小学生の男の子に友達トラブルは付き物です!
日々生活しているだけで起こるあらゆる友達トラブルに、私たち保護者はてんてこ舞いですね。
この記事では
- 小学生男子の公園・下校・仲間外れのトラブル事例
- 適切な親の対応
- 自分の子供が加害者になってしまった時の対処法
- 相手の親に怒鳴り込みされた時の対応の仕方
- 謝罪の仕方とマナー
など、今回は小学生男子の友達トラブルにスポットを当て、親としての対応方法や加害者となった時の謝罪方法など、まるっとまとめてお伝えします。
小学生の男の子は友達トラブルが起きやすい!
小学生の男の子は、たとえばどんな友達トラブルを起こしてしまいがちなのでしょう?
こちらでは、小学生の男の子が実際に起こした、友達トラブルの例を見ていきましょう。
公園トラブル
小学生の行動範囲である公園では、トラブルが起きやすいです。
どちらも、子供だけで公園に遊びに行った時に起こった事例です。
【事例①】
友達と公園に遊びに行ったA君が、軽いけがをして帰ってきた。
本人がいうには、友達に押されて転倒してしまったからだそう。
A君の保護者はしかし子供の主張を鵜呑みにせず、相手の保護者に連絡しなかった。
【事例②】
B君が公園から帰って来た後、友達の母親が訪ねてきた。
その人がいうには、B君が子供の自転車に乗って転倒し、自転車を壊してしまったとのこと。
B君は乗らせてもらったが転倒はしていないと主張。
下校時のトラブル
登校時は近所の上級性も一緒に集団登校しても、下校時はそれぞれといった地域は多いのではないでしょうか。
そういう事情もあって、小学生の男子には下校トラブルも起こりがちです。
【事例①】
泣いて帰宅したA君。
聞けば、下校時に同級生から「バカ」と言われてしまったのだそう。
おまけに信号待ちでちょっかいも出されて、とても嫌な気分になって泣いてしまったという。
仲間外れのトラブル
小学一年生くらいの友達関係だと、男の子はまだまだ子供っぽさを感じられますね。
一般的には、女の子の方が友達トラブルを抱えそうなイメージがありますが、たとえ小1の男の子だって、友達トラブルに遭ってしまうこともあります。
【事例①】
A君が複数の友達とある友達の家に行った時、なぜかA君だけ中に入れてもらえなかった。
母親にその時の気持ちなどを話して慰めてもらったことから、A君は後を引きずることはなかったという。
【事例②】
B君はある時、友達グループの中で仲間外れにされてしまった。
原因は、グループ内で流行っているゲームをB君だけ持っていなかったからだという。
以上のように、小学生の男の子は想像以上に友達トラブルに巻き込まれていることが分かります。
こちらでご紹介したトラブル事例を参考にしていただき、不要なトラブルからは子供を守れるようにしたいですね。
小学生の子供のトラブルで適切な親の対応をご紹介!
小学生の男の子が友達トラブルを起こすのは仕方ないとして、問題は親がどう対応すればいいか分からないことではないでしょうか。
子供のトラブルにおける親の介入は、小学生の場合どうなのでしょう?
感情的な行動は親の対応としてNG!
子供のトラブルに親が対応するなら、あくまで冷静であることに努めます。
もし、自分の子供が友達トラブルに遭ったとしたら、相手の子供やその保護者に怒りの気持ちをぶつけたくもなるでしょう。
ただし、そこで怒り任せにクレームをいうような真似はしないようにしましょう。
たとえば、子供の話を鵜呑みにして怒鳴り込みに行くと、案外こちらが加害者でもあったなんてこともあるでしょう。
仮に完全に被害者であったとしても、怒鳴り込むといった対応はかえって印象が悪くなってしまいます。
子供のトラブルにおける親の対応はやはり、どこまでも冷静であることが望ましいと思われます。
可能なら学校の先生にも介入してもらう
子供のトラブルを親同士で解決しようとすると、こじれて余計にややこしくなってしまうこともあります。
それを防ぐためにも、可能なら学校の先生に介入してもらいましょう。
親は基本的に子供のことを信じてかばいたいと思うもので、頭では分かっていても中立的な立場を取ることが難しいです。
多くの子供を平等に見る能力に長けた先生なら、その手助けをしてくれるでしょう。
また、過去に似たような子供のトラブルがあった場合には、謝罪の方法など、親の対応についてもアドバイスをくださるかもしれません。
以上、子供のトラブルに際して親のできる対応の例をご紹介しました。
トラブル内容によって一概にいえない部分もありますが、基本的なことでもあるので参考にしていただければと思います。
小学生の友達トラブルで自分の子供が加害者になってしまった時の対処法とは?
