桃の節句。
女の子の健やかな成長を祝う、春の一大イベントですね。
初節句を祝う人は特に、どうやってお祝いしたらいいか分からないかもしれません。
お祝いって、一体どうすればいいのでしょう?
そういうわけで、今回は桃の節句のお祝いにスポットを!
用意したい料理やお祝いの言葉など、あらゆる角度からレクチャーしますよ。
桃の節句のお祝いの仕方!初節句に特におすすめしたい4つの方法!
毎年やって来る桃の節句ですが、初節句は特にしっかりとやってあげたいですね。
桃の節句を迎える前に、どうやってお祝いをすればいいのか、その仕方を見ていきましょう。
●雛人形を飾る
3月3日の桃の節句は、ひな祭りとしてもお馴染みですね。
女の子の健やかな成長を祈る雛人形は、桃の節句の必需品です。
初めて桃の節句を迎える子供のために飾るのはもちろんですが、季節や伝統を感じるのにも役立ちますね。
それぞれの人形にどんな意味があるかなど、子供たちとの会話も弾むでしょう。
●桃の節句にちなんだ料理を食べる
桃の節句には「これを食べるべき!」といったルールはありませんが、伝統的な料理はあります。
そういった料理をみんなで囲むことで、桃の節句が来たことを実感できますね。
初節句のお祝いなら、伝統にこだわって料理を用意するのもいいでしょう。
●初節句ならプレゼントを贈ることも
初めての桃の節句の場合、子供(あるいは家庭に対して)何かプレゼントを用意するのもいいですね。
お祝いに招かれた人たちは、桃の節句にちなんだお飾り、菓子類、祝い金などを贈るのが一般的です。
こういった伝統は地域によっても差がありますし、時代の流れと共に変化してきてもいます。
特に祝い金などは相手の負担になり過ぎないよう、用意する場合には周りと相談して決めることも考えましょう。
●ひな祭りの歌を歌っても
桃の節句には、ひな祭りの歌を歌うのも楽しいでしょう。
子供から大人まで歌える簡単な歌なので、雰囲気作りには持ってこいではないでしょうか。
歌を歌えなくても、スマホなどを使ってメロディーを流しておくのも一つの方法です。
このように、桃の節句のお祝いの仕方には主に4つの方法があるんですね。
桃の節句のお祝いの仕方に厳格なルールはないので、こちらでご紹介した方法を参考に、できる内容をやればいいでしょう。
変に気負う必要はなく、桃の節句を迎える主役が楽しく過ごせるようにしてあげたいですね。
桃の節句のお祝い料理は何?用意したい献立4選を大公開!
桃の節句には、親戚や親しい人を招いてのホームパーティーも人気です。
おうちでお祝いする場合、どんな料理が桃の節句に相応しいのでしょう?
●ちらし寿司
桃の節句のお祝いに花を添えるような、色鮮やかな一品です。
具をアレンジすることでいろいろ楽しめるのも、このお祝い料理の嬉しいところですね。
ちらし寿司に定番の海老やれんこんといった食材には、縁起のよさもあります。
明るい彩りから春も感じられますし、お祝いの場に相応しい料理と言えるでしょう。
・春らしさを感じられる、簡単な混ぜご飯も!
子供によっては、ちらし寿司の甘い味が苦手な子もいるかもしれません。
そんな時におすすめなのが、春らしい雰囲気を味わえる混ぜご飯です。
具には桜の塩漬け、枝豆(菜花でも)、玉子焼きなどがあるといいでしょう。
レシピはあってないようなもの、ご飯に材料を混ぜ込むだけです。
子供なら、おにぎりにしても喜びそうですね。
●はまぐりのお吸い物
桃の節句に限らず、お祝いの場によく登場する料理です。
はまぐりの貝殻は対になった物しかぴったり合わないことに由来して、いい結婚相手に恵まれるようにという願いが込められています。
●菱餅/雛あられ
料理と呼ぶべきか迷うところですが、桃の節句に欠かせない食べ物ということで紹介しておきます。
雛あられの色には、ちゃんと意味があるのをご存知でしょうか。
桃色=春、緑=夏、黄色=秋、白=冬を意味しているとされています。
そんな雛あられを桃の節句にいただくことで、一年を元気に過ごせるようにという願いが込められているのです。
菱餅の3つの色も同様で、諸説ありますがそれぞれに意味があります。
赤/桃色:魔除け、桃の花
緑:健康や長寿、生命力
白:清らかさ、春の雪
といったことが象徴されていると言われています。
・簡単すぎる菱餅風オードブル
桃の節句のお祝い料理として、びっくりするほど簡単な一品はいかがですか?
