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小学校で家庭訪問をする意味とは!?時期や最低限のマナーについても!

小学校 家庭訪問 意味

 

お子さんが小学校に入学すると、多くの小学校では、担任の先生による家庭訪問が行われます。

 

先生が家を訪問してくるなんて緊張する…めんどくさい!と、考える方も多いのではないでしょうか。

 

でも、家庭訪問って、「その子の家庭の事情を知るため」、「その子の安全確保のため」に、とても必要なことなのです。

 

今回は、小学校で家庭訪問をする意味と、その際の最低限のマナーなどについて書きたいと思います。

 

 

小学校で家庭訪問をする真の意味とは!?

 

早速ですが、なぜ、小学校では、家庭訪問を行うのでしょうか。

 

保護者に、子供の学校での様子、成績の状態などを伝えるだけなら、学校で行う個人面談だけでも、十分なはずです。

 

なぜわざわざ、担任の先生が生徒の自宅を訪問するのか。

 

先生たちの一番のねらいは、「子供の理解を深めるため」です。

 

家庭訪問をすることで、家の雰囲気、家族の雰囲気、その家庭の考え方、子供の生活環境など、いろいろなものが見えてきます。

 

もちろん、保護者と一対一で話をすることで、その家の教育方針だったり、その保護者が抱えている子育ての悩み、子供の家庭での様子などを聞く目的もあります。

 

でも、話を聞く以上に、その家を訪問することで、子供の環境や背景にあるものが先生たちには見えてくるのです。

 

だからといって、先生たちは、家庭訪問をしたときに、家の隅々までチェックするわけではありません。

 

普段より少し小ぎれいにしておくくらいの気持ちで大丈夫です。

 

ただし、家庭訪問だとわかっていながら、ものが乱雑に置かれてあったり、部屋が散らかり放題だったりする家の場合、子供も忘れものが多い子だったりします。

 

そういう子供の背景にあるものを見に来るのです。

 

また、家庭訪問は、「子供の家の場所の確認」という意味もあります。

 

子供の家がどこに位置しているのか、また通学路に危険な道はないかなど把握するために行われます。

 

そして、子供の家がどこにあるかを知っておくことで、何かあったときに、先生が駆けつけやすくなります。

 

「学校で具合が悪くなった」
「お友達とトラブルがあって喧嘩してしまった」

 

そういう場合、先生がすぐに子供を家まで送ったり、また家を訪問して何があったかを説明する場合があります。(多くは保護者が学校へむかえに行く場合がほとんどですが)

 

他にも、地域で危ない事件が起きた場合、先生が生徒を自宅まで送ったりする場合があります。

 

このような時、先生が一度も生徒の自宅を確認できていなかったら、いちいち地図で確認して家を探すことになってしまいます。

 

転勤してきたばかりの先生で、そのあたりの地形に詳しくない先生だったりしたら、いざという時にとても間に合いません。

 

家庭訪問で一度でも、子供の家を確認しておけば、いざというときに、スムーズに訪問することができるのです。

 

家庭訪問は、「子供たちの安全を守る」という意味でも、大変必要なことなのです。

 

小学校で家庭訪問をする時期はいつ頃!?

 

 

小学校 家庭訪問 時期

 

 

次に、小学校が家庭訪問をする時期について書きたいと思います。

 

学校によって、多少時期は異なると思いますが、多くの学校では、毎年4月~5月に家庭訪問が行われています。

 

新年度が始まり、クラス替えが行われたり、担任の先生が変わってから、新しい学年のスタートとして、家庭訪問が行われることが多いようです。

 

また、これとは別に、子供、家庭の事情に応じて、特別に家庭訪問が実施されることもあります。

 

生徒が学校を長期間続けて休んでいたり、学校で子供に気になる様子があった場合等、保護者の方とお話しするため、家庭の事情、環境を確認するために実施されます。

 

通常、このように、学校の年間行事として行われる家庭訪問と、例外的に行う家庭訪問があるはずですが、最近、学校によっては、家庭訪問を行わないところもあるようです。

 

例えば、私立の小学校の場合、子供たちは電車などに乗り、遠い地域から通学している場合があります。

 

自宅と学校が離れている場合、家庭訪問が行われない可能性もあります。

 

そういった場合、学校で面談をしたり、電話面談をしたりと、家庭訪問に替わる面談を行っています。

 

また、学習時間をたくさん確保するために、家庭訪問をあえて行っていない学校もあります。

 

家庭訪問が行われる期間は、多くの学校で、短縮授業になってしまい、普段より早く子供たちは帰宅します。

 

このように、家庭訪問のために、授業を短縮してしまうと、その分、子供たちの学習時間を確保できなくなってしまうのです。

 

学習時間を削ってまで、家庭訪問はしないという学校も最近ではみられるようになりました。

 

しかし、そういう学校でも、学校と家庭の情報共有は大切ですので、何らかの形で、面談は行われているはずです。

 

小学校の家庭訪問ってどのくらいの時間話すの?