小学生の男の子にはやんちゃな子もいるので、被害者よりは加害者になる場合も少なからずあるかもしれません。
もし、小学生の子供が友達トラブルで加害者になってしまった時、親としてどう対処すればいいのでしょう?
※「○○君が~君に怪我をさせてしまいました」というように、学校から電話等でお知らせがあったと仮定しての話とします。
被害者となった子供の保護者に連絡する
先生から連絡をもらったら、まず行動を起こすようにしたいですね。
連絡先を知らなければ先生に教えてもらうなどして、悪かったという気持ちを一刻も早く伝えたいという姿勢を見せた方が無難です。
ただし、謝罪したい気持ちが前に出過ぎて、相手のことを考えられなくなってはいけません。
たとえば繋がるまで電話をかけたり、自分の都合で早朝や深夜に電話をかけたりということです。
相手に不快感を与えては謝罪の気持ちも伝わらないので、その点は気を付けたいですね。
相手に電話できたら4つのことを忘れずに!
被害者となった子供の保護者と連絡が付いたら、次の4つのことに注意して話をしましょう。
ポイント
- 子供の名前とその保護者であることを伝える
- 学校から説明を受けた経緯を、相手方と確認する
- 病院に行ったか・怪我の具合はどうか?
- 可能であれば直接謝罪に伺いたい旨を伝える
だいたい、このようなことを相手と話し合えればいいですね。
④の直接謝罪については、骨折や縫うほどの怪我など、比較的重い怪我をさせてしまった場合にすることが多いと思われます。
擦り傷程度であれば、電話でのお詫びで事足りる場合もあります。
とはいえ、それでも顔を出して謝ってほしいと感じる人もいるでしょう。
相手の親がどんな考えを持った人か分からず困った場合には、やはり学校側と相談するのも一つの方法です。
加害者といってもお互い様というニュアンスが強い友達トラブルもあるでしょうし、そういう時には親を通さずに先生が解決してくれる場合もあります。
子供のトラブルで相手の親に怒鳴り込みされた時の対応の仕方。
子供トラブルで困るのが、相手の親からの怒鳴り込みではないでしょうか。
こちらでは、子供のトラブルで相手の親から怒鳴り込みをされた時、どう対処すればいいかについてお話ししましょう。
※あくまで小学校の男の子に起こりがちな、割と軽度の友達トラブルを前提に話をします。
こちらは冷静さを保つ
怒鳴り込んでくる人は、とにかく感情任せで動いています。
そのため、その場で相手に冷静になってもらうことはなかなか難しいでしょう。
たとえば、自分の子供がA君にバカといったとしましょう。
しかし、A君は近所でも有名な癖のある子で、他の子にもからかい半分で暴力をふるったりするような子です。
それでA君の保護者が怒鳴り込んできたとして、あなたの気持ちはどうでしょう?
A君だってうちの子をイジメてるでしょ!と憤ってしまいますよね。
しかし、ここで相手のペースに飲まれてこちらも怒鳴り返すようではいけません。
相手の言い分はとりあえず聞き、子供がA君にバカといったことについては謝らせるのがいいでしょう。
その上であくまで冷静に、A君の日頃の行いについて話してみてはいかがでしょう。
何も、お宅の子にも非があるんですよと言いなさいというわけではありません。
怒鳴り込まれても、あくまで冷静でいることが大切ということです。
そもそも、子供のトラブルで被害に遭った側だったとしても、相手の家に怒鳴り込むという方法は普通ではありません。
相手に気持ちをぶつけに行く行為は、一般的に褒められたものではないと考えられます。
相手がどんなに酷くても、怒鳴り込みに行ってしまうとそれが変な方向にも行きかねませんし、こちらの評判をかえって落とすことにもなりかねないのです。
相手の出方によっては学校にも介入してもらう
怒鳴り込んでくる保護者というのは、クセモノが多い傾向にあります。
子供を思ってのことであっても、感情的になられては話も進みませんよね。
相手の出方が目に余る場合には、学校に介入してもらうことも視野に入れてみましょう。
学校で起こった友達トラブルでないとしても、日々子供のことを見ていてくれる先生が間に入ると、怒鳴り込んでくる親も考え方が変わるかもしれません。
相手に許してもらえる謝罪の仕方とマナー!