ハム、きゅうり、チーズを使って、気軽に摘まめるオードブルを作ってみましょう。
レシピはとっても簡単です!
材料を食べやすい大きさにカットして、ピックなどに重ねて刺すだけ!
あっという間に、桃の節句らしいオードブルの完成です。
材料は包丁で切ってもいいですが、花の型などで抜くともっとおしゃれな印象になりますよ。
●桃やイチゴを使ったデザート
お祝いの席では、桃の節句にちなんで、桃やイチゴを使ったデザートも人気です。
イチゴは春を連想させる果物でもあるので、桃の節句には打ってつけの食材と言えますね。
生のイチゴを使わなくても、イチゴジャムで代用して色付けや風味付けをすることもできます。
小さな子供なら、イチゴジャムの入った蒸しパンなどが喜ばれるでしょう。
おじいちゃんやおばあちゃんを招待するなら、混ぜて固めるだけのババロアも食べやすくていいですね。
桃の節句に言ってあげたいお祝いの言葉って?贈る相手別にご紹介!
桃の節句はお祝いですから、おめでとうの気持ちを込めた言葉を贈ってあげたいですね。
こちらではお祝いの言葉を贈る相手を「子供」「親」として、それぞれ参考にできるメッセージをご紹介します。
お祝いの席に出られなかった場合もカードや手紙で伝えることができるので、お役立てくださいね。
【桃の節句のお祝いの言葉:子供編】
子供相手に贈るお祝いの言葉は、分かりやすいものが好ましいでしょう。
桃の節句は嬉しいものなんだと思えるような、明るいフレーズを選んであげたいですね。
おひなさまみたいに可愛い○○ちゃんがだいすきだよ!
明るくすてきなおとなになってね。
桃の花みたいな、美しい素敵な女性になれるといいですね。
これからも元気で過ごせますように。
桃の節句だね、おめでとう!
パパやママにいっぱい愛されて、おひなさまみたいに可愛い女性になれるよう祈っています。
【桃の節句のお祝いの言葉:親編】
子供の両親に贈る言葉にも、子供の成長を楽しみにしているという気持ちを込めるといいでしょう。
プレゼントと一緒に、メッセージカードを添えてもいいですね。
お嬢様が素敵な女性になられるよう、心からお祈り申し上げます。
○○ちゃんの健やかな成長をお祝いできる場にいられることを、とても嬉しく思っています。
○○さんに輝かしい未来が訪れるよう、私も心からお祈り申し上げます。
以上、子供編と親編で使えるメッセージ集をご紹介しました。
これらはあくまで参考程度にしていただき、お祝いする気持ちをあなた自身の言葉で贈ってあげてくださいね。
まとめ
桃の節句は、春の訪れをも感じさせてくれる素敵な機会ですね。
初節句はもちろん、毎年子供を思ってお祝いされているご家庭もあるでしょう。
今回は桃の節句のお祝いをテーマに、お祝いの仕方や用意したい料理、贈りたい言葉などについてご紹介してきました。
参考になる部分があれば、嬉しく思います。
こういったお祝い行事は、時代と共に姿を変えつつあります。
伝統に則った仕方でお祝いするのもいいですし、でき得る限りでお祝いしてあげるのも悪いことではありません。
桃の節句を迎える女の子が主役であることを忘れず、お祝いの気持ちをあちこちに込めてあげられるといいですね。