お風呂の大掃除。
思い立った今が大掃除をする時です。
お風呂掃除というと面倒なイメージがありますが、いつもやっている掃除のやり方を変えるだけで、いつもより楽に綺麗にすることができるのです。
お風呂を大掃除する時の順番と、使う道具や洗剤についてご紹介します。
試してみて!これがお風呂の大掃除の正しい順番!
それでは、お風呂の大掃除を始めましょう!
まずは、しっかりと換気をしてください。
水は上から下に流れていくので、お風呂掃除は上から下に行います。
掃除をする場所の順番は、天井→壁→棚→ドア→バスタブ→床→排水溝になります。
初めにゴム手袋、マスクを着用して掃除しやすい服装になりましょう。
天井や換気扇
- 換気扇のほこりを掃除機で吸い取ります。
- 天井は、クイックルワイパーなどに中性洗剤をつけて掃除します。
壁
- 壁は下に行くほど皮脂汚れ、せっけんカスで汚れています。
- しつこい汚れには、洗剤を使い分けて掃除をします。
- 皮脂汚れにはアルカリ性の洗剤、せっけんカスには酸性の洗剤を使います。
ドアやゴムパッキン
- ゴムはこすり洗いをすると劣化してしまうので、こすらないように掃除をします。
- 片栗粉にカビキラーを入れ、垂れないくらいの硬さまで混ぜ、そしてカビの部分に乗せ、しばらく放置する、というやり方もあります。
- カビキラーを使用した後は、よく洗い流しましょう。
シャワーヘッド
- シャワーヘッドは水あかがついているので、酸性の洗剤を使います。
- 水あかをやわらかくしてから歯ブラシなどで掃除をすると、簡単に汚れを落とすことが出来ます。
鏡や蛇口
- 鏡や蛇口は水あかで汚れているので、こちらも酸性の洗剤で汚れを落としていきます。
- 鏡は傷がつかないようにやさしく掃除しましょう。
- 蛇口は汚れがたまっていて一度では落とせないかもしれません。その場合は何度かに分けて少しずつ汚れを落としていきましょう。
バスタブ
- バスタブはシャワーでお湯をかけ、温めて汚れを浮き上がらせます。
- 中性洗剤とスポンジで汚れをこすり落として掃除をします。
エプロン
- エプロンとはバスタブをカバーしている部分のことで、取り外すことが出来ます。
- 塩素系漂白剤を使いますが、他の洗剤と混ざると危険なので掃除した後は、しっかりと洗い流します。
小物
- イスや棚、シャンプーなどの小物を掃除します。
- 中性洗剤を使い、きれいにこすり洗いをしましょう。
- おもちゃなどがある場合は、大きな容器に塩素系漂白剤を入れ、おもちゃをつけて除菌してから天日干しすると、カビをしっかりと除去することが出来ます。
浴槽のフタ
- 細かいところは歯ブラシを使って掃除をします。
- カビが発生している場合は、塩素系漂白剤で除菌をしましょう。
床と排水溝
- 床は初めに中性洗剤で掃除をします。それでも落ちない場合には汚れに合った洗剤を使い、個別に掃除をします。
- 排水溝はゴミを取り除き、受け皿・フタをまとめて、カビキラーなどでスプレーすると簡単にすみます。
風呂釜
- バスタブに水を給湯口5cm上まで入れて、風呂釜専用の洗剤を入れて追い炊きをします。
- メーカーそれぞれに推奨の時間があるので、その通りに時間を置き、排水をします。
- その後再度すすぎのために水を張り、追い炊きして排水をします。
- 最後にはシャワーで洗い流して終了です。
お風呂掃除全体に言えることですが、掃除後は水気をふき取ることが今後の掃除を楽にするためにもおすすめの作業です。
お風呂の大掃除で使う道具は何をそろえる?
お風呂の大掃除をする時には、どんな道具をそろえればよいのでしょうか?
基本的にはブラシやスポンジなど、汚れをこすり落とすことができるものであれば十分です。
しかし、最近は汚れを落としやすい色々なタイプの道具が市販されています。
お風呂の天井、フタなど掃除のしにくい場所には専用のものを用意しておくと、効率的に掃除することが出来ます。
次に挙げるこれらをあらかじめ用意しておくと、大掃除を始める時に安心です。
・掃除機
・クイックルワイパーなどの天井までとどくモップ
・ゴム手袋やマスク
・中性洗剤
・酸性洗剤
・塩素系漂白剤
・使い古しの歯ブラシ
・風呂釜専用の洗剤
お風呂の大掃除で使うおすすめの洗剤は?
お風呂掃除で使う洗剤は、汚れがよく落ちる反面、人体にも強いものが多いので、必ず注意点はよく守りましょう。
それでは、お風呂の大掃除で使うおすすめの洗剤についてご紹介します。
中性洗剤
『バスマジックリン 泡立ちスプレー 除菌消臭プラス』
定番洗剤です。お風呂によくできるピンク汚れによく効きます。さらに消臭効果もあります。
『おふろのルック』
泡切れがとても良い洗剤です。ワイドに泡が広がり、オレンジの香りで除菌消臭もできます。
『緑の魔女』
ドイツ生まれの環境にやさしい洗剤です。敏感肌の人におすすめ。排水溝の臭いの素まで分解してくれます。
『バスタブクレンジング』
むらなく広がるミスト上のスプレーをお風呂の浴槽にまんべんなく吹きかけたら、60秒待つだけ。あとはシャワーですすげばつるつるの浴槽が戻ってきます。
酸性洗剤
『スクラビングバブル バスクリーナー』
除菌から水あか落としまで、何役もこなす優れものです。
『茂木和哉 水アカ洗剤』
水あかに特化した洗剤で、研磨剤も一緒になっています。蛇口などにも適しています。
『お風呂用ティンクル』
せっけんカス、水あかの頑固なヌメヌメを簡単に落としてくれます。泡切れもよく時短節水にもおすすめです。
塩素系漂白剤
『カビキラー』
カビといったらカビキラーというくらいよく知られています。カビの根の奥の奥まで強力に浸透します。
『カビダッシュ 最強カビ専用・特濃ストロングジェル』
最強の塩素系漂白剤です。髪の毛をぐんぐん溶かすほどのパワーを持っています。
まとめ
お風呂の大掃除は、汚れに対して的確な洗剤を使用し、掃除をする順番を間違えなければ、思っている以上に簡単に終わらせることが出来ます。
そして、新たに汚れがつくのを防いでくれることもあります。
お風呂のちょこっとしたお掃除は、毎日行うことは難しいかもしれませんが、気が付いた時にでも少しずつ行えば、大掃除の時にはずいぶん楽になりますよ。
ぜひ、お風呂の大掃除を実践をして、気持ちの良いお風呂でリラックスしてくださいね。