わが家の夫は、頼めば家事をやってくれますが
それでも家事の出来栄えに妻としては不満を持っています。
やってくれるだけ有難いと思い
その時はありがとうだけ伝え
極力イライラは出さないよう努力をしています。
でも、自然と滲み出てしまっているかも(笑)
~わが家の例をご紹介~
・ゴミ出し→出すだけ
(ゴミ箱に新しい袋設置まではやらない)
・食器洗い→洗うだけ
(食器を拭き食器棚には戻さない)
・洗濯干して→干すだけ
(取り込まない、畳まない)
どうでしょう?
おそらく『分かる~!』と共感して
いただけるのではないでしょうか?
本当に言われた事だけしかできないんですよね(笑)
それでも、小言を言われるたびに
ミクロ単位ですが成長を重ね当初に比べれば
少しはマシになってきました。
世の旦那様たちは一体どういう状態なんだろう?
調べていくうちに
家事をしない夫のパターン
が何種類かある事がわかりました。
さて、あなたの夫はどのパターンに当てはまりますか?
家事をしない夫の心理パターン!あなたの夫はどのタイプ?
①【甘えん坊】タイプ
(心理パターン)
家事をやってくれる→自分のためにやってくれる→自分は愛されている
(解説)
幼稚です。まったく悪気はありません。だからこそ悪質。
②【面倒くさがり屋】タイプ
(心理パターン)
面倒くさい~、疲れてるしやらない。
(解説)
とにかく腰が重い。面倒だという気持ちが常にある。ゴミ屋敷住人の素質あり。
③【何も分かりません】タイプ
(心理パターン)
家事やった事ないから分からないよ~。
(解説)
実家暮らしが長い。家事自体に興味を持った事がない。
④【男なら仕事】タイプ
(心理パターン)
女は家事、男は仕事!
(解説)
間違えた考えの持ち主。女は家事、男は仕事という環境の家庭で育った。
いかがですか?
あなたのご主人は何タイプでしたか?
筆者の夫は
③【何も分かりません】タイプでした。
家事というキャンバスが真っさらな状態ですから
ある意味教え甲斐がある!
とプラスに捉える事ができました(笑)
夫に家事をさせるには長期戦を覚悟する!
相手の状態を把握したので、
ではどうやって家事をさせるのか?
それが問題だ!
①基礎の土台をしっかりと!話し合いをしてみて!
タイプ分けをしてみましたが、
どのタイプの男性にも
ひょっとしたら女性側にも
“ 家事は女がするもの(やらなきゃ)!
収入の少ない方がやるもの(やらないと)! ”
という考えが少なからずあると思います。
しかし、それは家事をしない理由
または家事をやらなければいけない理由には値しない
とお互い認識し直すべきです。
でも、これがとても難しい問題。
なぜなら非常に複雑な問題が絡み合って
女性が家事、男性は仕事という
現在の型ができてしまっているからです。
長時間労働、男女の賃金格差、低賃金、幼少期の育った環境…
その他まだまだ沢山の理由があると筆者は考えています。
それらの問題解決は困難ですし、
個人で解決できるのはわずかでしょう。
でも!もうちょっとシンプルに考えてみませんか?
使ったものは元に戻す。
汚したら綺麗にする。
簡単に言うと家事ってこういう事ですよね?
これって幼児が習う事です。
生活の基本です。
大人の男性が できない、やらない、忙しい…
その他の理由を使って家事をやらないと言うのは
どう考えてもおかしな事ではないでしょうか?
一度の話合いで相手を変える事はできません。
ぜひ気長に根気強く伝えてみてください。
②男性には家事を可視化で脳に情報を伝える!
さて、みごと旦那様が家事に興味を持ってくれたとして(笑)
初めのステップはどうするか?
ステップ1、家事を書き出し可視化する!
ステップ2、まずは一緒にやってみる!
この2ステップを踏むことをおすすめいたします!
ちょっと面倒ですけど、あとあと楽になりますから!
騙されたと思ってやってみて下さい!
【解説】ステップ1、家事を書き出し可視化する!
このステップは男性の脳の特徴を活かした
素晴らしい方法なんですよ!
細かい説明は省略しますが、
男性の脳は倫理性を重要視しており
男性の行動はすべて「目的」に意識を向けている!
というのが、どうやら男性の脳の特徴らしいのです。
たとえば仕事の場合、
たいていの仕事は段取りが大体決まっていて
そのフローに従い仕事を進めていきます。
仕事では明確な目的とそこへ向かうための段取り
が決められています。
だから男性はその小さなタスクをこなし
仕事をすることができる。
一方、家事は男性にとって目的が曖昧なミッション。
どこまでやるのか、いつまでに終わらせるのか?
明確には決まっていない家事。
だから男性は上手くこなす事ができないのです。
例として以前こんな事がありました。
掃除機を頼んだ時、
出かけるまで時間がないから10分で終わらせて!
と言った事があります。
こちらとしては、時間が無いしイライラしているので
短すぎる10分という具体的な時間を伝える事により
苛立ちを夫にぶつけたつもりでした。
しかし、何故かはりきって掃除機をかけ始めました。
そして10分後、見事ミッションをクリアした夫は
10分で終わらせたよ!
と活きいきとして満足そうなのです。
あ、そう。ありがとう。
なんで、あの時夫が活きいきしていたのか
分かりませんでしたが、
10分という目的が与えられ
クリアした事に喜びを感じていたんだなと理解しました。
もちろん掃除機をどの範囲、どの程度
やってくれたのかは分かりませんが(笑)
このように目的を与えれば
それに向かって一生懸命やってくれますので、
具体的に指示を出すと伝わりやすいです。
やり慣れていない作業なのでおそらく途中ですぐ忘れます。
メモで指示を渡しておくといちいち確認にこないので楽です。
メモ:
床掃除→掃除機をつかって→10分で終わらせる
ゴミ出し→ゴミを出す→ゴミ箱に新しい袋をつける
皿洗い→皿をあらう→皿をふく→食器棚にもどす→周りに飛び散った水気を拭く
どの程度細かく書くかはお任せしますが、
筆者の経験上、書いた事以外はやらない。
というのが夫のパターンなので
1から10まで書くようにしています。
【解説】ステップ2、まずは一緒にやってみる!
家事をやり始めたばかりの頃は
思っていた以上にできない状態に驚きます。
どれで食器拭いたらいいの?
どこに片付けらたいいの?
どこを掃除するの?
呆れずに教えてあげて下さい。
すべてはあなたの為にもなりますから。
こちらの忍耐も付きますし、家事の負担も減ります。
手取り足取り教えるうちに
自分でできるようになります!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
筆者の父母世代の話を聞いても
夫が家事をやらないという話題はよく出てきます。
生きた時代がそれを許していた時代ですから
しょうがないと諦めが多少はつきますが、
その時代のおかげで、
現代のご主人達にとって子育て・家事の
良いお手本が身近にいない状態です。
私たちの子供の世代が大人になる頃には
世の中に良いお手本になる男性が沢山いる!
そんな社会になっているといいですね。