部活をやめる時の顧問への言い方は、例えばケガであったり、学業に専念したいということであったり、具体的な理由を言って伝えることが大切です。
今回は、部活をやめる時どうしたらいいの?という疑問に答えるため、顧問への伝え方の例文やタイミング、上手な伝え方と納得してもらう方法、もしもしつこく止められた時の対処法などをお伝えします。
これを読んでもらうと、今部活をやめようと考えているあなたの力になれるはずです。
部活を辞める時の顧問への言い方!理由別に例文をご紹介!
部活をやめる時、一番困るのは顧問への言い方です。
言うときの理由は、具体的にしなくてはいけません。
「面倒くさい」「疲れた」などの理由は、意思が弱いので「そんなんじゃ将来やっていけないぞ!」と言われそうですよね。
顧問に納得はされなさそうです。
でも、理由は人それぞれで「人間関係が上手くいっていない」「怪我(病気)をした」「学業に専念したい」「家庭の都合がある」など様々です。
理由別で例文を紹介していきましょう。
学業が理由で辞める場合
切羽詰まっている感がありますよね。
実際部活よりも勉強しないと将来のために大学に行けなくなってしまうので、わかってもらえる理由と説明でしょう。
と練習がハードでつらいという理由もある場合は、勉強の事実を伝えて言うことも大事でしょう。
怪我や病気などの身体的理由の場合
人生、部活だけではないですからね。
日常に支障をきたしてはいけないと誰もが思ってくれます。
病院で診てもらっている方は「ドクターストップ」がかかったら、辞めるきっかけになりますね。
ここで休部したら?とか言い出される場合もあるかもしれませんが、自分の状態をわかっているのは自分だけです。
自分は戻ることができないと感じているなら、はっきり言えば辞めることになるでしょう。
「体力的にきついから」だとなかなか説得はできず、止められてしまいます。
体力はやっていくうちにつくという考え方もあるので。
それ以上の物理的な理由は必要ですね。
練習が忙しい、ハードだからやめる場合
本当は、朝練や居残り練などがきつい、バイトがしたいという理由があっても言い方としては、
など身体的理由にしてしまったり、勉強をしたいという理由にしてしまうことで納得してもらえるでしょう。
気を付けることは、バイトをしていることがバレないようにしてくださいね。
人間関係が理由で辞める場合
これは、明らかな理由ですね。
辛い状況を知らなかった顧問にも責任はあります。
このように、正直に事実を伝えたほうが良いでしょう。
精神的な苦痛は体力よりもつらいです。
ただ辞めたいというだけで、なんとなくの理由では辞めさせてもらえません。
しっかり考えた具体的な理由をつけて、もしかしたらそれが嘘でも、納得してもらえればOKです。
正直に言うことも大切です。
例文を参考に、あなたの言い方を考えてみてくださいね。
部活を辞める意思を顧問に伝えるタイミングはいつがいい?
もう一つ大切なのが、顧問に辞めると言うタイミングですね。
身体的な理由でドクターストップがかかると、もうその時点で切り出さなくてはいけないかもしれませんが、
そうではない場合は、
- 大会が終わったとき
- 進級する前の3月
- 長期休暇中
- 区切りがついたとき
などが良いタイミングでしょう。
大会が控えているときは、部員みんながピリピリしていて「なんでこんな時に辞めるんだよ」と思われ、かなり無責任な辞め方なので避けておいたほうがいいです。
ひと段落した後が一番良いタイミングですね。
進級する前は、キリがいいですね。
学業に専念したい方であれば、次の学年から勉強に力を入れたいと言えます。
長期休暇中は部活の仲間と顔を合わせることが少なく、知らない間に辞めているということもできます。
変に仲間に止められたり騒がれたりするよりはいいかもしれません。
人間関係に悩んでいるときはこっちのほうが楽かもしれません。
区切りがついたときというのは、「スタメンに選ばれなかったらやめよう」とか「次の大会に負けたらやめよう」とか自分の中で決めたタイミングです。
あとあと後悔しないように、一区切りつけて辞めることも大切です。
いろいろなパターンがありますが、自分のおかれた状況を考えてタイミングを決めてください。
タイミングを逃すと、またズルズルと続けていって後悔することのないよう決めておくといいですね。
部活の顧問が怖い場合の切り出し方と上手な伝え方を伝授!
