ある日洗濯をしてきれいに洗ったはずなのに衣類に黒いカスがついている。
なんだか匂いも気になる。
よく見たら洗濯槽の中に黒いワカメのようなものが浮いている。
そんな事はありませんか?
それ、実は黒カビなんです。
この記事では
・洗濯機の黒いカスがなくならない原因
・オキシクリーンを使った掃除の仕方
・おすすめの塩素系クリーナー
などについて詳しくお伝えします。
きれいに洗っているはずの洗濯物が、カビにまみれてしまうなんてゾッとしてしまいますよね。
気持ちよく過ごすためにも、洗濯機で黒カビが発生してしまった時の対処法を今回はご紹介したいと思います。
洗濯機の黒いカスがなくならない原因とは?
洗濯機につく黒いカスは、黒カビです。
洗濯の度についてなくなることはありません。
縦型でもドラム式でも黒いカス(カビ)は発生します。
洗濯機に黒カビが発生する原因は、洗濯の際使用している洗剤が衣類の皮脂などの汚れと結合して洗剤カスになります。
その洗剤カスが洗濯槽に残っていると、空気中のカビが洗剤カスを分解して黒カビになります。
黒カビは、湿度が高い時ほど繁殖しやすいという特性がありますので、洗濯機の中は繁殖に適した場所といえるでしょう。
黒カビは黄色→茶褐色→黒色と色が変化をしていくものです。
黒いカビを見つける前に他の色のカビがないかチェックをしてみましょう。
次の項目から黒いカス(カビ)の取り方をご紹介します。
オキシクリーンを使った洗濯機の黒いカスの掃除の仕方をご紹介!
酸素系漂白剤として人気のオキシクリーンは洗濯だけでなく、洗濯機の掃除に使用することができます。
自宅にオキシクリーンがある場合は使ってみることをおすすめします!
洗濯機が酸素系漂白剤での槽洗浄が可能な機種か確認をしてから行いましょう。
メーカーが推奨している手順があれば、その手順を守るようにしてくださいね。
洗濯機の掃除にオキシクリーンを使用する場合の手順をご紹介します。
準備するもの(縦型洗濯機の場合)
- オキシクリーン(日本版は4ℓに対して28g)
- お湯(50度前後)
- ゴミをすくいとる為のネット
=手順=
- 用意したお湯を高水位までためてオキシクリーンを入れる
- 通常の洗いコースで5分間回す。
- そのまま2~6時間放置する。その間に洗濯機のフチ等を掃除しておくと良い。
- 浮いてきたゴミ(カビ)をネットですくって除去する。先に除去しておかないと、排水後洗濯槽にゴミ(カビ)がはりついてしまいます。
- 排水して洗濯槽の中を拭いて汚れを取る。
- 何も入れず通常コースで洗濯機を回し、脱水まで行う。(ゴミが浮いてきたら再度ネットですくって捨てることを繰り返す)
- 蓋を開けたままにして洗濯槽を乾燥させる。槽乾燥の機能がある場合はそれを利用しても良い。
以上が手順になります。
オキシクリーンの量が少なかったり、お湯の温度が低くてオキシクリーンが溶けきれていない場合、つけ置き時間が足りない場合はゴミ(カビ)が取れない場合がありますので、注意をしてください。
ドラム式の洗濯機の場合はつけ置きがまんべんなく出来ない可能性があるので、洗濯機の槽洗浄の機能を使うことをお勧めします。
オキシクリーンも専用のオキシクリーン洗濯槽クリーナーがありますので、そちらを使う方がおすすめです。
オキシクリーンでの洗浄頻度は1~2か月に1度くらいが適切でしょう。
洗濯槽の洗浄後は、日常的に洗濯機の使用をした後は洗濯槽を乾燥させることを心がけると良いですね。
カビの発生は湿度が高いと発生しやすいので、そこを気をつけるだけでもずいぶんと変わってきますよ。
洗濯機からワカメのような黒いカスが出続ける時は酸素系から塩素系にクリーナーを変えてみよう!