 

 

小学校 家庭訪問 時間

 

 

さて、家庭訪問がいかに大切かを書かせていただきましたが、一体どのくらいの時間、先生とお話しできるのでしょうか。

 

先生に相談したいことがたくさんある!と思っている方や、逆に、そんなに話すことないんだけど…と、思っている方も、生徒一人あたりどのくらいの時間が確保されているのか気になっていると思います。

 

大体、多くの学校では、生徒一人当たり10分から15分の時間が割り当てられており、先生が順番に訪問することになっています。

 

10分というと、とても短く感じる方が多いと思います。

 

春に家庭訪問が行われる学校が多いので、先生と家庭訪問で初めて顔を合わせるというが場合がほとんどです。

 

そうなると、初めましてのあいさつをしてから、ちょっと子供の話をしたら、もうあっという間に10分すぎてしまった!それくらい短い時間だと思います。

 

たくさん相談したい方にとっては、とても物足りない時間かもしれません。

 

家庭訪問は、その期間に先生がクラス全員の家を訪問しなければいけないため、とても時間が限られています。

 

そこで、先生に相談したいことがたくさんあるからと言って、たくさん時間をとってしまうと、次に回るお宅の時間が大幅にずれてしまい、次のお宅にも、先生にも大変迷惑をかけてしまいます。

 

ですから、先生とたくさん相談したいことがある場合は、事前にそれを先生に伝えることが大切です。

 

あらかじめ伝えておけば、先生がその家を、その日、一番最後に回る家にしてくれたりします。

 

そうすると、次の人の時間を気にせず、話をすることができるからです。

 

事前に配る案内のプリントに、「相談したい内容がある人は、記入してください」と書いてあることがあります。

 

事前に、時間がかかりそうな家を把握してから、先生が回る順番を決めるためです。

 

また、こちらから先生に相談しなくても、先生側がたくさん話したい場合も、その家を一番最後にする場合もあります。

 

小学校の家庭訪問で聞くことをまとめておこう!

 

 

小学校 家庭訪問 聞くこと

 

 

1人当たりの家庭訪問での所要時間は10分から15分というお話をしました。

 

先生によっては、玄関先でさっと済ませる場合もあります。

 

限られた短い時間の中で、先生に子供のことを相談する場合、事前に家庭訪問で何を話したいかをまとめておくといいでしょう。

 

相談したいことがたくさんある場合も、その場でだらだら話したのでは、時間ばかりかかってしまい、先生にも迷惑をかけてしまいます。

 

「何を相談したいのか」「何を確認したいのか」を、事前に考えておくことで、短時間でも先生と蜜な話をすることができます。

 

また、話すことが特にないな…と思っているひとでも、あとになって、あれを聞いておけばよかった!と、後悔することのないよう、事前に、質問することなどをある程度考えておくことが大切です。

 

家庭訪問で先生に質問したいことをいくつかご紹介しますので参考にしてみてください。

 

家庭訪問で、質問すべき内容は大きくわけて4つあります。

 

学習面について

●宿題をなかなかやらないが、どのように声かけしたらいいのか。

●算数が苦手のようだが、学校の授業にはついていけているのか。

●授業中、まじめに話を聞いているか。

●授業中、発表できているか。

●他の子と比べて学習面で遅れをとっていないか。

※受験など考えている場合は、そのことも伝えておくといいでしょう。

友達との関係について

●お友達とは仲良く遊べているか。
(お友達とトラブルがあった場合は、そのことも伝えておくべきです。)

●友達をいじめていないか。

●友達にいじめられているということはないか。

●休み時間の様子について(友達と何をして遊んでいるか)

※いじめにあわないか心配する保護者の方は多いと思います。

しかし、自分の子供が加害者にならないことも大事です。

友達とのトラブルは、早く気づいて、対処することが大切です。

生活面について

●給食を食べる時、マナーは守れているか。

●好き嫌いが多いが給食は残さず食べているか。

●忘れ物を頻繁にしていないか。

●挨拶はしっかりできているか。

●給食係や掃除当番などの係活動を積極的に行っているか。

●遅刻せず学校に着いているか。

※学校で頻繁に注意されていること等がないかどうか、確認しておくことが大切です。

子供の性格、家庭環境などについて

これは、先生に聞くのではなく、こちらから、先生にしっておいてほしいことを伝えます。

家庭の事情、子供がどんな性格で、どんなところに注意して接してほしいかなどを伝えます。

●一人っ子で、わがままなところがあるが学校では大丈夫か。

●末っ子で、ついつい甘やかしてしまっているが、学校での態度はどうか。

●共働きで、子供の就寝時間がどうしても遅くなってしまう。学校で授業中眠そうにしていないか。

●家でゲームばかりしているが、本を読ませるにはどうしたらいいか。

 

家庭訪問は、学校と家庭の情報共有の大切な場です。

この機会に、子供の学校での様子を確認したり、家庭での子供の様子を先生にしっかり伝えられるようにしておきましょう。

 

小学校の家庭訪問で気をつける最低限のマナーとは!?

