大学入学が決まったみなさま、おめでとうございます。
身近な人から、入学祝いをもらった人もいるのではないでしょうか。
そこで気になってくるのが、お返しですね。
大学の入学祝いに、お返しは必要なのでしょうか?
必要な気もするけど、今さら誰かに聞くのもね…。
そんなあなたは、ぜひ今回の記事を読んでみてくださいね!
大学の入学祝いにお返しは必要か?しない場合の対応も紹介!
まず結論から言うと、大学の入学祝いにお返しは必要ありません。
大学に関わらず、入学祝いに対してお返しはいらないと、「一般的に」言われています。
お返しの認識は実は様々
非常にややこしい話ですが、大学の入学祝いにお返しがいらないというのは、あくまで一般的な考えです。
そもそも入学祝いにお返しが必要ない理由として、次のようなことが挙げられます。
・子供に対するお祝いだから、お返しはいらない
こういった認識があるために、入学祝いというものにお返しはいらないとされているのです。
一方で、入学祝いのお返しにはこんな考え方もあります。
祝いに対するお返しではなく、喜びを分かち合うためのもの
これは、お返し=内祝いに関する認識です。
何かをいただいてこちらがそのお礼をすると、「お返し」という形になりますね。
ただ、お返しとなる内祝いには先ほどのような意味もあるため、「お返しを兼ねて」内祝いをするという人もいるようです。
こういった習慣は、地域によって差があると言われています。
一番いいのは、お住まいの地域や入学祝いをくれた方の地域がどのように考えているのかを知ることでしょう。
家族に尋ねるなどして、その場に合った対処を取りたいですね。
お返しなし=何もしないではない!
大学の入学祝いにお返しは必要ないとの考えが一般的にはありますが、これは「何もしなくていい」こととは違います。
大学への入学を祝ってもらったことは事実なので、それに対する反応は当然必要だと言えるでしょう。
直接、あるいは電話で入学祝いへのお礼を言う
大学の入学祝いをいただいた相手には、もらった本人がお礼を言うようにします。
訪ねられるならそれがベストですが、難しいなら電話口でのお礼でもいいでしょう。
たったそれだけのことでも、何も言わずにいるよりはずっといいのです。
大学入学後に近況を報せる
大学生活が始まって落ち着いたら、入学祝いをいただいた相手に近況をお知らせするのもいいですね。
特におじいちゃんやおばあちゃんは、孫がどのように過ごしているかを知るのがとても楽しみなはずです。
手紙でもスマホのメッセージでもいいので、「こんな風に過ごしているよ」と伝えてあげるといいでしょう。
金額が多い場合にはいっそお返しをする
お返しのいらない大学の入学祝いですが、場合によってはお返しをした方が楽ということもあります。
たとえば、入学祝いとして高額なお祝い金をもらった場合などです。
口頭でのお礼や手紙ではちょっと済ませられないなと思ったのなら、気持ちばかりですがという形でお返しをするのもいいでしょう。
お返しをする場合には、いくつかの注意点があります。
まず、高価過ぎるお返しの品は、相手に対してかえって失礼になります。
商品券などの金券でのお返しも、同様に失礼に当たるとされています。
大学入学祝いのお返しの相場、贈ると喜ばれる品に関しては、次に詳しくご紹介します。
お返しをしようと思われる場合には、参考にしてみてくださいね。
大学入学祝いのお返しの相場って?もらった相手別に違うって本当?
お返しが必要ないと言われる大学の入学祝いですが、先ほども触れたように、お返しをする場合もあります。
そんな時に気になるのが、お返しの相場ですよね。
こちらでは、入学祝いをいただいた相手別の相場を見ていきましょう。
一例ではありますが、参考にしてみてくださいね。
親戚や知人から入学祝いをもらった場合の相場
親戚、あるいは知り合いなどから大学の入学祝いをもらった場合、お返しは半額(半返し)~1/3程度の額が相場だと言われています。
一般的に、いただいた額以上のお返しをするのは、相手に対して失礼になるのでご注意を!
祖父母から入学祝いをもらった場合の相場
祖父母は両親の親であり、入学祝いをくれる相手としてはかなり近しい関係と言えます。
こちらの場合も半返しか3分の1程度でお返しするのが相場と言えなくはないですが、そこまで気にする必要はないでしょう。
というのも、変に相場に縛られたお返しをすると、祖父母にしてみればよそよそしく感じられる場合もあるからです。
おじいちゃんやおばあちゃんとして当然、お返しほしさで大学の入学祝いをするわけではないですよね。
純粋に孫が大学入学を果たしたことを喜び、それに対するお祝いのはずです。
だから、お祝い金やお祝いの品が多少高額だったとしても、相場を気にしてお返しすることもないと思われます。
もらった相手がよかれと思うような形と額で、祖父母に対してはお返しをしてあげればいいのではないでしょうか。
このように、誰から大学の入学祝いをもらったかで、相場にも違いがあることが分かりますね。
大学の入学祝いを、現金でもらうことも多いと思われます。
だからといって、相場に則った額の現金をお返しするということはないですよね。
相場が分かったところで、次に気になるのは何でしょう?