顧問へ切り出す際は、「相談」というより「報告」の方が良いでしょう。
「悩んでいます」はそのまま説得されてしまいます。
決めたと伝えましょう。
この「報告」の場合は親にも相談しておき、親の了承を得ているということも付け加えて報告することが必要です。
中にはものすごく怖い顧問の先生もいますよね。
そんな顧問には言いにくい…それでも辞めますと言うには
その1 言ってスッキリした未来を想像する
言わないと辞められません。
勇気を出して言ったら辞めてスッキリできます。
そのことを想像して勇気を出すことも大事です。
その2 周りに宣言しておく
親はもちろん、友達など周りの人に辞めるということをもう宣言しておきます。
自分を後に引けない立場にして、そのままの勢いで勇気をもって言ってしまいましょう。
その3 親に言ってもらう
顧問が怖くてつらいという理由もありますよね。
その場合は親に相談して、親から言ってもらうことも大事です。
精神的苦痛を受けていれば、立派なパワハラです。
それ以外の理由でも、辞めさせてくれなさそうな顧問には、親から言ってもらえば、顧問も止められないでしょう。
顧問が怖いからといって何も言わず幽霊部員になっていって…なんて人もいるかもしれませんが、指導してくれた顧問へも、一緒に頑張った仲間のためにも礼儀として報告することが必要です。
本当にあなたが辞めたいのであれば、勇気をもって、怖い顧問なんて関係ない!絶対やめる!という気持ちで勇気をもって言い出すことがいいでしょう。
顧問に止められる時に納得させる方法。
顧問の先生を納得させるには、とにかく「辞める」という意思を固く持って伝えることです。
理解をしてくれる理由を言うことが大事です。
「思ったよりきつかった」「バイトがしたい」「自分の時間が欲しい」「楽しくない」だけでは理由にはなりません。
例文にもあるような具体的な理由を言いましょう。
すると顧問も理屈がわかって納得してくれます。
一度、辞める理由を整理してみるのも大事です。
その時の一過性の「辞めたい」という気持ちであると見透かされるし、後悔する可能性も出てきます。
何で辞めるのかを整理し、辞めた後どう過ごしていくかということも考えておいたほうが良いでしょう。
聞かれたときにもしっかり考えをもって説明できます。
顧問がしつこい場合の対処法を紹介します。
部活をやめる時の言い方を説明してきましたが、顧問の先生はしつこく止めてくることもあるでしょう。
そういう時にどうすれば良いのか…
意思を固くもち、正直な気持ちや具体的な理由を伝えて、なんと言われても変えない気持ちでいましょう。
そして最後はもう「ありがとうございました。」と辞めてしまうことが一番です。
普段から愛情をもって生徒に接してくれている先生なら、あなたのことを第一に考え無理に引き止めず気持ちを汲んでくれます。
もし、そうでないようであれば、それは本当に愛情をもって言ってくれているのか?と疑問に思うことも必要です。
顧問が苦で精神的につらい思いを背負って生活していくことはあなたにとって良いことではありません。
他の人、親や担任の先生に相談することも必要です。
部活を辞める時の顧問への言い方!まとめ
今回は、部活をやめる時の言い方、顧問への対応などを紹介してきました。
どんな顧問でも、意思を固く持って具体的な理由を言うことは必要です。
それを整理して納得させられるように考えておきましょう。
辞めて後悔するのも嫌ですし、辞められずズルズル引きずっていくのも嫌ですよね。
記事を参考に考えて勇気を出して踏み出してみましょう。