 

 

小学校 家庭訪問 マナー

 

 

家庭訪問の時期が近づくと、自宅に先生が訪問してくるということで、緊張している保護者の方も多いのではないでしょうか。

 

ここでは、家庭訪問で気をつけるべき最低限のマナーについて見ていきましょう。

 

まず、一番大切なことは、子供が学校から持ち帰ってきた、家庭訪問についてのプリントにしっかり目を通しておくことです。

 

家庭訪問が行われる少し前に、必ず学校から、家庭訪問についての案内プリントが配布されます。

 

学校や担任の先生によっては、事前に家庭訪問についてのお願いを知らせている場合があるので、確認しておくことが大切です。

 

予定時間は間違いなく確認し、その前後30分くらいは時間がズレる可能性があることを覚悟しておきましょう。

 

また、仕事をしている保護者の場合、仕事を休んだり、早退したりして、家庭訪問に臨むことになります。

 

あらかじめ、こちらから日程を決めたい場合は、なるべく早めに、先生に伝えておくといいでしょう。

 

早めに伝えておくことで、先生もスケジュールを組みやすくなるはずです。

 

先生が家庭訪問のスケジュールを決めた後で、変更したい場合も、速やかに報告することが、マナーです。

 

それから、家庭訪問時に飲食物を先生に提供したほうがいいのか、悩んでいる方もいると思います。

 

気を遣っておいしいコーヒーや紅茶を提供しようと考えている方もいるかもしれませんが、ベストは日本茶です。

 

コーヒーや紅茶は匂いがつくこともあり、一日に何件も家庭訪問をする先生にとっては、避けたいものです。

 

無難な日本茶(お茶)を少しつぐくらいでいいと思います。

 

しかし、最近では、家庭訪問は玄関先で行われることが増えてきています。

 

せっかくお茶やお菓子を用意したのに、玄関先の立ち話でおわったため、準備する必要はなかったということにもなりかねません。

 

事前に学校から配布されたプリントに、玄関先で行うと書いてある場合もありますので、よく確認しておいてください。(飲食物は遠慮しますと注意書きがある場合もあります。)

 

いずれにせよ、事前に配布される案内文をしっかり読み、確認しておくことが、家庭訪問前の最低限のマナーだといえます。

 

家庭訪問時に出すお菓子はこれがおすすめ!!

 

 

家庭訪問 お菓子 おすすめ

 

 

家庭訪問時は、コーヒー等よりも、日本茶がおすすめと書きましたが、お菓子を出す場合は、どんなものが好まれるのでしょうか。

 

ここでは、家庭訪問時に出すおすすめのお菓子についてご紹介したいと思います。

 

そもそも、家庭訪問の時に、お菓子を出す必要はあるのでしょうか。

 

結論から言うと、出してもいいけど、出さなくてもいい。という感じでしょうか。

 

あらかじめ、「飲食物は出さないでください。」と連絡があった場合は、もちろんそれに従うべきですが、そのような案内がない場合は、それぞれの家庭の考え方でいいと思います。

 

私の周りでも、「情報交換をすることが目的なんだから、特にお茶菓子は用意しないよ!」という家庭もたくさんありました。

 

先生からしても、どちらでもいいと思います。

 

でも、何か出さないと気が引ける…と考える方もいると思いますので、そういう方に向けて、おすすめのものをご紹介します。

 

まず、一番大切なことは、食べるのに時間がかからないものを用意することです。

 

できれば、一口サイズのお菓子がいいでしょう。

 

限られた時間の中で、話をするのに、お菓子を食べるのに時間がかかっては、気遣いのつもりが、逆に先生に迷惑をかけてしまいます。

 

ですから、さっと食べやすいものがおすすめなのです。

 

また、個包装のものであれば、先生が持ち帰ることもできますので、先生が手をつけなかった場合も、「よかったらお持ち帰りください。」と声掛けできるので便利です。

 

先生の荷物になって迷惑をかけてしまってはいけないので、無理強いするのではなく、一言声をかける程度で大丈夫です。

 

先生にいいイメージを与えたいからといって、高級なケーキやお菓子を用意する必要は全くありませんので、ご注意ください。

 

先生に気を遣わせない、時間をかけないことが一番重要になります。

 

まとめ

 

今回は、小学校で家庭訪問をする意味、その際の最低限のマナーなどについて書かせていただきました。

 

とくに、小学校に入学して初めての家庭訪問の時などは、勝手がわからず、緊張してしまうかもしれません。

 

でも、実は緊張しているのは先生も同じなのです。

 

新人の先生はもちろんのこと、ベテランの先生であっても、家庭訪問は緊張するそうです。

 

和やかに面談ができるように、また、聞きたいことがしっかり聞けるように、あらかじめ、内容をまとめておくことが大切です。

 

そして、最低限のマナーを守ってもてなすことができれば、満足のいく家庭訪問で終わることができるでしょう。

 

家庭訪問をめんどくさいと感じている方も、家庭と学校の情報交換の大切な場であることを理解し、積極的に臨んでほしいと思います。

 

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