子供と一緒に結婚式に招待されたとしたら、どうしましょう。
相手のご厚意に甘えたいですが、子供を結婚式に連れて行っていいのかは疑問ですよね。
小さい子供ならなおさらです。
今回は、子供は何歳から結婚式に参加できるのかという疑問をテーマに、その答えを探っていきます。
子供と結婚式に出る予定のある人は、必読ですよ!
結婚式に子供を連れて行くのは何歳から?パターン別に解説!
子供を結婚式に連れて行けるのは、何歳からなのでしょうか。
結婚式に招待されて参加する場合と、自分の結婚式に連れて行く場合と、パターンを分けて解説しましょう。
招待された結婚式に参加する場合
親しい友人や親族が子供も一緒にと招待してくれる場合には、お言葉に甘えて参加させてもらうといいでしょう。
敢えて子供について触れられていなくても、家族一同で招待されているような場合にも、子供を連れて行って差し支えないでしょう。
とはいえ、実際には子供が何歳くらいなら参加OKと考えてもいいのでしょうか。
一般的には、生後半年くらいからなら結婚式に参加してもいいだろうと考えられています。
子供があまりに小さ過ぎると、結婚式に長時間出席することが負担になる可能性があるからです。
とはいえ、子供が何歳から結婚式に参加してもいいかは、一概に言いにくいことでもあります。
というのも、子供の性格によっても、結婚式に参加できるかどうかが変わってくるからです。
結婚式は、子供に寄り添った形で行われるわけではありませんよね。
演出で暗闇になったり、騒がしくなったりと、子供にとってはストレスのある環境になる恐れもあります。
ストレスを抱えた子供が騒いでしまう可能性もあるので、子供の性格によっては、結婚式への参加を見送ることも考えましょう。
・招待されていないのに連れて行くのはマナー違反
子供が何歳であろうと、招待されていない限りは連れて行かない方がいいでしょう。
小学生くらいまでの子供にとって、結婚式は必ずしも楽しいものであるとは限りません。
母親や父親が参加するからといって同伴させるのは、結婚式を行う人たちに失礼です。
勝手な判断で参加せず、あくまで子供も一緒に来てもいいと言われた場合にのみ、結婚式に連れて行くようにしましょう。
結婚式に子供を連れて行けない場合には、子供の預け先を探すことが重要です。
それが見つからないなら、自分自身が欠席する決断をする必要もあるでしょう。
結婚式をする相手が親しくあればあるほど、結婚式には参加したいと思うでしょう。
しかし、結婚式にはあらゆる招待客の人が訪れ、みんながみんな、子供を歓迎してくれるとは限りません。
一生に一度と言われる結婚式なので、子供が騒いで台無しにされたくないと考える人もいるはずです。
自分の結婚式に連れて行く場合
子供を持った後で、結婚式を行う場合もあります。
こういった結婚式はファミリーウェディングと呼ばれ、新郎新婦とその子供が参加することが多いです。
自分の結婚式に子供を参加させるかどうかは、特に誰の許可を取る必要もありません。
自分たちが子供を参加させてもいいだろうと考えれば、結婚式に参加させてもいいでしょう。
・自分の結婚式は子供が1歳になってから
子供が1歳になって、あまり手がかからなくなってから結婚式を行うという人が多いと言われています。
子供が1歳になる誕生日と合わせて結婚式をやると、子供も一緒に祝ってもらえるというメリットもあります。
・お披露目も兼ねて1歳未満でも結婚式に参加させる
自分たちの結婚式なら、子供がかなり小さくても参加させることもできるでしょう。
先ほど触れたように、生後半年を過ぎたあたりが、体への負担が少なくていいと思われます。
子供が1歳未満だと、まだまだ赤ちゃんで手もかかるでしょう。
その反面、招待客に子供を見てもらえるというメリットもあります。
一方で、小さな子供は急に体調を崩したり、機嫌が悪くなることも考えられます。
自分たちの結婚式とはいえ、子供がそうなった時に面倒を見てくれる人を探しておくのを忘れないようにしましょう。
このように、招待されて参加する結婚式か、自分たちが行う結婚式かで、子供を連れて参加するかは変わってきます。
何歳からという明確な判断はありませんが、子供のことを考えると、生後半年以降なら連れて行くと考えてもいいでしょう。
結婚式の子供の服装はどうする?おすすめの装い4選!
