小学生の朝の支度時間はどのくらいかかる?早くする方法や準備・行動が遅い子供にイライラしないやり方を紹介!お支度ボードの作り方も♪

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小学生 朝の支度 イライラ

小学生になると、幼稚園時代に比べて早い時間に家を出て登校するようになる子がほとんどだと思います。

保育園に通っていると、ママやパパの仕事の都合で朝8時前に家を出ていたケースもあるかもしれません。

しかし、大抵の幼稚園はそんなに早く登園しないはずですから、小学校に入学したての頃は朝早く家を出ることに、苦労する親子がたくさんいるのではないでしょうか。

わが家の息子も、小学校に入学すると7時40分には家を出発しなければならなくなり、幼稚園時代より、1時間近く家を早く出ることになりました。

朝の1時間って、大きいですよね。

では、小学生の朝の支度ってどのくらい時間がかかるのでしょうか。

これは個人差がかなり大きいと思います。

準備が早い子は、起きてすぐご飯を食べてぱっと着替えれば、起きて30分もあれば支度ができるでしょう。

でも、朝が苦手な子は起きてからすぐ行動できず、少しぼーっとしたりゆっくりご飯を食べたり。

でかける1時間半前には起きないと間に合わないという子もいます。

個人差があるとは思いますが、わが家の実体験をもとに小学生の朝の支度についてご紹介していきます。

\朝の支度が早くなる♪/

目次

小学生の朝の支度時間はどのくらいかかる?

わが家の息子は、朝起きるのが本当に苦手な子でした。

幼稚園時代からとにかく朝は不機嫌で、なおかつ支度が遅く、本人に任せていたのでは到底間に合わない感じで、私が息子の口に朝ご飯を放り込みバタバタで着替えさせ、急いで幼稚園に向かうといった毎日を過ごしていました。

さすがに小学生一年生になったのに、私が着替えを手伝うのはよくないと思い、小学校に入学してからは息子の支度は本人に任せるようにしました。

ところが、朝の不機嫌さと準備の遅さは幼稚園時代と変わらず…。

その上登校時間は、幼稚園時代よりもずいぶん早いので、親は毎朝ハラハラです。

だらだらとご飯を食べている様子を見ていると、こちらのイライラが爆発寸前です。

遅刻をさせてはいけないと思い、毎朝、朝の支度の時間として1時間半ほど取っていました。

1時間半も支度の時間があればさすがに間に合うのですが、そうなってくると朝起きる時間もそれだけ早くなってしまい、息子はいつも眠そうな様子で不機嫌。

もう少し朝の支度をスムーズにできれば、そんなに早起きしなくてもいいのに…と、朝の支度を早くする方法はないか考えてみることにしました。

小学生の子供の準備や行動が遅い原因は?イライラしない朝の支度を早くする方法!

まず、朝の準備をスムーズに行うにはなぜ息子はこんなに朝の準備・行動が遅いのか、その原因を考える必要がありました。

考えられる理由がこちらでした。↓

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  1. 夜寝るのが遅くなり、朝起きるのが辛そう
  2. 朝起きてからすぐに行動できない
  3. 朝ご飯を食べるのが遅い
  4. わが家では毎朝テレビをつけていたので、テレビを見てしまう
  5. 本人に急ぐという意識があまりない
  6. 前日にきちんと準備できていない日があり、朝からバタバタと時間割を確認することがある

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この考えられる原因をひとつひとつ解決していくことで、朝の時間がもう少しスムーズに過ごせるはずだと考えました。

