今まで問題なかったのに、1歳くらいになるとチャイルドシートを嫌がるようになる子どももいます。
車で出掛ける度に嫌がる子どもと格闘するのは、本当に疲れてしまいますよね。
チャイルドシートを嫌がる子どもへの対策は、いくつか考えられます。
今回はそれをご紹介しますので、毎回イライラしてしまう人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
チャイルドシートを嫌がる1歳児への対策とは!?役立つアイデア5選!
チャイルドシートを嫌がる1歳児に、何か有効な対策はあるのでしょうか。
お出掛け時間を快適にするため、役立つ対策を5つご紹介しましょう。
おもちゃで釣る
1歳くらいの子どもなら、チャイルドシートを嫌がっても、おもちゃで釣るという対策を取ることができます。
チャイルドシートを嫌がって全力で抵抗していたとしても、おもちゃが出てきたら忘れてしまうものだったりします。
チャイルドシートを嫌がる子どもには、乗るとおもちゃが出てくることを覚えてもらいましょう。
チャイルドシート=おもちゃ=楽しいと関連付けることができれば、嫌がることなく乗ってくれるようになるかもしれません。
おもちゃは、基本的に何でもいいでしょう。
その子お気に入りのおもちゃがあれば、それを使うに越したことはありません。
チャイルドシートやベビーカーに取り付けることのできるおもちゃもあります。
おすすめのおもちゃに関しては後で詳しくご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
おやつで釣る
おもちゃと同様、おやつで釣るという対策もあります。
我が家の長男もチャイルドシートを嫌がる1歳児だったのですが、おやつで釣って、何とか乗せていた時期もあります。
おやつはおもちゃよりも食いつきがいい分、デメリットもあるので注意が必要です。
ご飯の前や夜など、おやつをあげにくい時間帯には使えない対策になります。
また、走行中の子どもにおやつを食べさせるのもNGです。
おやつを与えてチャイルドシートに乗せるなら、食べきったのを確認してから出発しましょう。
1歳程度の子どもはまだまだ食べることに不慣れで、おやつをのどに詰まらせてしまう恐れがあるからです。
チャイルドシートに慣らす
1歳くらいの子は、チャイルドシートを漠然と怖がることもあります。
自由に動きたい子も多いので、ベルトを締めるチャイルドシートに慣れず、嫌がる場合もあります。
チャイルドシートに慣れなくて乗るのを嫌がっているなら、まずはシートに慣れさせることから始めてみましょう。
チャイルドシートを車の中だけでなく、家の中でも使ってみるのです。
慣れた家の中でチャイルドシートを使っていると、子どももリラックスして、だんだんと慣れてくると思われます。
ベルトを締めずに、座らせてみるのもいいですね。
次第に車の中でも同様にして慣らしていけば、チャイルドシートは車の中で乗る物という認識が付くでしょう。
パパやママの顔を見せる
1歳は、まだまだパパやママがいないと不安に感じる時期です。
親が運転して子どもが後ろのチャイルドシートにいる場合、顔が見えなくて不安に感じることもあります。
チャイルドシートに乗ると、パパやママの顔が見えなくて不安!
シートを嫌がる1歳児は、そんな風に感じているのかもしれません。
そこでおすすめしたいのが、「ベビーミラー」というアイテムです。
吸盤などで取り付けられるようになっていて、子どもの様子を親が確認することもできますし、親の顔を子どもが見ることもできます。
パパやママの顔が見えれば、チャイルドシートに乗るのを嫌がらなくなる子どももいるでしょう。
チャイルドシートを嫌がる対策のひとつとして、試してみてもいいでしょう。
子どもの体に合ったチャイルドシートに乗せる
子どもが使っているチャイルドシートは、その子の体に合った物でしょうか。
お下がりでもらったチャイルドシートが、その子にとって窮屈だということはないでしょうか。
ただでさえ動きが制限されるチャイルドシートですから、窮屈なのは、子どもにとっては最悪の印象です。
同じ1歳でも、小さな子もいれば、大きな子もいるわけです。
その子の体に合った、なるべく不快感を与えないようなチャイルドシートを用意してあげるのが対策になります。
チャイルドシートは高価ですし、お下がりがあるならそれで済ませたい気持ちはよく分かります。
しかし、それで毎回子どもがぐずってチャイルドシートを嫌がるのにも、かなりのストレスを感じませんか?
