シャープの衣類乾燥除湿機CV-SH150とCV-RH140の違いを比較して、徹底解説します。
CV-SH150とCV-RH140の違いを比較したところ、以下の4つでした。
[st-kaiwa1 html_class=”wp-block-st-blocks-st-kaiwa”]本文にて、詳しくお話ししていきますね!
シャープ衣類乾燥除湿機CV-SH150とCV-RH140の違いを比較
シャープの衣類乾燥除湿機CV-SH150とCV-RH140の違いは、以下の4つです。
[st-kaiwa1 html_class=”wp-block-st-blocks-st-kaiwa”]では、それぞれの違いを詳しくご紹介しますね。
①除湿量の違い
除湿量については、どちらのマシンも、電源の周波数が50Hzか60Hzかで変わってきます。
50Hzと60Hzは、だいたい地域で分かれており、関東や東北、北海道などは50Hz、関西や中国地方、九州、沖縄などは60Hzです。
CV-SH150の場合、除湿機能の「標準」では、50Hzで1日12リットル、60Hzでは 1日13リットルですが、衣類乾燥の「速乾」だと、50Hzで1日13リットル、60Hzでは 1日15リットルです。
CV-RH140の場合、除湿機能の「標準」では、50Hzで1日11リットル、60Hzでは 1日13リットルで、衣類乾燥の「速乾」だと、50Hzで1日12リットル、60Hzでは 1日14リットルです。
数値が大きいほうがハイスペックなので、全体的に、CV-SH150の方が優れているということになりますね。
また、除湿できる面積の目安も異なります。
CV-SH150は、50Hzで15畳から30畳、60Hzだと16畳から33畳ですが、CV-RH140は、50Hzで14畳から28畳、60Hzは同じく16畳から33畳です。
なお、この数値に幅があるのは、狭い方は木造住宅の場合、広い方はコンクリート住宅の場合を示しているためです。
たとえば、60Hzの地域の場合、どちらのマシンも、木造住宅なら16畳程度、コンクリート住宅なら33畳程度の広さまで、快適に除湿が可能ということです。
50Hzの地域の対応面積は、CV-SH150の方が広いため、50Hzの地域に住んでいる方は、CV-SH150の方が良いということになります。
ただ、木造住宅で14畳以上、コンクリート住宅で28畳以上の部屋がない場合は、特に気にしなくても良いでしょう。
日本の住宅事情では、戸建てのかなり広いLDKでも、14畳を超えることはめったにないので、この点はあまり問題にならないかもしれませんね。
②衣服を乾燥するのにかかる時間の違い
除湿量が違うCV-SH150とCV-RH140では、衣服の乾燥にかかる時間も異なります。
およそ2キロの洗濯物を、衣類乾燥モードで乾燥させる場合、CV-SH150は、梅雨時だと57分、冬の時期には75分かかります。
一方のCV-RH140は、梅雨時には64分、冬の時期には80分かかります。
時間は短い方が良いので、CV-SH150の方が 優れていますね!
③電気代等の違い
電気代は、衣類乾燥機に限らず、家電を買う上で最も気になる点のひとつですよね。
両者のマシンは、そのあたりも異なるので、細かく紹介しますね。
まず、CV-SH150の消費電力は、衣類乾燥モードの「速乾」だと、50Hzの場所では695W、60Hzの場所で715Wです。
除湿モードの「標準」では、50Hzも60Hz も同じく305W、衣類消臭ではどちらも45Wです。
CV-RH140の消費電力は、同じ衣類乾燥モードの「速乾」だと、50Hzの場所で660W、60Hzの場所で695Wです。
また、同じく除湿モードの「標準」では、50Hzの場所で275W、60Hzの場所で295W、衣類消臭ではどちらも45Wです。
ワット数(W)ではわかりにくいですが、電気代にすると、違いが見えてきます。
CV-SH150の電気代は、公式サイトによると、衣類乾燥モードの「速乾」を1時間使用した場合、どちらの周波数帯でも、およそ22円です。
除湿モードではどちらも1時間で9.5円、衣類消臭ではどちらも1.4円です。
CV-RH140の電気代は、公式サイトによると、衣類乾燥モードの「速乾」だと、50Hzの場所ではおよそ20円、60Hzの場所では22円です。
また、同じく除湿モードの「標準」では、50Hzの場所では8.5円、60Hzの場所では9.1円、衣類消臭ではどちらも1.4円です。
これだけ見ると、全体的にCV-RH140の方が安いですね。
ただ、これは1時間使用した場合の電気代です。
上でも紹介した通り、衣服を乾燥させるのにかかる時間は、梅雨時の場合、CV-SH150は57分ですがCV-RH140は64分と異なります。
公式サイトによれば、そのときの電気代は、CV-SH150はおよそ22円でCV-RH140は23円です。
時間が短い分、CV-SH150の方が安いですね!
