主婦にとって家事は毎日の事で、1日でも家事をしないと、後でかなりのしわ寄せがくるので休む事も出来ませんよね。
ですが、出産をすると体もすぐには思うように動きません。
そんな産後の家事っていつからどうすればいいのか気になりませんか?
私は5人子供がいて、4回出産を経験しました。(一番最後が双子なので)
普通分娩3回と帝王切開1回を経験させてもらったのですが、産後の家事は慣れるまでが大変でした。
何回か経験すると慣れているので体も割と動かせるようになっていて、気にすることなく家事ができるのですが、初めての産後と帝王切開の産後は、とても大変だったことを今でも覚えています。
そんな産後の家事について、私の経験を少し紹介していこうと思います。
ただでさえ産後は不安な事が割とあります。
家事をいつからすればいいのか、どれくらいすればいいのか分からないことも多くありますね。
体のことなので個人差もありますので、一個人の体験談として見ていただいて、少しでも参考にしてもらえたら嬉しいです。
一人で悩むことのない家事と育児を楽しむ為にも、色々な情報はとても大切なので情報の1つと捉えて軽い気持ちで読み進めてみてくださいね。
産後の家事はどの程度なら出来るかを把握することから始めよう!
出産は命を懸けると言われている程とても大変なことです。
そんな大変な経験をした体は、自分でも気づかない程、疲労とダメージを受けています。
そういった状態の産後の体で、いつもと同じ家事をすると疲れも倍ぐらい溜まりますし、動きづらいのでストレスにもなりますね。
私が初めての出産をしたのは、今から20数年前になるのですが、シャワーを浴びることさえ体に良くないと看護師さんや先生に止められる時代でした。
それほど産後の体はとても敏感で、まずは安静にしておくことが大切と言われていました。
最近では、産後すぐにシャワーも浴びれますし、入院日数も短くなっていますよね。
初めての出産は、痛いし体が思うように動かないことにもどかしさを感じました。
それでも、退院をすれば家事をしなければいけない現実を受け止めなければいけませんでした。
いつもなら立ったり座ったりも平気で出来ていても、骨盤が開いているせいか腰に負担がかかったりしてゆっくりとした動きになっていたり、重たい物を持とうとするとお腹に違和感を感じたりと不安になることが多かったです。
それでも、家事をしなければいけないという使命感で無理やりやっていたのを覚えています。
それに、産後ということは育児も始まっていて、することも増えているので1日の疲れは半端ない物でした。
そんなことをしている間にストレスが溜まり、精神的に情緒不安定になってしまい、髪の毛がすごく抜けて薄くなってしまいました。
自分の気持ちと産後の体が伴っていなくてイライラもすごかったです。
その経験があったからですが、2人目の時は自分の気持ちを落ち着かせて、体の調子に合わせて家事をすることが出来ました。
帝王切開での出産をした場合は、普通分娩より体は動きづらいです。
どうしても傷口が気になってしまい、テキパキ動けるようになるまで時間がかかりました。
そんな時は、自分でどの程度の家事なら今出来るのかを把握することから始めると、気持ちも落ち着きますし、体への負担も減るのでおすすめです。
簡単な家事からすれば大丈夫なんです!家族にもちゃんと話をして理解をしてもらいましょう。
今日は調子がいいと思えば少し家事を増やしてみて、少しづつ体を慣らしていくようにすれば、いつの間にか元に戻っています。
焦りは禁物です。
自分の体は自分にしか分からないので、無理をしないことを心がけてくださいね。
一気にしようとするのはNG!手抜きをする事でより楽に家事をこなせる様になる。
私は普段の家事もそうですが、家事をちゃんとしていません。
一気にしてしまって、後からゆっくりしようと思っていても出来ないことがよくあります。
なので手抜きをして、上手く家事をしているように見せています。
家事自体、毎日していても疲れますよね。
そんな家事を産後の体ですることは、自分の体を痛めつけているのと同じなんです。
「自分がいたわってあげなくて、誰がいたわってくれるのだろう。」と常に思っていた私は、家事を手抜きすることで気持ちと体に負担をかけないようにしていました。
よく気を張っている間は疲れを感じないと言いますが、気を抜いた時にどっと疲れを感じることは精神的にも辛いことになります。
家事で一番大変な掃除は、その場所に行った時ついでに軽く掃除をする事を積み重ねれば綺麗になりますし、綺麗さをキープできます。
なので気を張りつめる必要もなくなります。
食事の支度も、惣菜を上手く取り入れるようにすると気持ちも楽になりますね。
惣菜をそのまま出すといかにも手抜きをしたように見えてしまうので、ひと手間加える工夫をしてみましょう。
自分なりのアレンジを考えることが楽しくなり、ご飯の支度も楽しいと思える様になるので、一石二鳥になりますよ。
産後の敏感な体だからこそいつもより気を配って負担にならない家事をして、育児も家事も楽しめることが一番大切だと私は思っています。
今無理をして体が動かなくなって困るより、今気を付けていつまでも家族の為に動ける方がいいに決まっています。
産後だからこそ先のことを考えた行動をとって自分の負担を減らすことを優先していきましょう。
まとめ
産後の家事について私の経験などを紹介させていただきました。
私は主人から「手抜きの達人」と言われるぐらい手抜きをしています。
それでも家事をすることの大変さを分かっていてくれますし、全くしていないわけではないので何も言われることはありません。
産後だからこそ家事を休めるチャンスです。
動けなくて当たり前なのですから、動けない自分にもどかしさを感じないでほしいです。
家事の手抜きは悪いことではありませんし、最近では手抜きをするのが当たり前というぐらい浸透してきています。
手抜きという言葉は、一見ダメな事と捉えてしまいがちですが、気負いする必要はありません!
するべきことはちゃんとしているのですから、堂々としていて大丈夫です。
それよりも、自分の体と向き合って無理のない生活を心がけてもらいたいです。
家事の手抜きは、ずっと使える一つの技です。
産後だけでなく、将来仕事と家事の両立をしなくてはいけなくなった時にとても役に立ちます。
早めに覚えておくと自分の時間を作れるようになるので、好きなことをしていつまでも明るくて元気なお母さんになれます。
自分の子供が人に自慢できる母親になれると母としても自信がつきますし、何よりも自分のモチベーション維持にもなるので試してみてください。
産後だからこそ周りの家族に頼って、上手く元の体に戻していってくださいね。