自分の子供が加害者になってしまった場合には、親として相手の保護者に謝りたいですね。
そんな時、どんな風に謝罪すればいいのでしょうか?
まさに子供が友達トラブルを起こしてお困りの人は、ぜひ参考にしてほしいと思います。
お互い様というニュアンスは出さない!
小学生の男の子の友達トラブルでよくあるのが、それぞれが悪くてトラブルになったというパターンです。
そういう場合には、お互い様だよねという気持ちが強くなりますね。
だからといって、謝罪時にそれを匂わせると相手を不快にさせてしまう可能性が高いですよ。
自分の子供がお友達に何かしてしまったら、もちろん申し訳ない気持ちでいっぱいになるはずです。
それでもどこか、相手にも非はなかったか、うちの子にも事情があったんじゃないかと子供の肩を持ちたくなるのが親ですよね。
親が信じてくれることは子供にとっては救いですが、謝罪の場ではそれをぐっと堪えましょう。
仮にお互い様で起こったケンカだったとしても、少なくとも自分の子供は何らかの形で加害者となってしまったのです。
ならばまずは、そのことを重く受け止めて謝罪するのがいいでしょう。
直接謝罪するなら相手の都合を優先すること
先ほども触れましたが、友達トラブルで大きな被害を与えてしまった場合、相手に直接謝りにいきたいですよね。
相手にきちんと謝りたいという姿勢はよくても、度が過ぎてしまうとかえって迷惑になるので注意しましょう。
直接謝罪を申し入れた場合、結構ですと相手が遠慮することはよくあります。
それではこちらの気が済まないと食い下がるのではなく、別の機会にお詫びするタイミングを探してみましょう。
また、謝罪にお伺いする場合には、相手の都合を第一に考えます。
まさか謝罪に行こうという人がそんなことを考えるとは思いませんが、「この日は仕事があるので…」などといった態度は言語道断です。
こちらが無理をしてでも、相手の都合に合わせて謝罪に伺いましょう。
その折にはマナーとして、お詫びの菓子折りなどを持参するといいでしょう。
実際に小学生の男の子を持つ母親の体験談
小学校に入学すると、急に親の目が届かない子供の世界が広がります。
わが家には息子がいますが、小学生になると、子供同士のトラブルが急に増えました。
男子はやんちゃですし、女子よりケガも多いです。
お友達とふざけていて、けがをさせてしまったり、おもちゃの貸し借りでトラブルが起きてしまったり…。
低学年の間は特に、トラブルを自分たちで解決する力もありませんので、親が介入することも増えてしまいます。
しかし、子供の話していることも正確な情報であるか確信がもてないため、解決法が難しかったり…。
小学生男子のトラブルについて、わが家の実体験をもとに書かせていただきたいと思います。
小学生の男の子、特に低学年の間は、お友達トラブルが起きやすいといわれています。
幼稚園や保育園時代は、お友達と遊ぶときも必ず保護者が付き添っていますので、子供同士のトラブルが起きても、現場を大人が見ていることがほとんどです。
ですから、子供同士がけんかする前に大人が仲裁に入れるし、自分の子が悪いことをした場合は、子供と一緒に謝ることもできます。
ところが、小学生になると登下校も子供だけになりますし、帰ってきたら子供同士で遊びに行ってしまいます。
親の目が届かない場面が多くなりますが、それでもまだ低学年なので、子ども同士では危なっかしい場面もたくさんあります。
わが家の息子は、小学1年生の頃、お友達と公園に遊びに行き、けがをして帰ってきたことがありました。
子供に事情を聞くと、お友達に押されてけがをしてしまったとのこと。
でも、正直、子供の話している内容を100%信じるわけにもいきません。
息子のことを信じていないわけではありませんでしたが、子供というのはやはり自分に都合のいいことをだけを親に報告しがちです。