体に合ったチャイルドシートを使わせることは、安全面でも重要です。
ユルユルではいけないけど、キツければいいというわけでもないのです。
ベルトでがっちり固定するタイプのチャイルドシートを嫌がるなら、ジュニアシートを検討するという方法もあります。
ジュニアシートは、座席にそのまま座っているような感覚に近く、それなら嫌がらないという子もいます。
ジュニアシートは1歳から使える物もありますが、そうでない物に乗せるのは絶対にやめましょう。
適したシートを使わないと、安全が保障されないからです。
このように、チャイルドシートを嫌がる1歳児への対策はいろんな面から考えられます。
1つダメでもまた別の対策を試してみるなど、その子に合った対策を取れるといいですね。
チャイルドシートを嫌がる子にはおもちゃ!カテゴリー別おすすめ7選!
先ほども少し触れましたが、チャイルドシートを嫌がる子にはおもちゃを使って気を引くという対策を取ることができます。
とはいえ、チャイルドシートを嫌がる子どもには、どんなおもちゃを与えるといいのでしょう?
いまいちよく分からないという人のため、おもちゃのカテゴリー別に7つのおすすめをご紹介しましょう。
音の出るおもちゃ
音の出るおもちゃは、子どもの気を引くのにとても役立ちます。
息子もチャイルドシートを嫌がる子どもでしたが、絵本とピアノが一体になったようなおもちゃで、何とか乗ってくれていました。
・サニーストロール(タイニーラブ)
赤ちゃん雑貨でお馴染みのメーカーが出す、チャイルドシートを嫌がる子どもにぴったりのお出かけおもちゃです。
アーチ状で、チャイルドシートはもちろん、ベビーカーやバウンサーにも取り付け可能です。
アーチ部分には、いろんな仕掛けのついたおもちゃがぶら下がっています。
引けば鈴の音が鳴るもの、クルクルと回転するものなど、子どもの興味を引きそうな仕掛けが満載のおもちゃです。
・アンパンマン・よくばりボックスミニ(アガツマ)
みんな大好き、アンパンマンのおもちゃです。
5種類の音や指を使った手遊びができるようになっています。
音を出すのに電池が不要なのも、嬉しいポイントです。
おもちゃにはベルトが付いており、チャイルドシートの他、マザーズバッグやベビーカーなどにも取り付けることができます。
・スヌーピー・おでかけメリー
手触りにこだわるなら、ぬいぐるみ製のメリーはいかがでしょう?
スヌーピーのお出かけ用おもちゃは、製品全部がぬいぐるみでできています。
チャイルドシートには大きなクリップで挟むだけなので、取り付けに手間もかかりません。
鈴やミラーといったモチーフが付いており、チャイルドシートを嫌がる子どもの心を鷲掴み間違いなしです。
音の出ないおもちゃ
運転に集中したいと、音の出るおもちゃはちょっと…という人もいるでしょう。
そんな人におすすめなのが、音の出ないタイプのおもちゃです。
・ベビーミラー
ベビーミラーは子どもと親が互いに顔を見られる安心のためのアイテムでもあり、おもちゃでもあります。
自分の顔が映るおもちゃというのは、子どもにとても人気があります。
チャイルドシートを嫌がるのを忘れてしまうくらい、夢中になってしまうかも!?
