子どもの習い事に関しては、本当に家庭によって違いが出ますよね。
一度にたくさんの習い事をこなしている子どもから、一切何も習っていない子ども…
しかし、習い事というのは、いつから通わせるのが正解なのでしょうか。
早く始めた方が良い習い事もあるのだとしたら、そのタイミングは逃したくありませんよね。
みんなどうしているのか気になるところです。
ちょっと考えてみましょう。
幼稚園児から習い事する場合いつから何を始めるか!?
我が家には二人の幼稚園児がいます。
私の身の回りでは、年少のうちは幼稚園生活に集中させて、年中頃から習い事を始める、というのが多いパターンです。
我が家の子どもたちが通う幼稚園では、保育時間後に外部から習い事を教えに専門の先生が来てくれる制度があります。
体操や英語やお絵かき、鼓笛など、いろいろなものに挑戦することができます。
これらの習い事は、やるかやらないか自体、選択制であり強制ではありません。
ただし選択することができるのは年中からとなっています。
つまり、習い事を始めるのに適した時期は、年中であるという判断を幼稚園もしているのでしょう。
確かに年少ではまだまだ生活に手いっぱいで、習い事どころではない子どもが大半なのではないでしょうか。
ちなみに人気の習い事は、体操です。
ダントツで選択する家庭が多いのです。
体操の希望者が多い理由は、やはり幼稚園児のうちは子どもらしく体をたくさん動かすのが良いと考える家庭が多いからでしょう。
何より楽しそうに体操している子どもたちを実際に見ている年少児が、年中になったら自分も体操をやりたいと希望することが多いのです。
幼稚園児のうちは、ストレートに楽しさがわかる習い事の人気が高くなるのは自然なことですね。
それにまだ幼稚園児なので、本人がやりたいと言う習い事をさせてあげたいという親心もあるのでしょう。
幼稚園児の習い事…本人は辞めたいらしいんだけど…
幼稚園児に習い事を始めさせたは良いけど、肝心の本人が乗り気ではない、何なら積極的に辞めたがっている場合は困りますよね。
一度始めたものを子どものわがままで辞めさせてよいものか、というのが悩みのポイントではありませんか?
そんなことを許したら、今後もちょっと嫌ならすぐ辞めるという癖がついてしまって困りそうですよね。
私も同じ悩みを感じたことがあります。
そのとき我が家の場合は、とりあえず一年間続けさせました。
一年が習い事の区切りであることを説明したのです。
やはり子どもが辞めたいといってすぐに辞めることを許すのは、子どものためにならないと考えました。
それに一年は続けることができた、という事実が残るので子どもの自信にもつながるのです。
習い事を始めるとき、本当に続けていけそうか親と子どもで一緒に考えることも大切です。
初めから子どもが乗り気ではない習い事を、親の希望で始めさせるのはやめましょう。
そして習い始めたら一年は続けることを、初めに言い聞かせておくのも重要なポイントですよ。
そうすることで途中で子どもが辞めたくなったとき、「一年は続ける約束だったよ!」と言うことができます。
子どもにとっても、確かに約束したという事実があるのと無いのとでは違うはずですよね。
幼稚園児の習い事はそもそも何もさせないというのもあり!!
幼稚園児のうちから始めた方が良い習い事というのはあるのでしょうか。
一般的に、バイオリンなどの弦楽器は始めるのが早いほど良いと言われています。
また最近では、英会話も早めのスタートが推奨されていますよね。
どうしてもそれらの道に本職として進ませたい!という希望を親が持っている場合は幼稚園児のうちからしっかり習わせるという方法もあります。
しかし、親のわがままで、無理に習わせている状況というのは子どものためになりません。
むしろその習い事を心の底から嫌いになってしまって、意地でもその道には進まないぞ!という気持ちにすらさせてしまいます。
そうなってしまうくらいなら、思い切って幼稚園児のうちは何も習わせない方が良いです。
楽しく遊んで過ごす幼稚園時代も貴重な時間です。
本当に自分自身が習いたいと思える習い事ができてから習わせるのでも遅くはない場合がほとんどです。
その時期が来てから習った方が、子どもの身に付きやすいのは間違いありません。
学びたいという意欲は、習い事に一番大切な要素なのです。
まとめ
習い事はたくさんあって、どのように選んだら良いか分からなくなってしまっている方も多いですよね。
しかも回りの子どもたちが何かと習い事をしていたりすると焦りますよね。
でも、ちょっと落ち着いて考えてみましょう。
自分の子どもは、本当に幼稚園児のうちから習い事を始めるべきなのでしょうか。
どんな習い事が自分の子どもの適正に合ったものか、既に選ぶことができるでしょうか。
自分の子どもに合ったペースで習い事を始めれば良いのです。
親が焦って習い事をさせても、本人が嫌になってしまいます。
そうなれば、せっかく持っていたかもしれない可能性を消してしまうことにもなりますよ。