育児には、日々いろいろな悩みがありますが、寝かしつけに悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
実際、私も、わが子の寝かしつけにはかなり悩まされました。
今回は、私の経験をもとに、赤ちゃんの寝かしつけについてお話ししたいと思います。
赤ちゃんの寝かしつけは大変!!
わが家には、二人の息子がいますが、長男はとくに寝つきの悪い子でした。
寝かしつけの時間になりベッドに連れて行くのですが、なかなか寝てくれません。
泣いたりぐずったりするわけではないのですが、とにかく元気で全く眠そうではありません。
寝る前に授乳してみたり、絵本を読んでみたり、色々試してみましたが、全くダメでした。
疲れさせようと、リビングに連れていき、思いっきり遊んであげたこともありましたが、ますます興奮してしまい、失敗に終わりました。
毎日2時間くらいかけて寝かしつけをしていました。
次第に私は、寝かしつけの時間にイライラするようになりました。
すごく時間の無駄に思えてくるのです。
寝かしつけの後、洗濯や旦那の夕飯の準備、やりたいことはたくさんあるのです。
それにもかかわらず、なかなか寝てくれないと、思うようにいかないことにイライラしてしまいました。
そのイライラって、今思えば、子供にも伝わっていたのです。
睡眠って、安らぎの時間であるべきで、ゆったりとした気持ちで眠りにつくほうがいいに決まっているのに、私がイライラしていたのでは、子供が寝てくれるはずがありません。
でも、当時の私はそれに気づくことができませんでした。
気づかず、ただただ、毎日寝かしつけの時間にイライラしてしまっていました。
赤ちゃんの寝かしつけには抱っこが一番!?
寝かしつけに苦労していた私ですが、いろいろな方法を試した結果、抱っこ紐にわが子を入れて、揺らしながら寝かしつける方法で、多少寝かしつけに成功するようになりました。
時間は30分ほどかかるのですが、部屋を真っ暗にして、抱っこ紐で揺らしていると、寝てくれるようになりました。
これまで寝かしつけに2時間かかっていたのですから、30分で寝てくれるようになっただけでも、すごくありがたかったです。
すっかりこの方法が気に入った私は、毎晩寝かしつけの時間になると、抱っこ紐を使うようになりました。
しかし、この方法、デメリットもありました。
子供は成長するにつれ、体重が増え、重くなっていきます。
その分、抱っこするのは辛くなっていくのです。
それにもかかわらず、寝かしつけは抱っこ紐が定着してしまったわが子。
抱っこ紐でしか寝なくなってしまっていたのです。
長男が2歳近くになるまで、恥ずかしながら抱っこ紐で寝かしつけをしていた私。
当時の私は肩こりに悩まされ、頭痛までするようになってしまいました。
ですから、寝かしつけに抱っこ紐を使うことは、あまりおすすめとは言えません。
この反省点を生かし、次男の時は、はじめから抱っこで寝かせるという方法は使いませんでした。
赤ちゃんの寝かしつけのコツ!
長男のときの反省点を生かし、次男のときは、次のような方法で寝かしつけをしました。
寝かしつけをするときは、自分も寝ていいという状況で、隣に寝る。
寝かしつけの後に、何かしようと思わない。
なるべく寝かしつけまでに、やるべき家事は終わらせておく。
ママが寝てしまえば、子供は必ず寝ます。
寝る一時間前以降は、テレビをつけない。
テレビは子供にとって刺激の強いものです。
日中見せていたとしても、夕飯後は見せないことにしました。
抱っこするのではなく、手をつないで寝るようにした。
抱っこは、子供が重くなってくると大変ですが、肌が触れ合うことで子供は安心して眠りにつきます。
手をつなぐことで、ぬくもりを感じながら眠りにつけます。
夕飯後は、子供をあまり興奮させない。
疲れさせようと思って思いっきり遊ばせるのは、かえって子供を興奮させてしまいます。
日中思いっきり遊ばせ、夜は絵本の読み聞かせなど、ゆったりした気持ちで過ごします。
寝かしつけのコツを紹介させていただきました。
長男のときは、本当に苦労した寝かしつけでしたが、次男のときは、色々反省点を改善したおかげもあって、そこまで苦労することはありませんでした。
何より、私がイライラして寝かしつけをしなかったことが一番よかったのだと思います。
自分も一緒に寝てしまう方法は、本当におすすめです。
まとめ
赤ちゃんの寝かしつけについてお話しさせていただきました。
寝かしつけに限らず、ママの気持ちって、赤ちゃんにはすごく伝わります。
毎日ストレスを抱え、イライラした気持ちで、赤ちゃんに接していると、赤ちゃんにもそれが伝わり、赤ちゃんも機嫌が悪いことが増えてしまいます。
何でも頑張りすぎない!
家事は後回しで、自分も一緒に寝てしまおう!
そんな開き直った気持ちが、子育てには必要だと感じます。