せっかく作った肉じゃがの味が薄くて困ったことありませんか?
簡単にすぐ手直しが出来る方法があります。
それは、適量の醤油と砂糖を入れることです。
その他に濃縮タイプの麺つゆや、すき焼きのたれなどで調整することも可能です。
そもそも作りたては味がまだ染み込まずに、薄いなぁ~と感じるときがあるかもしれません。
なので少し置いて様子をみるのもひとつの手です。
この記事では
- 肉じゃがの味が薄いとき、味が染み込まない時の対処法
- 最適な煮込み時間と冷ます時間
- 肉じゃがのリメイク方法
について詳しくご紹介します!
どうも肉じゃがを作るのは苦手だなぁ…と思っているあなたもこれを見ればもう一度作ってみようと思うはずです!
ぜひ、参考にしてみてくださいね!
肉じゃがの味が薄い時に濃くする方法!
味が薄い時は煮汁がたくさんある場合、半分くらいに減らしてから醤油と砂糖を少量加えてみましょう。
そもそもの出汁の量が少ないのかもしれません。
調味料を入れ足す前に、ほんだしなどの出汁を少し多く入れてみるのもいいと思います。
濃縮タイプの麺つゆ(できれば 3 倍、4 倍がおすすめ!!)や、すき焼きのたれ、焼肉のタレを少し足 すのもおすすめですよ。
これらの調味料は醤油、砂糖、みりんなどで出来ているので、肉じゃがにもぴったりといえます。
味見をしながら調節してみてくださいね!
この間ずーっと煮込み続けるのやめてくださいね!煮崩れの原因になってしまいますのでね。
肉じゃがの味が染みないときの対処法をご紹介!
どうして染み込まないのでしょうか。
それは、水が多かった可能性があります。
煮汁を少し減らして調味料を足すのをおすすめします。
また、具材を少し小さめに切ると味が染み込みやすくなりますよ。
あと、鍋を少し大きなものに変えてみるのもいいですね。
冷めてみたら意外と味が濃かったって感じることもあるので少し冷ましてみてください。
肉じゃがの最適な煮込み時間とは?
肉じゃがは弱火で20分~30分は煮込んでください。
最低でも30分は煮ることをおすすめします。
それから、冷ますことで味を染み込ませていくのです。
肉じゃがは冷ます時間が重要!
一度冷ますのがっとっても大事な肉じゃが。
20分以上弱火でことこと煮たら、1時間~2時間くらいは常温において冷ましましょう。
すると味が染み込みます。
そのあとに少し好みの味になるまで煮汁を煮詰めてもいいですよ。
そのうえに彩りで絹さやを散らしても素敵ですよね。
これでとっても美味しく出来上がります!!
肉じゃがの味が薄くて失敗したらリメイクしてみよう!
味が薄くて失敗したな~どうしよう…と思った時、リメイクやアレンジをしてみましょう!
たくさんいい方法があるので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
肉じゃがコロッケ
- なるべく水気を切ってください。しっかり切るのがポイントになります。
- 肉じゃがを耐熱容器に入れてつぶします。
- 好みの柔らかさにつぶれたら触れる程度まで冷まして、コロッケの形に形成していきます。
- 小麦粉をつけて溶いた卵にくぐらせます。そしてたっぷりパン粉をつけます。
- 170℃で表面がきつね色になるまで揚げたらできあがりです。
中の具が最初から火が通っているのでしっかり上げる必要はないですよ。
ソースなど何もつけなくても、とっても美味しくいただけますよ。
サラダに添えてもいいですね!
つぶしてから広くて浅めの耐熱皿の広げて作ると揚げないスコップコロッケもできますよ。
こちらは、丸めなくていいのでとても手軽に出来ちゃいます。
耐熱皿に肉じゃがを敷き詰めてチーズを混ぜます。
上にのせてもいいです。
そして、その上にパン粉をのせてオーブンで焼くだけで完成です。
丸めない、揚げない、でとっても簡単ですよね!
肉じゃがカレーライス
- 肉じゃがに水を入れて煮込みます。
- 沸騰したら火を止めて市販のカレールーをいれます。
- ふたたび加熱して煮込めば出来上がりです。
とっても簡単ですよね!