正直私は、毎朝イライラして、息子を怒りながら送り出すことに疲れてきましたし、罪悪感もうまれていました。

本当だったら、笑顔で、「今日も一日がんばってね!」と、やさしく声をかけて学校に送り出してあげたいのです。

一日の始まりで親から怒られたのでは、息子もきっとやる気をなくしてしまうでしょう。

なんとか、朝を気持ちよく過ごせるようになりたいと、私はひとつひとつの息子の行動を改善していくことにしました。

まず、朝気持ちよく目覚めるためには、十分な睡眠時間が必要です。

わが家は共働きだったこともあり、夕飯以降のスケジュールが慌ただしすぎて、ついつい息子の寝る時間が遅くなっていました。

これはいけないと反省し、とにかく仕事後家に帰ってきたら、夕飯を作ることに専念し早く夕食をたべて、息子の宿題をみて、息子を早く寝かせることに専念しました。

他の家事は、すべて後回しです。

とにかく、息子を夜9時までに寝かせることに全力を注ぎました。

息子が寝た後に、洗濯や食器洗いはやるようにしました。

そうすると、息子も十分睡眠時間がとれ、以前よりも不機嫌に目覚めることはだいぶ減りました。

朝、すっきり起きれるようになると、起きた後もすぐに行動できます。

以前は起きた後、しばらくぼーっとテレビを見てから朝ご飯を食べていたのが、早く寝るようになってからは、朝目覚めると割とすぐに朝ご飯を食べれるようになりました。

また、朝ご飯を食べる間は、テレビをつけないことにしました。(ニュースを確認したくてテレビをつけていましたが、後でネットで確認すればいいだけなので、朝は親子そろってテレビを見るのはやめました。)

このように、少し工夫するだけで、息子の朝の支度はずいぶん早くなりました。

夜、息子を早く寝かせることは、共働きのわが家にとってかなり大変なことではありましたが、朝のイライラがなくなると思えば、頑張れました。

第一、睡眠不足で朝辛い思いをさせていたかと思うと、息子に申し訳なくなり、なんとしてでも、夜は9時までに、寝かせようと決めたのでした。

また、寝るまでに、確実に次の日の時間割を見て準備をさせ、私もしっかり確認するようにしました。

前日にしっかり次の日の準備をしておくことで、次の日が楽になります。

息子が次の日に着る洋服(ハンカチ・ティッシュも忘れずに)もきちんと準備し、次の日選ぶ手間がないようにしました。

前日のちょっとした準備がとても大切なのです。

小学生が朝からトイレをすませて登校するためには!

夜9時までに寝るようになってからは、朝の支度がだいぶスムーズになった息子でしたが、一つ問題がありました。

朝のトイレ問題です。

もともと便秘がちの息子。

何日かに一度、朝お腹が痛くなりトイレにこもってしまうと、朝の支度がどうしても遅れてしまいます。

かといって、きちんと便をださずに、学校に行かせるのはもっと心配でした。

学校では、どうしても気持ちがどこか緊張しているので、なかなか学校のトイレで便をだすのは難しいのです。

そうすると、どうしても便秘がちになってしまいます。

理想は、毎朝、健康な便をしてから、学校に登校すること。

さすがにこのルーティーンを作るのは、便秘がちの息子には厳しかったですが、なんとか改善できないか考えることにしました。

まず、第一に早起きをすることは大切です。

朝ギリギリに起きて焦っていると、トイレに行く暇はありません。

朝ご飯を食べた後、焦らずトイレに行く時間くらいは確保しておくことが大切です。

朝起きてから、登校するまでに1時間くらいあれば十分でしょう。(トイレに座るのは長くても10分くらいのはずです。)

始めは、便がでなくても、とりあえず朝食後、トイレに座る習慣をつけましょう。

出なくてもいいから、とにかく決まった時間にトイレに座ることが大切です。(この時、気持ちは焦っていないことが大切)

毎日座ることで、最初は出なくても2週目あたりから、朝スムーズに便がでるようになることがあります。

小学生はどうしても便をだすことにたいして、ふざけたり、からかったりしたくなる年頃です。

しかし、子供の便秘が続くのは深刻な問題です。

悪化させないためにも、「便をすることの大切さ」を、家庭でしっかり子供に話しておくことが大切です。

最近は、絵本などでも便の大切さを書いているものがたくさんありますので、家で読み聞かせしたりして伝えていくことが大切です。

便を出すことの大切さがわかれば、子供も積極的に朝トイレに座るようになるでしょう。

ぜひ、ご家庭で試してみてください。

健康な便をだして、気持ちのいい朝をスタートさせましょう。

共働きでも簡単!小学生の朝ごはんメニューのおすすめはコレ!

