子供とどう関わって中学受験を成功に導けるのかは、どの親も知りたいポイントですよね。
中学受験では、親の関わり方がとても重要になってきます。
だからこそ、やり方を間違えるとよくない方向に進んでしまう恐れもあります。
中学受験に成功したいなら、どういう親であるべきなのでしょう?
誰もが知りたいその真実を、今回は大公開します!
中学受験に成功するのはどんな親?真似したい5つのこと!
中学受験に成功する親には、次のような特徴が見られると言われています。
子供の中学受験への向き合い方に悩んでいる人は、チェックしてみましょう。
子供に適した勉強の量を把握している
中学受験をやるにあたって、子供にキャパシティ以上の勉強をさせてはいませんか?
中学受験に成功する親は、子供にどれくらいの量までなら勉強させることができるか、その点をよく把握していると言えます。
特に中学受験に初めて臨む場合はどの程度までやらせればいいか分からず、とにかく勉強量を増やしたくなるものです。
気付けばそれが、子供にとっての重荷になってしまったなんてこともあるでしょう。
中学受験を成功させるには、子供がどの程度まで頑張れるのかを知っておくことが大切です。
中学受験に不安になる気持ちもよく分かりますが、子供が抱えきれないほどの勉強量を課すのはマイナスにしかなりません。
子供の学力レベルを把握している
子供がどの程度の学力レベルなのかを知っておくことは、中学受験を成功させる上で非常に有効です。
そもそも今の学力で、志望する中学校に受かることが可能なのかを見極めることにも繋がるからです。
どの教科、あるいは問題形式が得意なのか不得意なのかを親が知っておくと、子供がつまずいた時に対処してやりやすくなります。
何が得意で不得意なのかは、子供に聞くことでも把握できます。
ただし、子供自身が自分のことを完全に分かっているとは限らないので、勉強を見てやるなどして知るようにするといいですね。
子供の学力的な問題点についてよく分かっている
先に挙げたように、子供の学力レベルを把握すると、どこに問題があるのか見えやすくなります。
逆に、塾や家庭教師任せにしてしまっていると、子供がどこでつまずきを抱えているのかが分からず、伸び悩む原因も分かりません。
結果的に、できない子供を責めるだけになる恐れもあります。
中学受験に成功する親は、子供とよく向き合い、子供の抱える問題点をよく知っている人が多いです。
弱点を知っているからこそ、どこを重点的にやるべきか、子供に的確なアドバイスを与えてやれるのでしょう。
限られた時間の中で特に問題のない部分までやるのではなく、本当に理解すべき部分をやらせることができます。
つまり、子供に効率的に勉強させることができるのです。
やる気を出させる方法をよく考えている
遊びたい盛りの小学生を勉強させるのには、けっこうな苦労を要するものです。
事実、中学受験を控えているのに子供が勉強しない!と、ストレスを抱える親はたくさんいます。
そういう時に「何で勉強しないの!」と怒ることは簡単ですが、それでは子供も反発してしまいます。
中学受験に成功する親は、子供のやる気、モチベーションをアップさせる方法についてよく考えていると言えます。
ただ怒るだけでなく、勉強したくない子供の気持ちを汲み取り、気分転換させる方法を試みています。
ただただ押すばかりではなく、引くべきところでは引くことも大切だと分かっているのです。
子供のメンタル面を注意して見ている
中学受験に成功する親は、子供のメンタル面によく気を配っています。
体調に目を光らせることももちろん重要ですが、メンタルでの不調は目に見えないことも多く、注意が必要です。
そういう面にも気を配るからこそ、子供の不調にいち早く気付くことも可能になります。
メンタル的な不調が改善すれば、伸び悩みを解消させることだってないとは言えません。
子供のメンタルの動きを察知するには、子供と向き合い、話を聞いてやることが大切です。
これは一朝一夕にできることではないので、中学受験を機に、親子の関係の在り方を見直すことも考えましょう。
以上、中学受験を成功させるために重要な、5つの要素について触れました。
これから中学受験を迎える人、子供との接し方に困っている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
中学受験での親の関わり方って?肝に銘じたい3つの心得!
子供の中学受験には、あれこれ口を挟みたくなりますよね。
しかし、自分の思うままに子供と関わっていては、中学受験が失敗に終わってしまうこともあるかもしれません…。
中学受験を成功させるために、親としてどんなふうに子供と関わっていけばいいのでしょう?
こちらでは、親の関わり方について見ていきましょう。
成功するための関わり方①二人三脚の姿勢を忘れない
中学受験は親の出る幕が多いことから、「親の受験」などと呼ばれてもいますね。
だからといって中学受験は、親が中心になって動くものではありません。
子供のためとはいえ親が出張り過ぎてしまうことは、中学受験においてあまりいい状況だとは言えません。
中学受験をするのは子供であり、受かった中学に通うのもまた子供です。
張りきり過ぎた関わり方だと、子供が付いて来られなくことも考えられます。
中学受験は仮に受からなかったとしても、親子で共に頑張った経験として捉えることができれば、とても素晴らしいことなのです。
中学受験は親がサポートしてやるべき部分が多いことは確かですが、あくまで二人三脚の気持ちを忘れないようにしたいですね。
成功するための関わり方②状況に対する冷静な判断力を持つ
中学受験は親子が協力して挑むものだと、先にご紹介したばかりですね。
二人三脚のような気持ちであることは大切ですが、親はあくまで親としての判断力を持つ必要もあります。
たとえば模試の結果が悪かった時、子供の気持ちに寄り添って残念がることは重要です。
ただそこで終わってしまっては、中学受験が成功するかは怪しくなってしまいます。
子供の気持ちに寄り添いつつも、「どうしてこういうことになったのか?」と、状況に対する冷静な目を持たなくてはなりません。
親がそうすることでどこに問題があるのかが分かりやすくなり、子供にアドバイスを与えることもできるでしょう。
中学受験に挑む子供の気持ちに共感しつつも、親としての冷静な判断力を忘れないようにしたいですね。
成功するための関わり方③子供扱いしない
小学生なんて、まだまだ子供だと思っていませんか。
それは事実でもあるのですが、中学受験を成功させるには、子供を子供扱いし過ぎることを見直しましょう。
何もできない子供として扱うのではなく、中学受験という難関に挑む力のある大人として見てあげるのが重要です。
親が自分を子供扱いしないことで、子供自身の中にも責任感が生まれます。
また、親が自分を大人のように扱ってくれることは、子供の大きな自信にも繋がるでしょう。
子供扱いしてしまうと、ついあれこれ口を出したり、世話を焼き過ぎたりしてしまいます。
子供を大切に思う気持ちはそのままで、相手を一人の大人として見ることも考えてあげるといいですね。
中学受験は親のサポートが重要!知っておきたい3つのやり方とは?