お友達がわざと押し倒してきたかも明確ではなかったため、特にお友達の家に連絡したりはしませんでした。
これは、息子が被害者になったケースですが、加害者とされたトラブルもありました。
ある日、お友達のお母さんが、わが家を訪ねてきたのです。
そのお母さんとは面識がありませんでしたが、子供同士はよく一緒に遊ぶ仲でした。
お友達のお母さん曰く、公園でお友達の自転車に乗っていたうちの息子が転倒し、自転車を壊されたということ。
寝耳に水だった私はびっくりでした。
すぐに息子に確認したところ、確かに自転車は借りていたけど、転びそうになっただけで、自転車は壊していないと言い張ります。
これまた子供同士の現場ですので、誰が正しいことを言っているのかはわかりません。
このように、低学年の男の子は、やんちゃなのでケガをしたり、物を壊したりといったトラブルが多くなりがちです。
どこまで信ぴょう性があるかわかりませんし、大人が見ていないところで起きたトラブルの解決法はすごく難しいと感じます。
自転車を壊されたとわが家を訪ねてきた、お友達親子。
相手のお母さんはご立腹の様子でした。
わが家の息子は、自分のせいではないと言い張っていましたが、自転車が壊れている事実には変わりありません。
とりあえずその場で相手方には深く謝罪し、その日の夜主人と話し合って、自転車の修理代を支払わせてもらうことにしました。
子供のトラブルが発生したときの親の対応はとても難しいものがあります。
子ども同士のトラブルに親が介入しすぎるのもよくありません。
子供たちが自分たちでトラブルを解決していく方法を身につけていくよう、親は見守る姿勢でいることが本来は大切です。
でも、当時のわが家のトラブルの場合、相手の物(自転車)がこわれていました。
相手の物を破損したり、紛失したりといったトラブルが発生してしまった場合、子ども同士で解決するのが難しくなってしまいます。
また、今回のケースでは、相手のお母さんがご立腹だったのもあり、今後のことを考えると穏便に済ませるためにも、弁償することにしました。
小学生の保護者にもいろんなタイプの人がいます。
大事なのは、みんなが自分と同じ考えの持ち主ではないということです。
トラブルが発生したときは、トラブルの内容、相手との関係性など、いろいろなことを考慮して対処する必要があります。
悩んだ時は、ご主人や学校の先生に相談してみることをおすすめします。
小学生男子のお友達トラブルについて書かせていただきました。
小学生男子はやんちゃな分、トラブルが起きやすいです。
子供がお友達とトラブルを起こして落ち込んでいる様子があったら、見守りつつ、子供が話してくるのを待ちましょう。
下手に(問い詰めるような口調で)質問攻めしたりすると、余計に話してくれなくなるので、見守る姿勢を大切にしてください。
子ども同士のトラブルは子供同士に任せるという姿勢を持ちつつも、子供だけでは解決できない事態になってしまった時は、親が行動するようにしましょう。
子供の変化にすぐ気が付けるよう、また何かあったときは子供がすぐに相談してくれるよう、日ごろから親子のコミュニケーションを密にしておくことが大切だと思います。
小学生男の子の友達トラブル!適切な親の対応や気を付けたいポイントと上手な謝罪の仕方やマナーをご紹介!まとめ
小学生同士の友達トラブルは、単純である一方で大人のそれより面倒だったりしますよね。
本人たちだけでは解決できず、保護者が割って入らないといけない場合もあるのがその一因でしょう。
その一方で、大人が入るからこそややこしさが増すということもありますね。
今回は、そんな小学生の男の子が経験しがちな友達トラブルについてお伝えしてきました。
私も男の子の母親ですが、小学生男子は母親が思いもよらないトラブルを引き起こします。
頭を抱えることも多いかと思いますが、ぜひ今回の記事を参考にしていただき、解決の糸口を探ってほしいと思います。