酸素系のクリーナーを使用しても効果がない場合は、塩素系のクリーナーを使用してみると効果があるかもしれません。
酸素系クリーナーは過酸化ナトリウムというものが主成分で、シュワシュワとした泡が出ることにより、その泡が汚れをはがすように落としてくれます。
しかし、塩素系クリーナーは次亜塩素酸ナトリウムが主成分で細菌類を殺菌する力が強いです。
得意分野が違うので、変えてみると問題が解決できるかもしれないのです。
塩素系クリーナーのおすすめを紹介します。
洗たく槽カビキラー 塩素系液体タイプ 550g
お風呂の洗剤でも見たことのあるパッケージのカビキラー。
洗濯槽クリーナーもあります。
こちらは、縦型・ドラム式両方が使用できます。
使用時は、換気をするようにしてください。
塩素独特の匂いがあります。
使い方が簡単で手に入りやすいので、洗濯槽クリーニングの敷居がグッと下がりますね。
何より見たことのあるパッケージに安心感があります。
リピーターも多く、口コミ評価も高いのでおすすめです。
我が家もこれを使用しています。
洗浄力 洗たく槽クリーナー 液体タイプ 550g
こちらも縦型、ドラム式両方使える洗濯槽クリーナーです。
使用する際は、しっかり換気をするようにした方が良いでしょう。
塩素独特のにおいがあります。
しかし、塩素系なのでしっかりと洗浄除菌ができます。
液体で使い方も簡単ですし、洗濯機のくず取りネットも一緒に除菌できるので便利です。
口コミの評価も高くおすすめです。
洗浄力 シュワッと 洗たく槽クリーナー タブレット
こちらも縦型、ドラム式両方使えます。
これまで紹介されていた商品との一番の違いは、タブレットであるということです。
塩素系の洗剤では液体の物が主流ですが、珍しいタイプです。
液体に比べ、軽量で省スペースなので、ストックを買い置きしても邪魔にはならないでしょう。
ゴミのカサもグッと減るので使用後もスマートです。
塩素系なので除菌に強いのですが、発泡剤が含まれているので、泡で汚れをはがすということも期待できますね。
使用する際、液体タイプは液だれが気になります。
その点タブレットは入れるときもその心配がないので、手軽に洗濯槽の洗浄ができます。
以上が塩素系のクリーナーのおすすめ商品です。
機種によっては使用できないものもありますので、確認をしてからご使用くださいね。
洗濯機の洗浄をプロの業者に頼む方法もアリ!
自宅で洗濯機のお手入れをしてみたけれど、なんだかすっきりしない。
そんな時は、プロの業者に依頼してみましょう。
我が家でも依頼したことがありますが、洗濯機を持ち帰り、分解してしっかり洗浄してもらえます。
分解して洗浄する前とした後の画像を見せてもらえましたが、思った以上に汚くてびっくりしました。
洗浄後は洗濯後のにおいがすっきりとしたのと、洗濯後の衣類にゴミがつかなくなったので非常に満足しました。
新品に戻ったような爽快感がありましたよ。
自宅の洗濯機を洗浄に出している間は代替の洗濯機が届きましたので、日常生活に支障は出ませんでしたよ!
しっかりと根本的に解決したい場合は、業者に依頼することをおすすめします!
それでもダメな場合は、洗濯機の買い替えを検討しよう!
とことん手を尽くしても改善されない。
匂いが気になる。
ありとあらゆる手を尽くしてみてもどうにもならない時は、洗濯機の買い替えを検討してみましょう。
今、問題が起きている洗濯機は購入して何年くらい経っていますか?
洗濯頻度にもよりますが、洗濯機は大体8~10年が買い替え時と言われています。
どうしても改善できない場合は、洗浄できない部分に不具合が起ていることも考えられます。
長年使っている場合は、買い替え時期の目安とみて、買い替えを検討してみましょう。
まとめ
洗濯機は毎日使用するものですので、いつも清潔に気持ちよく使用したいものです。
カビの発生を少なくするためにも、月に1~2回のお手入れを心がけていきたいですね。
上記のことを参考に自宅でのメンテナンスにお役立てください。
そして、手に負えない場合は思い切ってプロの業者に頼むか、買い替えを検討してみてくださいね。