これまで見てきたように、中学受験では親のサポートが必要不可欠になります。
とはいえ、どういう風にサポートしてあげるのが、中学受験をする子供のためになるのでしょう?
よかれと思っていた関わり方に誤りがあるように、親のサポートも正しいものであるのが望ましいですね。
こちらでは、中学受験で親ができるサポートについて触れていきます。
子供の勉強へのフォロー
自分は勉強ができないから、塾や学校に全面的に頼っているということはありませんか。
中学受験の子供をサポートするにあたって、勉強をフォローしてやるのは確かに大切なことです。
しかし、それは塾の講師や家庭教師のように、勉強を見てやることとは少し違うのです。
問題の解き方ではなく、アプローチ方法を教えてあげる
中学受験で親がしてあげるといいのは、問題の解き方を教えることではなく、その問題にどう取りかかるかのヒントを与えることなのです。
問題を解くための公式や手順を教えようとすると、子供が分からなかった時に感情的になりがちなデメリットがあります。
そこで言い合いになって子供のやる気を削ぐようでは、サポートの意味もなくなってしまうでしょう。
公式を教えるのではなく、教科書や参考書のこの部分を見れば分かるかもしれないよと、問題を解くヒントを与えてあげるのです。
そのヒントを取っかかりに子供が自力で問題を解けば、それは子供自身の大きな自信にもなるでしょう。
親もガミガミ言う必要もありませんし、とても理想的なフォローと言えるでしょう。
モチベーションアップに繋がる声かけをする
たかが声かけくらいでは…と思うかもしれませんが、親がかけてくれる言葉は、子供に想像以上のパワーを与えることができます。
モチベーションを上げさせるには、効果的な声かけをすることも重要です。
ただやみくもに褒めるだけでなく、子供の気持ちを汲んで、寄り添った形での声かけが望ましいです。
↓
ダメな部分ばかりじゃない、頑張れている部分もちゃんとあることを忘れないで!
↓
本当の目標はもっと上にあったかもしれないけど、それでも頑張れたのはすごいことだよ!この調子で次も頑張れば、目標をクリアできるよ!
このような感じで、子供に自分の頑張りを気付かせてあげられるような声かけが理想的ですね。
そしてそれを親から言われることで、子供は親が自分をよく見ていてくれることにも気付け、より信頼感を持つことにもなるでしょう。
中学受験本番までのスケジュール管理
中学受験のスケジュールは、親がしっかり管理します。
なるべく早めに長期的なプランを立てられると、中学受験本番までの道のりが分かりやすく見えてくるでしょう。
受験の本番までにやっておくことは何か。
どの時期にどの程度まで勉強しておくべきか。
この時点ではどれくらい学力があるのが理想的なのか。
などのように、本番から逆算して考えられるといいですね。
間際になってからスケジュールを決めようとするのは、焦りにしかなりません。
中学受験を目指すと決めたなら、その時点で様々な情報にアンテナを張り、余裕のあるスケジュールを作るといいでしょう。
1日のスケジュールは睡眠優先で
長期的なスケジュールも重要ですが、毎日のスケジュールについてもよく考える必要があります。
受験と言うと睡眠時間を削って勉強するイメージが強いですが、中学受験に関しては、睡眠時間を一番に考えます。
小学生の子供は、まだまだ成長段階にあります。
成長に睡眠は不可欠であり、それを削ることはおすすめできません。
仮に、睡眠時間を削ってでも勉強しないと目標を達成できないということであれば、見直しする必要があるでしょう。
勉強のやり方が根本的に分かっていないのかもしれませんし、志望中学のレベルがあまりに高過ぎるのかもしれません。
1日のスケジュール作成ではまず睡眠時間を確保し、残りの時間をどう使うかで考えるようにしましょう。
まとめ
今回は中学受験と親の関係にスポットを当てて、様々な角度から見てきました。
親の関わり方やサポート方法についてもご紹介しましたが、何か参考になることがあったなら嬉しいです。
中学受験において一番重要なのは、子供をよく見てやることだと感じました。
それは付きっきりで勉強を見たりするということではなく、子供がどう頑張り、何に悩んでいるのかを見るということです。
それができている親はおのずと、子供が立ち止まった時に背中を押してやる方法も分かっているのではないでしょうか。
そしてそれは、中学受験だけでなく、いろいろな面で役立つことでもあります。
子供が何かにつまずいても、親は慌てふためく必要はないのです。
などと言うのは簡単なことですが、それを実際にやるのはとても難しいことだとも思います。
だからこそできたとしたら、子供の中学受験が成功する確率も上がると言えるのではないでしょうか。