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ボールペンインクが途切れる時の直し方!分離時の空気抜き方や出たり出なかったりしてかすれるなどの困った症状別に対処法を解説!

ボールペン インク 途切れる 直し方

 

日常的に使うボールペン。

 

さあ使おうという時に、ボールペンのインクが途切れて困った経験はありませんか?

 

お気に入りだったけど、使えないボールペンは捨てるしかない…?

 

その前にぜひ、今回の記事を読んでみてください!

 

ボールペンのインクが途切れる時の直し方をいくつかご紹介しますので、それを試してからでも遅くはないはずですよ。

 

 

ボールペンインク途切れる時の直し方が知りたい!おすすめ方法3選!

 

ボールペンのインクはあるのに出ない…。
残ってるのに出ない…。
出たりでなかったりする…。

 

このように何らかの原因でボールペンのインクが途切れることがあったら、何はともあれ直し方を知りたいですよね。

 

こちらでは、ボールペンインクが途切れる・かすれるなどの状態になってしまった時、まず試してほしい対処法を3つご紹介しましょう。

 

①振ってみる

 

ボールペンのインクが出たりでなかったりする時に、一番簡単に試せる直し方といえます。

 

遠心力を使ってインクを下へ下へと押し出すような、そういうイメージで振ってみてください。

 

うまくいけば、ボールペンインクの途切れるのが直る可能性もあります。

 

②ティッシュに書いてみる

 

手近にティッシュがあるなら、試してほしい直し方です。

 

四つ折りにするなどして厚みを作ったティッシュに、ゆっくり10秒ほど時間をかけて線を引いてみましょう。

 

ボールペンのインクが入ってるのに出ないという場合にも、また書けるようになるかもしれません。

 

ボールペンはペン先にある小さなボールが回転することで、インクが出る仕組みになっています。

 

ボールを回転させるには紙との摩擦が必要ですが、これがうまく機能せずにボールが回転せず、インクが出なくなっていることも考えられます。

 

ティッシュは柔らかく、紙に比べて摩擦が働くと考えられるため、ボールペンのインクがかすれるのを直せるかもしれないのです。

 

③ライターであぶってみる

 

振ってもダメ・ティッシュでもダメという時には、最後にライターであぶるという方法も試すことができます。

 

ボールペンのインクが油性の場合は熱で溶けるため、インクが途切れるトラブルが解消する可能性もあります。

 

ただし、火を使う以上は注意点も多い直し方といえます。

 

第一に子どもにやらせるのは危ないですし、大人でも火傷をしてしまう恐れがあります。

 

ボールペンそのものが溶けてしまうことも考えられるので、最終手段と考えるのがいいかもしれません。

 

また、ボールペンのインクが途切れる原因として、経年劣化でインクが固まっていることも考えられます。

 

インクを滑らかにしておく溶剤がなくなって粘度が上がっていて、先端のボールからインクが出ないのがかすれる原因かもしれません。

 

こうなると、ボールペンのインクが出ないのをライターであぶったとしても、一時的な直し方にしかならない可能性もあります。

 

※ボールペンのインクが出ない時は、アルコールに浸けるといいという話も聞かれます。

 

ただし、少なからずボールペン自体に何らかの影響が出てしまうと考えられますので、自己責任でお試しくださいね。

 

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ボールペンのインク分離で試したい空気の抜き方!身近なアレを活用!

 

ボールペン インク 分離

 

ボールペンの芯に空気が入って、インク分離が起こっていることもあります。

 

それが、ボールペンインクが出たり出なかったりする原因になっているとも考えられます。

 

こんな時は空気を抜くことで、ボールペンのインクが復活する場合もありますよ。

 

インクが途切れる時の直し方として「振る」という方法をご紹介しましたが、ちなみにあれは空気が原因でインクが出ない時の対処法です。

 

こちらでご紹介するのは身近なアイテムを使った簡単な空気の抜き方なので、振ってダメだった場合にもお試しくださいね。

 

なお、ノック式の場合はキャップができないため、作業中にボールペンのペン先からインクが漏れてしまう恐れもあります。

 

それを防ぐためにあらかじめ、ペン先部分にセロテープで蓋をしておくと安全です。

 

インク分離はヘアゴム(輪ゴム)で解決!

 

ボールペンに空気が入ったことで起こるインク分離は、ヘアゴムを使った空気の抜き方を試すことで解消されるかもしれません。

※ヘアゴムがないなら、輪ゴムを2~3本束ねたものでも代用可能です。

 

ノックタイプ・クリップ付きというボールペンを例に、やり方をご紹介しましょう。

 

①クリップにヘアゴムを引っ掛け、輪の中に両手の薬指を入れて少し広げます。

②そのまま両手を軽く上下に振るようにして、ぜんまいを巻くようにゴムを巻いていきます。
ボールペンの上下を返していく感じでやると、うまくいきますよ。

③ヘアゴムがよじれた状態で、薬指を左右にそれぞれ引きます。ゴムの間でボールペンが回転し、その遠心力でインクが先端に集まる可能性があります。

 

使う道具は身近なもので、工程もたったこれだけですし、やってみる価値は十分にあるのではないでしょうか。

 

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ボールペンのインクが固まることへの対処法は?やり方は超簡単!