・木製のおもちゃ
木製のおもちゃは、手触りもよく、音が鳴っても運転手は気になりにくいというメリットがあります。
木製のメリーの他、ハンドルタイプのおもちゃも人気が高いと言えるでしょう。
自分で動かして遊べるハンドルは、チャイルドシートに乗ってでもドライブに出掛けたい気分にさせてくれるでしょう。
・布絵本
絵本好きな子どもにおすすめなのが、布製の絵本です。
紙の絵本を与えたくても、紙だとかじって食べてしまう怖さもありますよね。
布絵本ならぬいぐるみのように柔らかいし、かじって食べてしまうということも防ぐことができます。
汚れたら洗えるものを選ぶと、車の中に落としても心配ありません。
洗濯時の替え様に、何冊か持っておくといいでしょう。
その他のおもちゃ
・手作りおもちゃ
既製品のおもちゃではなく、パパパやママが作ってくれたおもちゃが好きな子どももいます。
大人にしてみたら「何それ」と思うような物でも、子どもにとってお気に入りのおもちゃだったりするのです。
そういった手作り系のおもちゃも、チャイルドシートを嫌がる子どもの役に立つことでしょう。
ママの中には、子どもが好きなぬいぐるみを洗濯ばさみでチャイルドシートに取り付けて使うという人もいます。
ペットボトルのキャップを何個もタコ糸に通すと、気持ちのいい音が出るガラガラを作ることができます。
子どもは意外とこういったものが好きだったりするので、おもちゃを購入する前に試してみてはいかがでしょうか。
チャイルドシートを嫌がる子の乗せ方って?誰でも実践できる3つの方法!
チャイルドシートに子どもを乗せるための極意は、いかに子どもを嫌がらせないようにするかという点にあると思われます。
それを実現するための、効果的な乗せ方を見ていきましょう。
好きなもので釣る乗せ方
チャイルドシートを嫌がる子どもへの対策としても挙げましたが、子どもの好きなもので釣って乗せるのも、乗せ方のひとつです。
おやつ、おもちゃの他、CDやDVDで釣るという方法もあります。
後部座席にモニターの付いた車に乗るなら、DVDやTV視聴は効果的な乗せ方になりますね。
気を逸らせる乗せ方
子どもは、ちょっとしたことで気分が変わったり、気が逸らされたりすることがよくあります。
チャイルドシートを嫌がっている時には、何かアクションを起こして、気を逸らせるという乗せ方もあります。
チャイルドシートに乗せる時は嫌がるけど、乗ってしまえば大人しくなる子どもには、特におすすめの乗せ方です。
チャイルドシートを嫌がっている時に、窓の外を指さして「あれ何!?」と大袈裟に言ったりすると効果的です。
あまり同じ手を使い過ぎると子どもが覚えてしまう可能性もありますので、何パターンか用意しておくといいでしょう。
チャイルドシートを快適にしての乗せ方
チャイルドシートはベルトで固定して乗るので、子どもは窮屈さを感じて嫌がります。
夏場はそこに蒸し暑さが加わり、余計にチャイルドシートを嫌がる子どももいるでしょう。
夏場のチャイルドシートを快適にするには、専用の保冷シートがあると便利です。
チャイルドシートに乗って蒸れやすくなる背中が冷やされ、ドライブを快適に過ごすことができるでしょう。
我が家にあるのは、チャイルドシートやベビーカーの背中部分に敷けるシートで、保冷剤を2つ入れられるようになっています。
保冷材も硬くならないタイプの物が付属しているので、子どもの背中が痛くなる心配もありません。
長男が1歳の頃からかれこれ5年以上はゆうに使っていますが、単純な造りなので壊れることもありません。
保冷材は、ベビー用品店などで追加購入できます。
まとめ
チャイルドシートでストレスを受けるのは、乗せる親と乗せられる子どもの両方ですね。
そのどちらもがストレスフリーでいられるように、上手い方法があればいいですね。
私自身にも、チャイルドシートを嫌がる子どもに手を焼いた経験があります。
やったことのない人には想像しにくいと思うのですが、びっくりするほど疲れますよね。
我が家も2人の息子に対し、おもちゃやおやつで釣って、何とかチャイルドシートに乗せてきました。
これから子どもをチャイルドシートに乗せていく人は、戦々恐々としてしまうでしょうか?
嫌がる子どもをシートに乗せるのは確かに疲れますが、それも長く続くことでもありません。
いつの間にか慣れたり、親の言うことを聞いたりするようになって、嫌がることなく乗るようになります。
とりあえずそれまではということで、今回の記事をお役立てしてくださいね。