですが、一週間ゲーム禁止になるのが嫌で、自分で時間を気にしながらゲームをするようになりました。
特に低学年で、ゲームを与える場合は、きちんとルールを守らせることが大事だと思っています。
素直に言うことを聞いてくれる低学年のうちに、しっかり躾けておかなければ、のちのちゲーム依存になってしまうリスクもあります。
ルールを守れないのなら、ゲームは取り上げるくらいの勢いで、厳しく接しました。
また、ゲーム以外にも楽しいことはたくさんあるということを伝えることも大事です。
ママが一緒になって家で工作してみたり、一緒に楽しくトランプしたり。
ゲームだけに縛られない環境づくりを心がけることが大切です。
まとめ
時代が進むにつれ、ゲームもどんどん進化し、面白いゲームもたくさんあります。
ゲームをすることは、決して悪いことばかりではありません。
子供たちは、ゲームから学ぶことも多く、ゲームを全否定するつもりはまったくありません。
ルールを守りながら、子供がゲームをするよう、親がしっかり見守ってあげれば、楽しくゲームと関われるはずです。