桃の節句とは、ひな祭りのことです。
ひな祭りと言えば、3月3日ですね。
今回は、桃の節句についてご紹介したいと思います。
桃の節句のお祝い…いつ何をやるのが正解!?
3月3日、桃の節句が運よく休日とは限りません。
2021年桃の節句は、3月3日水曜日なので平日ですね。
5月5日端午の節句は祝日ですが、桃の節句は祝日ではないのです。
このように行事が平日になってしまう場合は、直前の週末にお祝いするのが一般的です。
最近は気にする方が少なくなっていますが、過ぎてからお祝いをすることは本来良いことではありません。
予定に無理がない限り、直前の週末にお祝いしましょう。
特に初節句(その子にとって初めての節句)の場合だと、両親や義理の両親、親戚などが集まって桃の節句を祝う場合もあります。
そのようなときは、できるだけ人が集まりやすいタイミングで桃の節句を計画することが必須です。
何より大勢人が集まることができれば、にぎやかな桃の節句を迎えることができますよ。
桃の節句のお祝い金額は?相場ってあるの!?
祖父母が孫に初節句のお祝いを贈る場合、ひな人形がお祝いの品ということもあります。
ひな人形は相場、というより相手がどのような人形を欲しがっているかを知ることが重要です。
高価で大きなひな人形を急に贈っても、迷惑になってしまうケースだってあるのです。
家庭環境によっては大きなひな人形を飾るスペースがなかったり、収納することができなかったりもします。
ひな人形は、飾っている期間より収納してある期間の方が長くなるものなので、収納スペースの確保は大きな問題です。
ひな人形を突然の贈り物でサプライズ!は避けましょう。
ひな人形は基本的に一度きりの買い物なので、よく相談して相手が納得したものを買って贈ることをおすすめします。
身内からのちょっとした贈り物であれば、5千円程度が一般的です。
高価なものを贈る必要はなく、むしろあまり高価だと相手に気をつかわせてしまいます。
親しい友人の子どもへの贈り物であれば、2千円以下程度のものを選びましょう。
友人の場合は、より相手に気をつかわせてしまうこともあるので、特に高価になりすぎないように気をつけます。
相手に「何かお返しをしないと!」と思わせない程度の贈り物、を心掛けると良いですね。
桃の節句のお祝いに呼ばれているなら、そのときに持参することができるよう、早めに贈り物を用意しておきましょう。
特にお祝いの会などが予定されていない場合、遠方で出席することが難しい場合などは、桃の節句よりも早いタイミングで相手の自宅に届くように気を付けて郵送します。
桃の節句より遅れてプレゼントが届く、ということがないように気を付けましょうね。
桃の節句におすすめのお祝いプレゼントをご紹介!!
今回は、姪や親しい友達のお子さんに贈るのにちょうど良いプレゼントを数点ご紹介します。
1、スリーパー
スリーパーとは、着るお布団のような役割のものです。
子どもが寝ている間に掛布団を蹴ってしまって、朝見たら何も掛けずに寝ていた、というのはよくあることです。
ファスナーやボタンをとめることで着ることができるスリーパーは、どんなに動いてもはだけてしまうことがありません。
寝冷えが心配な春先に、とても重宝するアイテムです。
しかし絶対必要!という必須アイテムではないため、持っていないママも多いのではないでしょうか。
そんなあると便利だけど、自分で買うほど必要なわけではない、というものはプレゼントにぴったりです。
桃の節句に贈るスリーパーなら、女の子らしさをアピールしたデザインのものを選んであげるのも良いですね。
2、子供用リュック
小さい子どもは、自分専用が大好きです。
大人のまねっこが大好きな女の子に、リュックはおすすめのプレゼントですよ。
お気に入りのおもちゃを持ってお出かけできるので、子ども本人がうれしいのはもちろん、ママの荷物を減らすことができます。
小さな子どもとお出掛けするときは、何かとママの荷物が増えてしまいがちです。
そんなとき、小さいものでも意外にかさばるおもちゃを、子ども自身が持ってくれるのは助かります。
しかもリュックなら両手が自由なので、転びやすい子どもにも安心です。
お出かけする機会が増える春先に、うれしいプレゼントになるはずですよ。
3、ケーキ
お祝いと言えばケーキですよね。
ケーキはただあるだけで、場が盛り上がります。
すでに兄弟がいるなど、育児用品が充実しているような家庭へのプレゼントにケーキはぴったりです。
そのような家庭は、あまりものを増やしたくないと考えている場合も多いからです。
しかし、すでに手作りケーキを予定していたりしたら、ケーキがだぶついてしまいます。
ケーキを贈ることを、あらかじめ相手にお知らせしておくのがスマートですね。
桃の節句シーズンになると、ほとんどの洋菓子屋さんにはひなまつり向けのケーキが売られます。
できれば実際に買って食べたことがあって、おいしいとわかっているケーキ屋さんで買いましょう。
4、フラワーアレンジメント
お花があると桃の節句の雰囲気はさらに盛り上がりますね。
フラワーアレンジメントは花束と違い、すでに形が出来上がっているのでただ置いて飾るだけです。
相手に負担をかけることなく、華やかな雰囲気を楽しんでもらうことができますね。
記念の写真を撮るとき、お花も一緒に写っていると華やかな思い出として残すことができます。
お花は枯れてしまったらおしまい、と思いがちですが、写真に撮ればずっと華やかな思い出として残すことができるのでおすすめですよ。
5、小物入れ付きお菓子
桃の節句には、ひなあられなどのお菓子が定番です。
贈り物にするなら、小物入れ付きのお菓子をプレゼントすると少し特別な雰囲気になりますね。
ただお菓子を食べておしまい、といった包装より、小物入れが残ることがポイントです。
育児用品は期間限定で使うものですが、小物入れはずっと使うことができます。
長く使ってもらうことで、愛着をもってもらえたらうれしいですね。
まとめ
節句とは、季節の節目を表す言葉で、中国から伝わった考え方です。
もともと3月3日は、中国では身を清める行事を行う日でした。
最初から女の子に関係のある行事だったわけではないのですね。
それが日本に伝わった後で、女の子の健康な成長を祈って行われるお祝い、桃の節句へと変化したと言われています。
ひな祭りなら知ってる!という方も、3月3日の節句にこのような背景があったことはあまり聞いたことがないのではないでしょうか。