 

ボールペン インク 空気抜き方

 

ボールペンのインクが途切れる時の直し方として、ライターであぶるという方法にも触れましたね。

 

あの直し方には、熱でインクを溶かすという意味があったのですが、誰でも試せる方法とは言い難い一面もあります。

 

ライターを使わずにインクが固まったのを直すのには、他にどんな対処法があるのでしょう?

 

手で温めてみる

 

道具いらずで危険でなく、誰にでもできるすごく簡単な対処法です。

 

ペン先を、手で30秒ほど温めてみましょう。

 

インクが固まっているのがそんなにひどくないなら、それだけで書けるようになる場合もありますよ。

 

お湯を使ってみる

 

ボールペンのインクが出ないという問題を手で温めるだけでは解決できないのなら、今度はお湯を使って温めてみましょう。

 

お風呂くらいの温度のお湯を用意して、そこにペン先を入れてしばらく置いておきます。

 

熱湯だとボールペンが傷むかもしれないので、お湯を熱くしすぎないよう注意しましょう。

 

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ボールペンの正しい保管の仕方!知っておいた方が良い気をつけたい4つのポイント!

 

ボールペン 保管の仕方

 

ボールペンのインクが途切れてしまうのは、ひょっとしたら保管の仕方が悪いことが原因かもしれません。

 

こちらではボールペンの正しい保管の仕方をご紹介しますので、何気なく片付けていたのを見直してみてくださいね。

 

ペン先は収める/キャップは閉める

 

ボールペンを保管する時には、ペン先を出しっ放しにしないようにしましょう。

 

ノック式ならペン先を収め、キャップ付きのものはキャップをしっかり閉めておきます。

 

ペン先が出たままだとインク漏れの恐れもありますし、乾燥することでインクが途切れる原因にもなります。

 

置く向きにも気をつける

 

ボールペンの保管にあたっては、置く向きにも気を配るといいでしょう。

 

ペン先が下を向くように立てて置くか、それができないなら横向きにします。

 

これは、ノック式・キャップ付き両方にいえることです。

 

ボールペンのペン先を上に向けた保管の仕方はインクに空気が入る原因にもなるので、避けるようにしたいですね。

 

高温になる場所には置かない

 

冬場の暖房器具の近く、夏場の車内など、温度が高すぎる場所でボールペンを保管するのもおすすめできません。

 

ボールペンが熱で変形し、それによってインクが残ってるのに出ない原因を引き起こす恐れがあります。

 

保管期間にも注意

 

ボールペンのインクは、保管期間によっても影響を受けることがあります。

 

先に少し触れましたが、ボールペンのインクを長期にわたって保管すると、インク内の溶剤が蒸発してボールペンが書けなくなってしまいます。

 

ボールペンのインクを復活させる方法として「温める」という方法をご紹介しましたが、溶剤が蒸発している場合には元に戻らないと考えられます。

 

☆ボールペンの替え芯はどう保管する?☆

 

ボールペンの中には、芯を取り換えて使えるタイプもありますね。

 

ボールペンのリフィルや替え芯は、どのようにして保管すればいいのでしょうか?

 

基本的には、通常のボールペンと同じ保管の仕方と考えればいいでしょう。

 

ここで特に注意したいのは、ペン先です。

 

ボールペンの替え芯を見ると、先端に小さなキャップのようなものが付いています。

 

これはペン先を保護し、乾燥を防ぐ役割があると考えられます。

 

この先端の小さなキャップを外した状態で保管するのは、あまりおすすめできません。

 

理由は、ボールペン本体の保管の仕方と同じです。

 

また、ボールペンの替え芯を長期間保存することも避けましょう。

 

インクには寿命があり、2年程度と設定しているメーカーもあります。

 

ペン先を保護したままだったとしてもインクが劣化して役に立たなくなる、といったことも考えられます。

 

ボールペンインクが出ない時の5つの原因をおさらい!

 

ボールペン インク 出ない 原因

 

さて、今回はボールペンインクが途切れる時の直し方やその原因として、様々なパターンをご紹介してきました。

 

最後に、インクが出ない原因をおさらいしておきましょう。

 

それぞれの対処法にも軽く触れますので、ぜひ参考にしてくださいね。

 

ペン先のボールが回転していない

対処法↓

・ペン先の傷みをチェック
・ゴミなどが詰まっていないかをチェック
・ボールがインクで固まっている場合には温めるなどする

 

インクに空気が入っている

対処法↓

ヘアゴムか輪ゴムを使って遠心力を起こし、インク内の空気を抜く

 

インクが固まってしまった

対処法↓

温める

 

インク内の溶剤が蒸発してしまった

対処法↓

温めることでボールペンインクが復活する場合もあるが、一時的な対処法にしかならない

 

実はもうインクがない

芯の中にインクがあるように見えていても、実はもう空になっている場合もあります。

対処法↓

替え芯タイプは交換、そうでない場合はボールペンを新しくする

 

まとめ

 

ボールペンは身近な筆記具なので、なおさらストレスなく使いたいものです。

 

しかし、ボールペンのインクが途切れる問題は、たびたび起こります。

 

それぞれの原因をしっかりと知っておき、その原因に合った直し方をしたいですね。

 

今回はボールペンとそのインクに起こりがちな、様々な問題について解説してきました。

 

ボールペンのインクが途切れるのはとても単純な理由からだったりもするので、捨てるまえにぜひ、記事でご紹介した対処法を試してほしいと思います。

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