そう、どんな物をお返しにするかという部分ですね。
そのことについては、さらに次で詳しくご紹介します!
大学入学祝いのお返しでおすすめなのは?気持ちを伝える10の品々!
大学入学祝いのお返しをするのに、おすすめの品物は何でしょう?
以下の3つが、好まれると言われています。
・消耗系の日用品
・カタログギフト
以上を踏まえた上で、具体的なおすすめをチェックしてみましょう。
食品系のお返し
・お米
食品系のお返しは消えもので便利だけど、相手の好みが分からないこともありますよね。
そんな時におすすめしたいのが、お米を食べ比べるセットです!
お米ならまず、好き嫌いを考える必要はないでしょう。
こちらのセットはブランド米が3合ずつ小分けになっているので、食べ切りサイズなのも嬉しいですね。
・野菜ジュース
ジュースなどの飲料も、お返しの品として人気があります。
中でも野菜ジュースは、相手の健康も気遣えるのでおすすめです!
カゴメの野菜ジュースは、飲みやすく美味しいのがポイントです。
1日1本でその日必要な野菜の栄養を摂れるジュースもあるので、量を食べられないおじいちゃんやおばあちゃんにもぴったりですね。
紙パックのジュースだと、飲んだ後のゴミも軽くてかさばりにくいのでおすすめですよ。
・カステラ
カステラは美味しいけど、なかなか自分で買う機会もないのではないでしょうか。
そういう意味でも、入学祝いのお返しにおすすめです!
こちらの商品は、かわいいパッケージに入っていて、食べきりサイズになっているのもうれしいですね。
カステラは元々カットされており、ひとつが小さいので食べやすくもあって便利です。
・プリン
スイーツなら、プリンもおすすめです!
大人も子供も好きですし、噛む力の弱くなった年配の人にも喜ばれるでしょう。
こちらのプリンは、卵の直売店が自社の卵を使って作る自慢の逸品です。
ビタミンDも豊富に含まれており、濃厚な味わいが特徴です。
・煎餅
甘い物が好きではない人に対してなら、風味豊かな魚介のお煎餅はいかがでしょう?
バリエーションも豊富で、食べ飽きることがないでしょう。
こちらの商品を手掛けるのは、愛知県の会社です。
愛知県は海の町だけあって、海老煎餅を始めとした魚介系のお煎餅には定評があるんですよ。
いろいろな味が小分けになっているので、みんなで楽しんでもらうことができるでしょう。
日用品系のお返し
・洗剤
消耗品のお返しと言えば、洗剤は外せませんね。
よほどこのメーカーのがいいという人に対してでなければ、一般家庭には特に喜ばれるお返しではないでしょうか。
花王のアタックは、香りが強過ぎることもないのでおすすめの洗剤です。
食器用洗剤もセットになっているので、主婦の方には特に喜ばれそうですね。
・今治タオル
今治タオルと言えば、言わずと知れたお返しのおすすめ商品ですね。
タオルを定期的に変えたい人もいるので、お返しに打ってつけです!
今治タオルはお返しギフトとして人気ですが、その中でも今回はバスタオルをおすすめします。
今治タオルの品質がいいことは知っていても、なかなか普段使い用には買えませんよね…。
大判のバスタオルは特にでしょう。
お返しでもらったら、きっと嬉しいはずですよ。
・入浴剤
お風呂好きな人におすすめなのが、入浴剤のお返しです。
寒い季節には、体も温まるので喜ばれるでしょう。
入浴剤は、子供も好きな子が多いですね。
特に発泡タイプは見た目にも面白く、ファミリーにもぴったりなお返しになるでしょう。
カタログギフトのお返し
・DEAN&DELUCAのカタログギフト
人気のセレクトショップ「DEAN&DELUCA」の商品を選べる、カタログギフトはいかがでしょう。
近場にショップがない人にも喜んでもらえるのではないでしょうか?
こちらのカタログギフトでは食品を中心に、雑貨もセレクトできます。
特に若い方へのお返しとして、おすすめだと思われます。
・体験系カタログギフト
カタログギフトから選べるのは、品物ばかりではありません。
アクティブな人に贈るのに打ってつけなのが、こちらの体験をセレクトできるカタログギフトです。
海や空を舞台にしたアクティビティの他、モノづくり体験なども選択可能です。
物より体験派の人に、特におすすめのお返しになるでしょう。
まとめ
大学生への入学祝いにお返しが必要かどうかは、意外と悩むところが多いですよね。
記事の中でも触れた通り、入学祝いへのお返しは基本的には必要ありません。
とはいえ、お返しをどのように捉えるかによっては、必要と考える地域があるということにも触れさせていただきました。
何より、大学の入学祝いが嬉しかったのなら、それに対する「ありがとう」の気持ちをお返しにしたいですね。
どのくらいの額でどのような物を返せばいいのかも、併せてご紹介させていただきました。
間もなく入試のシーズンに突入し、入学の合否が分かる人もいるでしょう。
大学の入学祝いをいただいたら、今回の記事を参考に、お返しについて考えてみてほしいと思います。