結婚式に子供を連れて参加することになったら、子供にどんな服装をさせるといいのでしょう。
こちらでは、子供が結婚式に出る時におすすめの服装をご紹介しましょう。
男の子と女の子別にご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
結婚式におすすめの服装:女の子編
まずは、女の子が結婚式に着ていくのにおすすめの服装をご紹介しましょう。
・服装の色は白以外で
結婚式に出る子供の服装としてはドレスなどが考えられますが、ドレスにしても「白」は避けた方が無難でしょう。
結婚式に出席する大人のマナーでもあるのですが、白は花嫁のための色です。
子供であっても、このマナーは守るのがいいでしょう。
ただし、例外もあります。
結婚式で子供が、「フラワーガール」や「リングガール」の役割を頼まれている場合です。
フラワーガールやリングガールは、欧米式の結婚式に登場する役割です。
フラワーガールは、お清めの意味を込めて、ヴァージンロードに花びらを撒きます。
リングガールは、結婚指輪を捧げ持つ役割ですね。
これら「フラワーガール」や「リングガール」の役をお願いされている場合には、花嫁と同じ白い服装にすることも好まれています。
・派手さよりも上品さを目指して
子供がおしゃれをして結婚式に出ると、場も華やぎます。
ここで意識したいのは、派手に目立つような服装ではなく、子供であってもエレガントな雰囲気を演出できる服装です。
同じ目立つでも、派手さと上品さでは目立ち方も変わってきます。
結婚式というおめでたい時だからこそ、上品に目立つといいでしょう。
・女の子が結婚式に出るのにおすすめの服装
①ドレス
結婚式に出る子供の定番とも言えるのが、ドレスではないでしょうか。
カラーも豊富で、結婚式に華やぎを添えるのにもぴったりです。
派手なデザインのドレスよりも、シンプルで上質な素材を使ったドレスを選ぶといいでしょう。
ドレスだけでも可愛らしいですが、アンダースカートとしてパニエを着用させるのもおすすめです。
ドレスのスカートの形もキレイになりますし、ドレスからちょっと見えるのもキュートです。
②ワンピース
ワンピースも、子供が結婚式に出るのにおすすめの服装です。
フワフワ・ヒラヒラしたタイプのドレスが好きでない子供もいるでしょうし、そういう場合には特におすすめです。
ドレスはパステルカラーが多いのに対し、ワンピースにはシックな色合いのものが多いです。
グレーやネイビーを選べば、結婚式以外のフォーマルな場でも使える服装となるでしょう。
③子供用フォーマルウェア
少し大人びた子供なら、スーツなどのフォーマルウェアがよく似合うでしょう。
可愛いというよりは、上品で清楚な印象を与えることができます。
スーツがシンプルで地味になり過ぎないか心配なら、アクセサリーやコサージュで華を足してあげるといいでしょう。
結婚式におすすめの装い:男の子編
結婚式に出る男の子に相応しい服装は、正式なタイプだと、スーツとブレザーといった格好です。
・男の子が結婚式に出るのにおすすめの服装
子供用でも、きちんとしたスーツを選ぶことはできます。
親族の結婚式なら、しっかりめのお出掛けスタイルにしておいても問題ないでしょう。
スーツを着る場合は、半ズボンでも長ズボンでもOKです。
ネクタイの代わりに蝶ネクタイをしても、フォーマルさがアップするのでおすすめですよ。
女の子に比べて服装の選択肢が少ないですが、限られた選択肢の中で、参加する結婚式に合う服装を選んであげましょう。
結婚式で子供の暇つぶしに使えるのは!?おすすめアイデア4選!