とは言え、どちらもとても安価です。
毎日衣類乾燥に使用したとしても、1ヶ月の電気代を見ると、CV-SH150が660円、一方のCV-RH140は690円です。
仮にコインランドリーの乾燥機を使うとなると、1回300~400円程度のことが多いので、毎日使用したら、1ヶ月で9000~1万2000円もかかってしまいます。
こうしてみると、どちらのマシンも、かなり高性能ですね♪
④運転音の違い
CV-SH150の運転音は、衣類乾燥の「速乾」「標準」だと49dB、静音モードである「音控えめ」だと37dBです。
除湿も同じく、「標準」は49dB、「音控えめ」だと37dBですが、衣類消臭は、「標準」で53dB、「音控えめ」で34dBです。
また、CV-RH140の運転音は、衣類乾燥の「速乾」「標準」だと51dB、「音控えめ」だと39dBです。
除湿は、「標準」で51dB、「音控えめ」だと39dBで、衣類消臭は、「標準」で53dB、「音控えめ」で34dBです。
衣類消臭の数値は同じですが、衣類乾燥と除湿においては、CV-SH150の方がやや静かです。
やはり全体的に見てCV-SH150の方が優れていますね!
ただ、数値的な差はかなり小さいので、聴き比べても、あまり違いはわからないかもしれません。
ちなみに、騒音のレベルで言うと、各モードの「標準」「速乾」で出る約50dBの音は、家庭用のエアコンの室外機や換気扇と同じくらいの音で、大きめの音と言えます。
ただ、日中に使用するぶんには、騒音というほどうるさくはないですね。
一方、「音控えめ」はどれも40dB以下ですが、これは、図書館や閑静な昼間の住宅地くらいの音で、音は聞こえるものの、会話の邪魔にはならない音量です。
こちらは、子どもが昼寝している隣の部屋などで使っても、おそらく大丈夫でしょう。
どの機能も、そこまで音は大きくないので、使いやすいですね!
シャープ衣類乾燥除湿機CV-SH150とCV-RH140共通の機能や特長
ここからは、CV-SH150とCV-RH140の共通の機能や特長についてお話ししますね♪
[st-kaiwa2 html_class=”wp-block-st-blocks-st-kaiwa”]CV-SH150、CV-RH140どちらもおよそ2キロ、人数にすると4.5人分の洗濯物を、一度に乾かすことができますよ!
ハイブリッド方式なので除湿が早い
CV-SH150及びCV-RH140は、温度を下げながら湿気をとるコンプレッサー方式と、除湿ローターで水分を集め、乾燥させるデシカント方式の、2つの機能を持つ、ハイブリッド式の衣類乾燥機です。
コンプレッサー方式は、夏場など温度が高いときに効果が高く、電気代も安いのですが、寒くなるとあまり威力を発揮しません。
一方で、デシカント方式は、電気代はそれなりにかかるものの、季節に関係なく、いつでも高い除湿力を誇ります。
CV-SH150やCV-RH140は、暑い時期はコンプレッサー方式で、寒い時期はデシカント方式でと、自動的に機能を切り替えて除湿を行います。
そのため、一年中、除湿力が落ちないのです。
また、デシカント方式の除湿機には、必ずヒーターが搭載されていますが、CV-SH150及びCV-RH140のヒーターは、安全な「PTCセラミックヒーター」を使用しています。
ヒーターというと、熱くなりすぎて危険なこともありますが、PTCセラミックヒーターは、温度が上がりすぎず、安定しているので、そうした心配がありません。
外出中に使用しても大丈夫な設計なので、安心して使えますね!
自動モードと幅広い風で効率的に洗濯物を乾かす
CV-SH150及びCV-RH140の衣類乾燥機能には、「エコ自動モード」というモードがあります。
これは除湿と送風を、自動的に切り替えながら運転するモードです。
どちらのマシンにも内蔵されているセンサーが、衣服の乾き具合をチェックして、適宜運転を切り替えてくれるのです。
おかげで、無駄な電気を使わないので、電気代が節約できます。
ちなみに、このエコモードは、除湿機能にも搭載されているので、部屋をカラッとさせたいときも、電気を節約しながら使えますよ♪
また、CV-SH150やCV-RH140には、運転を始めてから12時間経過すると、運転が自動的にストップするオートオフ機能もあります。
電源を切り忘れても、いずれ止まってくれるので、これも電気代の節約になりますね!
プラズマクラスターを搭載
シャープといえば、空気清浄機のプラズマクラスターが有名ですよね^^
シャープ製CV-SH150とCV-RH140にも、「プラズマクラスター25000」が搭載されています。
衣服を乾燥しつつ、プラズマクラスターを放出するおかげで、ウイルスや菌、カビを除去することが可能なほか、生乾き、汗、タバコなどの嫌なにおいを取り除く効果も期待できます。
においは、通常、時間とともに消えていくものですが、これらのマシンを使用すれば、1.5倍もの速度で消臭できるそうですよ!
