子どもの寝かしつけが大変でイライラする、というのはよく聞く話です。
子どもは寝てほしいときに寝てくれないどころか、寝る時間になると活性化するものですよね。
それが年子の場合だと、どうでしょうか。
大変なんてものではなくなります。
年子というのは、1歳違いの兄弟のことです。
年が近い子どもが2人いる寝室というのは、想像以上に大変な状況になるのです。
年が近いと何が大変かというと、それぞれのライバル心が年の離れた兄弟の場合より強い点です。
何をするにも競い合い、ママの取り合いもします。
そして、年齢が近いと力関係や精神年齢があまり変わらないので、お互いに影響し合いやすいということも大変なポイントです。
どのような解決方法があるのか考えてみましょう。
年子の寝かしつけではイライラするポイントをしぼろう!
子どもは寝てほしいときに限って寝てくれないものです。
翌日早くから用事があるとき、親が疲れているから早く寝たいとき、決まって子どもたちは活性化します。
そしてそのようなとき、ママはイライラしますよね。
時間や気持ちに余裕がない、というのはイライラする原因になります。
そして、そのママの焦りが子どもたちに伝わってしまっている可能性は高いです。
子どもたちはよくママを観察しているので、気持ちの変化も見逃しません。
ママがリラックスして気持ちに余裕があれば、案外すんなり寝てくれる場合もありますよ。
ママは実際には余裕がなくても、あるように振る舞うことは有効な手段です。
または、寝室からママが姿を消すというのも良いですね。
子どもたちが寝てしまうまで、ひたすら放置するのです。
ママが寝室から出ていくと子どもたちもついてきてしまう、という家庭も多いと思うので、なかなか難しい方法であるのは間違いありませんが。
もしパパが在宅なら、上の子か下の子どちらかとパパに先に寝室に入ってもらって寝てもらうのもおすすめの方法です。
子ども1人ずつだと、年子2人が同室で寝るよりずっとスムーズにいくことが多いです。
どちらかが寝てしまっていれば、後で寝室に行く子供も割とすぐに寝てくれます。
年子の寝かしつけは下の子が寝ないから大変!!
年子の子どもたち2人とママが同じ寝室に入って寝かしつけ、これはよくあるシチュエーションですね。
このとき子どもたちのどちらかに元気が有り余っていると、2人の寝かしつけが余計大変になってしまいます。
疲れている方の1人はさっさと寝れば良さそうなものですが、そうはいかないのです。
理由は、元気な方の子どもが疲れている方の子どもが寝つくことを妨げるからです。
元気な方の子はとにかくもう一人の兄弟が気になって、ちょっかいを出し続けます。
疲れている方の子供もだんだんとイライラしてきて、それに応戦し始めるので収集がつきません。
そして、そのちょっかいを出す役割は、下の子がやっている場合が多いものです。
年子の上の子は、1学年とはいえ年上です。
毎日やることが下の子より少しハードで、体力を使うのです。
その結果、疲れて眠たくなるのは上の子で、元気が有り余るのは下の子ということになります。
普段けんかばかりしていても、下の子は上の子のことが大好きなものです。
ついちょっかいを出したくなる気持ちも、分からなくはないですね。
しかし、ママのイライラはピークでしょう。
年子の寝かしつけは同じ部屋じゃなかったら解決する!?
同時に同じ寝室で、年子を寝かしつけるのに疲れてしまったママ、一度は別室にするという考えを持ったことがあるのではないでしょうか。
年子それぞれを別室に寝かせて、大人は大人の寝室、といった分け方が最終的な間取りの予定の家庭は多いですよね。
それを一刻も早く実行したくなります。
しかし、それまでずっと年子兄弟とママの3人で寝ていた場合は、最初の抵抗が大きくなる可能性があります。
それにまだまだママと一緒にいたい年ごろの場合は、別室にすることで寝かしつけが余計に大変になってしまうことだって考えられます。
下の子は甘えん坊だから下の子とママ、上の子だけ別室、なんていうことにしたらもう大変です。
上の子の嫉妬はピークになり、寝かしつけどころではなくなるでしょう。
実は海外では、新生児の頃から母子別室にすることも珍しくありません。
文化の違いはありますが、これはとても合理的な方法です。
別室にするなら、物心つく前に実行するのが正解ですね。
同じ部屋じゃなかったら寝かしつけ問題が解決するか、という問題ですが結論は、寝かしつけ問題は解決しますが、別室にするための新たなストレスが発生します。
もし、年子2人が物心つく前なのであれば、それは今がチャンスです!
早めに別室にする計画を実行しましょう。
まとめ
子育てでは、大変なことがたくさんあります。
その中でも寝かしつけは、代表的なイライラポイントになりがちです。
ママが疲れている時間帯だから、イライラは余計に溜まることでしょう。
ママが焦ったりイライラしている状態であることを、子どもたちに悟らせないことが大切です。
子どもはリラックスしないと、眠りから遠ざかってしまいます。
それぞれを別室にするのであれば、早めのタイミングがおすすめな理由も前出の通りです。
日本も海外を見習って、早めに母子別室習慣を取り入れるのが良いかもしれませんね。