服装にも気を付けて子供を結婚式に連れて行くことになっても、やはり不安は尽きないのではないでしょうか。
大人ならいろいろ考えながら参加できる結婚式も、子供にそれを求めるのは難しいことです。
こちらでは、子供連れで結婚式に参加することになった時、暇つぶしに使えるアイデアをご紹介します。
自分の子供に使えそうな、暇つぶしアイデアを見つけてみてくださいね。
おやつ作戦
子供を黙らせるには、おやつは効果大と言えるでしょう。
せめてここだけは静かにしていてほしいというシーンで、おやつを与えることを考えてみましょう。
結婚式に持って行くおやつは、子供が好きなおやつであるに越したことはありません。
しかし、中には不適切だと思われるものもありますので、注意が必要です。
・食べる時に音の出るおやつは避けた方がいい
食べる時に音がするようなおやつは、結婚式に持って行くのにあまりおすすめできません。
子供と言えど、誰かが何かを食べている音というのは、意外に気になってしまうものなのです。
クチャクチャいうガム、食べるのにバリバリ音がしてしまうお煎餅やチップスなどは、なるべく避けた方が無難でしょう。
・飴やグミがおすすめ
子供の暇つぶし用のおやつとしておすすめなのが、飴やグミです。
食べる時に音がしないのはもちろんのこと、食べるのに時間もかかるので間が持ちます。
食べる時にカスがこぼれるわけでもないので、子供に食べさせるのに向いていると言えるでしょう。
騒がしくない遊び作戦
子供を遊びに夢中にさせて、結婚式での暇つぶしをしてもらいましょう。
遊びといっても、音が出るゲームや騒がしくなる遊びは向いていません。
静かに暇つぶしできる遊びとしては、塗り絵やお絵描きなどが挙げられます。
お絵描きをさせる場合には、なるべく大きな紙を用意するといいでしょう。
線がはみ出してテーブルを汚すのではという不安も、少なくなるのではないでしょうか。
お絵描きや塗り絵に使うクレヨンなどの画材も、水で落とせるタイプにしておくとなお安心ですね。
映像系作戦
結婚式の間だけと割り切って、子供にスマホやパソコンでDVDなどの映像を見せることも考えましょう。
映像はどうしても音と光が出るので、招待されての結婚式なら、その旨を新郎新婦に断っておくといいでしょう。
可能なら、他の招待客の迷惑にならないような席にしてもらえるよう頼んでみましょう。
映像系の暇つぶしをさせる場合、子供が見るようなアニメなどを複数用意しておくことをおすすめします。
これは鉄板と思えるようなものでも、子供が突然「見ない!」などと言い出すことは十分に考えられます。
いざ結婚式になってそれでは困るので、お気に入り作品をいくつか用意して保険としておきます。
そしてもうひとつ重要なのが、小さな音、あるいは無音でも子供が映像を楽しめるようにしておくことです。
家で見るのと同じようなボリュームでしか見られないとなると、結婚式の会場で暇つぶしにするのは難しくなってしまいます。
結婚式に子供を連れて行くことになったら、早めに訓練しておくのがいいでしょう。
おもちゃ作戦
お気に入りのおもちゃがあれば、結婚式での絶好の暇つぶしになるでしょう。
ここでもやはり、音や光が出る派手なタイプのおもちゃは避けるべきです。
あくまで結婚式を邪魔せず、かつ子供の暇つぶしになるようなおもちゃにすることが大切です。
いつも一緒に寝るぬいぐるみやお人形など、結婚式に一緒に参加している感覚のおもちゃを選ぶといいかもしれません。
お母さんやお姉ちゃんになりたい女の子は特に、余計に静かにしてくれる可能性も考えられます。
まとめ
結婚式に参加するのは、子供にとっても印象深い経験になることでしょう。
子供込みで招待してもらえるなら、ぜひ一緒に参加させてもらいたいですね。
その反面、子供が結婚式で迷惑をかけるのではという問題は、常にあるのではないでしょうか。
何歳くらいになったら連れて行ってもいいんだろうと、迷う人も多いかと思います。
記事中でも触れたように、生後半年以降がひとつのボーダーラインになるでしょう。
参加する結婚式が、身内のものなのかそうでないのかによっても変わってきます。
親子で招待してもらった結婚式なら、親も子も、いい気持ちでお祝いしてあげたいですよね。
そんな結婚式になるように、今回の記事を参考にしていただければと思います。