さらに、においが再発しないように、「臭い戻り対策モード」という機能もあります。
上で紹介した「エコ自動モード」で乾燥を行うと、乾燥が終わった後も、引き続きプラズマクラスターを放出するので、においがつかないのです。
乾燥した洗濯物をすぐに取り込まなくても良いので、時間に余裕ができますね!
さらにCV-SH150及びCV-RH140には、「衣類消臭」という機能もあります。
スーツなど、すぐに洗濯するのが難しい衣服ににおいが付いてしまったときは、ぜひこれを活用してくださいね♪
洗濯物全体に風を送るワイドルーバーを搭載
CV-SH150及びCV-RH140には、上下左右に幅広くスイングする、「広角ワイドルーバー」が搭載されています。
左右165センチの広さに風を送るほか、上だけ、下だけに風を送ることも可能です。
そのため、真上に干した洗濯物を効果的に乾かすほか、広く干しても、段にして干しても、どこにでも風を送ることが可能です。
特定の洗濯物だけに、ピンポイントで送風することも可能ですし、床に置いた靴などを乾かすのにも使えますよ!
排水し続けて長時間運転することも可能
衣服を乾燥したり、除湿を行ったりすると、それぞれのマシンのタンクに水が溜まります。
タンクが満水になると運転がストップするので、定期的に捨てる必要がありますが、洗濯物が大量にあるときなどは、たびたびストップすると、面倒ですよね。
そんなときは、マシンの背面に、ホースを接続してください。
ホースの先端をお風呂場などに設置すれば、自動的に排水しつつ、衣服を乾燥することが可能になります。
何度も水を捨てる必要がないので、とても便利ですね♪
なお、ホースは付属しないので、市販のものを利用してください。
タンクが便利
CV-SH150及びCV-RH140は、排水用のタンクも優秀です。
本体から取り出すときに、スムーズに動くように設計されているので、水がこぼれにくいです。
さらに、ハンドル付きで運びやすいですし、水を捨てるときは、フタに空いた排水口から捨てれば良いので、水が一気に出てしまうことがなく、周辺を汚さずに捨てることができます。
なお、タンクは、1週間に1回程度は掃除することが推奨されています。
意外と頻度が高いように思えるかもしれませんが、食器用のスポンジと洗剤で丸洗いできるので、とても簡単ですし、内側には凹凸が少ないので、洗いやすいですよ!
使いやすい機能がたくさんある
CV-SH150とCV-RH140は、どちらも幅が36.5センチ、奥行きが23.5センチと、とてもコンパクトです。
使うときも、収納するときも、場所をとらないので便利ですね!
また、背面には、大きなフィルターが付いています。
衣服に送る風を取り込む際、このフィルターでホコリを取り除くので、いつでもきれいな風を放出することができます。
さらに、衣類乾燥や除湿などが終わったあとに、「内部乾燥」を行うことも可能です。
これは、内部の水分を乾燥させて、本体を清潔に保ってくれる機能です。
いつでも清潔に利用できるので、嬉しいですよね♪
シャープ衣類乾燥除湿機CV-SH150がおすすめの方
CV-SH150がおすすめの方
- スピーディーに衣服を乾燥させたい方
- 電気代を節約したい方
- 音は少しでも小さい方が良い方
シャープ衣類乾燥除湿機CV-RH140がおすすめの方
CV-RH140がおすすめの方
- 安いほうが良い方(ネットショップで最大4万円ほど安いです^^)
シャープ衣類乾燥除湿機CV-SH150とCV-RH140違いを比較!どっちがおすすめ?
シャープの衣類乾燥除湿機CV-SH150とCV-RH140は、サイズや搭載している機能はまったく同じです。
ただ、全体として、CV-SH150の方が優れています。
乾燥にかかる時間が短くてすみますし、その分電気代も安くなり、音まで小さいです。
これだけ見ると、明らかにCV-SH150の方が良さそうですよね。
ただ、その差はそれほど大きなものではなく、乾燥にかかる時間は7分、電気代は1回最大2円、音は2dBしか変わりません。
そこで注目したいのは、それぞれの価格です。
CV-SH150は、2024年4月現在、公式サイトでは、8万4800円で販売されています。
他の大手ネットショップを見ても、安くて7万5000円前後です。
一方、CV-RH140は、どのネットショップでも、だいたい4万円台で購入できます。
この点をどう考えるかが、問題ですよね。
正直、7分、2円、2dBの差で、3万円近くも価格が変わるのであれば、少々スペックが低くても、安いCV-RH140の方が良いと思います。
ただ、乾燥時間の7分というのは、使用する方によっては、かなり長く感じられるかもしれません。
少しでも時間を短くしたいなら、CV-SH150を選んでくださいね!