肉じゃがで作っているので、下味がついている状態からのスタートで手軽に簡単に深い味のカレーが出来ちゃいます!
焼いたチキンや豚の角煮(やわらか煮)などを足しても美味しいですよ。
肉じゃがのキッシュ
- 肉じゃがの水分をよくきり、粗くつぶします。
- 肉じゃが200g に対して生クリーム200ml、玉子3個、粉チーズ大さじ2、こしょう少しを混ぜ あわせます。
- パイシートをめん棒でのばして耐熱容器に敷きます。
- その上に肉じゃが生地を敷き詰めます。
- オーブンで180℃、20分くらい焼きます。(時間はご自宅のオーブンによって異なる場合があります)
- 乾燥パセリをパラパラッとのせたら完成です。
パイシートがなければ、耐熱容器の内側全体にバターを塗って焼くのだけでも良いですよ。
少しだけ手間がかかりますが、とってもお洒落で手が込んでるように見えますよ! とてもリメイクには見えません。
茹でたほうれん草やスナップエンドウを中にいれても、美味しくて彩りきれいなキッシュになりますよ。
肉じゃがのマヨチーズ焼き
耐熱皿に肉じゃがをかる~くつぶしてマヨネーズをかけて、ピザ用チーズをたっぷりとのせます。
それをトースターでチーズがとろけて焦げ目が少しつくまで焼いたら出来上がりです。
ごろごろしたお芋が好きな方は、つぶさないでそのままでもOKです。
美味しくできますよ。
肉じゃがで具だくさんスープ
肉じゃがにお水を入れて沸騰させてウインナーとコンソメスープの素を入れるだけです。
簡単にポトフみたくなりますよ。
トマトケチャップや生のトマトを入れても美味しいですよ。
その他にもたくさんリメイクやアレンジ方法があります。
肉じゃがカレーをカレーうどんにしてみたり、カレールーではなくシチューの素で味つけしてみてもいいですよ。
あと少しかる~くつぶして餃子の皮で包んで焼いてみたり、春巻きの皮で包んで揚げてみるのも美味しいですよ。
味が薄くて失敗したかも。。。と思ってもたくさんリメイク方法があるのでもう困らないですよね!
肉じゃがの基本の作り方をご紹介!
そもそも基本の肉じゃがの作り方を知りたいという方もいるかもしれません。
基本の和風肉じゃがの作り方をお伝えします。
- ジャガイモ(3個分で作る場合)は皮をむいて4つ切りにして少し水にさらします。
- ニンジン、タマネギは食べやすいお好みの大きさに切ります。
- 牛肉(豚肉)はひと口大に切り、お好みでしらたきも細かく切って用意しておきます。
- 鍋に軽く油をひいて、お肉を炒めます。色が変わってきたらタマネギから炒めて残りの野菜すべてとしらたきを入れて、炒め合わせます。
- 砂糖大さじ2とお水を200ml 入れます。
- 醤油大さじ2、酒大さじ2、みりん大さじ2、和風だし大さじ2分の1を混ぜ合わせて入れます。
- そこに落とし蓋をして20分~30分くらい煮ます。
- 箸か竹串で火の通りを確認してスッと通ったら、常温でしばらく冷まして出来上がりです。
- おまけで、茹でたさやいんげんを乗せてもきれいですよ。
しばらく冷ましているので食べる前には、もう一度温めて食卓にだしましょう。
とても喜ばれること間違いなしですよ。
まとめ
せっかく作った肉じゃが。
味が薄いなと思った時は、煮汁を減らしてから、少しの砂糖と醤油や、濃 縮タイプの麺つゆ、すきやきのタレをちょっと足してみてください。
だいぶ改善されるはずですよ。
作り終わった肉じゃがはすぐ食べるより1時間程度は常温で冷ましておくと、味がしっかり染み込んで美味しくできあがります。
もし、失敗した場合でも大丈夫です!
たくさんのリメイクやアレンジの方法があります。
代表的なのは、肉じゃがコロッケや肉じゃがカレーです。
最初が「肉じゃが」からのスタートなのでしっかり下味がついていて、簡単に一品完成してしまいます。
カレーなどはルーを減らすと塩分も抑えられて良いですね。
失敗してなくても肉じゃがとして普通に食べて、2日目にこういうリメイクをしてみるのもいいかもしれませんね。