あさりの砂抜きを急ぎたい時は?塩水の濃度や保存の仕方も大公開!

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あさり 砂抜き 急ぎ

春から初夏にかけての味覚、あさり。

「美味しいけど、砂抜きが手間なんだよね…。」

それで敬遠するなんて、勿体ない!

あさりの砂抜きは、実は驚くほど簡単にできるんですよ。

急ぎでやりたい時の、裏技的砂抜き方法もあり!

今回紹介する砂抜き方法を覚えて、今年はとことんあさりを楽しんでみませんか。

従来のやり方、保存方法も併せてどうぞ。

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目次

あさりの砂抜きを急ぎでやる方法!知って得する裏技とは!?

あさり

あさりの一般的な砂抜きには、けっこう時間がかかります。

我が家の場合、翌日に食べる分を前日の晩から砂抜きしたりもします。

場合によっては、すぐにあさりを食べたい時もありますよね。

そういう急ぎの時は、ちゃんと砂抜きできるのでしょうか。

急ぎで砂抜きする時は「50度洗い」が効く!

結論から言うと、急ぎであさりの砂抜きをすることは可能です。

時間にしてたった30分程度と、かなりの時短テクニックです!

これなら急ぎだけでなく、忙しい時にも役立ちそうですね。

50度洗い」と呼ばれているこの急ぎの砂抜き方法、一体どのようにして行うのでしょうか?

ポイントは水温!

あさりを急ぎで砂抜きしたい時に役立つ、50度洗いというテクニック。

ポイントは、あさりを浸す水温にあります。

水温は、45℃~50℃を厳守!

高い水温にあさりが驚くことで、砂抜きをさせやすくする仕組みです。

できれば温度計を使い、水温は正確に測ることをおすすめします。

高過ぎる水温では、貝の旨味が出てしまうこともあるからです。

具体的なやり方はとても簡単!

砂抜きには、平たいバットを使うのが効果的です。

バットに、あさりが重ならないようにして入れるのもお忘れなく。

あさりが重なってしまうと、上の貝が出した砂を下の貝がまた吸ってしまうので、砂抜きの意味がなくなってしまいます。

平らに並べたあさりにお湯をかけ、少し強めに擦るようにします。

熱で驚いたあさりは、殻から身を出している状態です。

そこでそれを行うと、体に付いた汚れを取り除こうと砂出しをするのです。

そこまでやったら、後は待つだけです。

時間にして20分程度やれば、かなりしっかり砂抜きができると言われていますよ。

さらに知っておくべきことは?

最初の砂抜きで水があまりに汚れてしまった時は、早めに取り替えます。

水を取り替えたら、かき混ぜることもお忘れなく!

それでもまだ汚れが多く出るようなら、最終的には水で砂出しするといいと言われています。

このように、一般的に時間がかかると思われがちなあさりの砂抜きも、適切な温度のお湯で行えば急ぎでもできることが分かりますね。

この方法を使えば、5分で砂抜きできるという情報もありますが、結果としては不十分だそうです。

時短テクニックではありますが、最低30分程度は見ておいた方がいいでしょう。

あさりの砂抜きで使う塩水の濃度は?コツはしっかり量を計ること!

あさり 砂抜き 濃度

あさりの砂抜き方法としては、50度洗いより塩水でやる方が一般的な印象があります。

塩水を使うのは、海での生活環境に近い状態にして、呼吸の際に砂を出させるためです。

そのため、塩水なら何でもいいわけではないんですよね。

あさりの砂抜きを塩水で行うなら、適した塩分濃度はずばり3%です!

この濃度にするため、水も塩もしっかり計量します。

でも、3%って言われてもピンときませんよね。

わざわざ計算するのも面倒です。

覚えやすい割合として、次の2つが挙げられます。

  • 水1カップ(200ml)に対し、塩小さじ1
  • 水500mlに対し、塩大さじ1

この配合を頭に入れて、塩水を作る時にはしっかりと計りましょう。

適当な濃度の塩水では、あさりが上手く砂を吐いてくれなくなります。

また、濃度が均一になるよう、水と塩はしっかり混ぜた上で砂抜きに使うようにしてくださいね。

あさりを砂抜き後に保存するには?期間で使い分けたい2つの方法!

あさり 砂抜き 保存

シーズンになると、お裾分けなどでたくさんもらってしまうこともあるあさりです。

最後まで無駄にせず、美味しくいただきたいですね。

一度に食べ切れない量のあさりは、砂抜きした上で保存するのがおすすめです。

保存方法は、主に次の2つになります。

  • 砂抜き後、冷蔵庫で保存
  • 砂抜き後、冷凍庫で保存

①の冷蔵庫での場合、保存期間は3日程度です。

生ものですので、なるべく早くに食べた方が味も落ちません。

ちょっと保存しておきたい時にも使える方法なので、やり方を見ておきましょう。

砂抜きしたあさりは、クッキングペーパーや新聞紙に並べて包みます。

この時、ペーパーや新聞紙は湿らせておきましょう。

包んだあさりは容器に入れた上で、比較的温度の高い野菜室に入れるといいと言われています。

※冷蔵保存での注意点※

あさりを包む紙が乾燥してきたら、また湿らせるようにします。

蓋をしてしまうと酸素不足になるので、蓋のない容器に入れて保存するようにしましょう。

※冷凍保存での注意点※

②の冷凍庫での保存方法は、数日では食べ切れない量のあさりがある時におすすめです。

冷凍保存の場合、保存期間は3か月程度となります。

砂抜きしたあさりは表面を洗って水気を取り、冷凍保存用のチャック付き袋に入れます。

なるべく空気を抜いて、冷凍庫に入れて保存します。

保存の効く冷凍ですが、凍らせる時はなるべく速くするのが望ましいでしょう。

冷蔵庫によっては急速冷凍の機能がありますし、それを使うと効果的ですね。

急速冷凍の機能がない場合には、冷えやすい金属製のバットに袋を置くと、速く凍るので便利ですよ。

また、あさりが大量にある場合は、使いやすいように小分けで冷凍することをおすすめします。

以上、砂抜きしたあさりの保存方法をご紹介しました。

これらの方法を知っておけば、潮干狩りであさりを大量ゲットしても問題なしですね!

まとめ

私は結婚して、あさりの漁獲量が多い愛知県に住んでいます。

海の傍に住んでいるお友達にあさりをもらう機会も多く、家族も好きなのでよく食べています。

好きでも面倒なのが砂抜きですよね!

我が家ではバットにあさりを並べ、適正濃度の塩水を入れて砂抜きをしています。

バットを新聞紙などで覆ってやるか、暗い場所に入れておくと砂を吐きやすくなりますよ。

今回は時間のかからない砂抜き方法ということで、50度洗いについてご紹介しました。

通常の砂抜きに比べ、かなりの時短になるやり方ですね。

塩水での砂抜き方法にも触れましたので、どちらも活用していただければと思います。

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