子育てに忙しい毎日。
子供の成長する姿はとても嬉しいし、日々感動にあふれています。
しかし、子育てには、ストレスや不安、イライラといったネガティブなこともつきものです。
今回はイライラの中でも、実母との関係についてお話ししたいと思います。
子育て中に実母にイライラしてしまう!!
私と、母は、世の中の親子と比べてみても、割合仲のいいほうだと思います。
それなりに反抗期もありましたが、母と特別口をきかないという時期もなかったし、何でも相談できる存在でした。
妊娠中も、母にはたくさん助けてもらったし、いろいろアドバイスももらったりしました。
不安な出産も、母がずっと隣で応援してくれたので(もちろん夫も支えてくれました)、心強かったです。
難産でしたが、息子が産まれたときは、母も涙を流して喜んでくれました。
このように、かなり親子関係は良好だったのです。
それが、出産後、実家に里帰りしてから、母との関係が少しずつ変化していきました。
今思えば、ホルモンバランスの関係もあったのかもしれません。
当時の私は、ちょっとしたことでイライラしていました。
とはいえ、産まれたばかりのかわいいわが子に、イライラをぶつけることはなく、私のストレスは、すべて母に吐き出していました。
母が毎食、食事をつくってくれているだけでもありがたいのに、「こんなバランス悪い食事じゃ、母乳がしっかりでないじゃない!」と文句をいいました。
息子のオムツ替えを手伝ってくれているのに、「そんなに雑にふかないで!」と、ヒステリックにいってしまいました。
とりあえず、事あるごとにイライラしてしまい、母にたくさん暴言を吐いてしまったのです。
実家で過ごした一カ月半で、たくさん母と喧嘩してしまった私は、半ば喧嘩別れのような形で、旦那との自宅へ帰りました。
自宅へ戻ってからは、母にイライラすることもなくなったので、穏やかに生活できると思っていました。
でも、現実はそんなに甘くなかったのです。
四六時中、赤ちゃんと二人きりの生活は、息がつまりそうになることが多々ありました。
一人きりで育児をしてみて、やっと、母への感謝の気持ちも生まれました。
イライラしてしまっていたけど、結局私は、母に甘えていただけだったということに気づいたのです。
自分のこれまでの言動を反省した私は、母に謝りました。
その後は、二週間に一度くらいの割合で、母が私の家に手伝いに来てくれるようになりました。
毎日一緒に過ごすわけではなく、母とたまに会う生活は、お互いにとって、プラスになりました。
私は、母に会うことで、育児を手伝ってもらえるし、母も孫に会えるのが楽しみのようでした。
また、円満な生活が訪れたと安心していました。
子育てにおいて実母の口出しはやっぱり大変!
しばらくは、母とのいい関係が続いていました。
月日は流れ、息子は一歳になりました。
保育園も無事見つかり、私は職場復帰をすることになったのです。
ところが、そこからがまた大変でした。
職場復帰したとたん、子供が体調を壊したのです。
仕事をしながらの育児は、これまでの生活より、さらに大変で、また母に頼る生活が始まりました。
私の代わりに、お迎えに行ってもらったり、私が残業で遅くなる時は、母に息子の食事やお風呂もお願いしていました。
夫も忙しい時期だったので、母の存在は本当にありがたかったです。
でも、母に預けすぎたことで、また問題が起こるのです。
母が息子と過ごす時間が増えるにつれて、すごく育児に口出しをするようになってきました。
「○○くんは、お歌が好きだから、ピアノを習わせたほうがいい。」とか、
「箸の持ち方が変だから、矯正箸を買って練習させたほうがいい。」だとか、
「おやつに市販のお菓子を食べさせるのではなく、なるべく手作りのものがいい。」
だとか、とにかくいろんなことに口出しをしてくるようになったのです。
母には息子を預かってもらっていたので、私も文句はいえないと、最初は堪えていましたが、途中から我慢できなくなってしまい、また、母との関係が悪くなってしまいました。
私が仕事を始めてからは、頻繁に手伝いに来てくれていた母ですが、揉めるようになってからは、また二週間に一回くらいしか、遊びに(手伝いに)こなくなりました。
仕事をしながら、母に頼らず育児をするのは、すごく大変でした。
でも、この二週間に一回くらいのペースは、母との良好な関係を築くにはちょうどいい頻度でした。
まとめ
母と娘の関係ってすごく難しいと思います。
私は今でももちろん、母のことが大好きです。
でも、育児を始めてから、二回も関係が悪くなりました。
やはり、あまりに頼りすぎたり、干渉しすぎたら(口出ししたら)、関係がうまくいかなくなることがわかりました。
実の親子だからこそ、甘えがでてしまい、揉めるのだと思います。
適度な距離を保ちながら、でも、本当に困っているときは助け合えるそんな関係がベストだと、実感したのです。