朝からスムーズにトイレにいってから登校するためには、やはり普段の食生活も大切です。

朝食をしっかり食べないと、便秘の原因になるのです。

息子の場合、朝の支度が遅かったので、朝ご飯は幼稚園の頃から、食べやすいパンにしていました。

パンと目玉焼きとウインナーが朝の定番メニューでしたが、小学生になり、少し朝ご飯を見直してみることにしました。

確かにパンは食べやすいので、食べるのに時間がかからずいいのですが、やはり満腹感は持続しません。

息子から、給食までにお腹がすいて待てないという話を聞いたこともあり、小学校に入学して、しばらくしてから朝食を和食に変えることにしました。

パン食から、ご飯、みそ汁のメニューに変えることにしたのです。

するとどうでしょう。

朝ご飯を変えただけで、息子の便秘が随分改善されたのです。

パン食に比べると、和食メニューは、食べるのに少し時間がかかっていましたが、慣れれば時間をかけずに食べれるようになりました。

白ご飯より、パンの方が好きな息子ですが、白ご飯にかけるふりかけを毎朝自分で決めていいというルールをつくると、「今日はどのふりかけにしようかな。」と、楽しんで白ご飯を食べるようになってくれたのです。(子供って、何でも楽しみを作るとはりきってくれます。)

みそ汁の中には、できるだけたくさんの野菜をいれるようにしました。

みそ汁の具材を利用して、朝からたくさんの野菜を簡単に取ることができるからです。

朝から、野菜を切る暇なんてない!と、最初は思っていたのですが、前日の夜から切って野菜をゆでておいて、次の日の朝は味噌で溶くだけにすれば、とても簡単です。

みそ汁に簡単入れるだけの乾燥野菜も便利ですよ。

また、みそ汁にはちょっとした工夫もしました。

毎朝少しだけ、みそ汁の中にきな粉をまぜるのです。

みそ汁一杯に対して、スプーン小さじ1杯程度のきな粉がおすすめです。

みそ汁にきな粉なんて、信じられない!まずそう!と、思われる方もいるかもしれませんが、意外にも、このひと手間で、みそ汁がとってもおいしくなるんです!(きな粉をみそ汁にいれることで、味噌の香りがアップして美味しさが増すのです。とてもコクのある味になります。)

そして、何といってもきな粉は体にもとってもいいので、一石二鳥です!

きな粉には、食物繊維と大豆オリゴ糖が豊富に含まれています。

この食物繊維とオリゴ糖の効果で、腸内環境が整い、便秘を解消することができるのです。

また、きな粉には、冷え性予防・ダイエット効果・老化防止といった、ママにもうれしい効果がたくさんですよ。

ぜひ、家族の健康のために、朝ご飯にみそ汁とご飯を食べるようにしてみてください。

お子さんが、パン派の場合でも、週に何度かは朝食に和食を取り入れることをおすすめします。

また、パン食を食べる場合も、簡単なサラダ(トマトを一品プラスするだけでも大丈夫)や、ヨーグルト(バナナやきな粉をまぜるのがおすすめ)などをとりいれて、子供の快便を応援しましょう。

 

お支度ボードを作って見える化!小学校へスムーズに登校しよう♪

小学生が朝の支度をスムーズに行うための工夫についていろいろ書いてきましたが、それでも、子供のやる気がない。

本人に急ぐ気持ちがないから、全然だめ…。

そういうケースもあると思います。

そんな時、おすすめなのがお支度ボードです。

ここでは、わが家で朝の時間に使用していたお支度ボードについてご紹介したいと思います。

お支度ボードとは、一言でいえば、「子供用のTO DOリスト」です。

朝の身支度を文字化して、子供のやる気を促す仕掛けがあります。

市販のものもありますが、簡単に手作りできますので、作り方をご紹介します。

わが家は、100均のホワイトボードとマグネットを使ってお支度ボードを手作りしました。

[st-mybox title=”お支度ボードの作り方” webicon=”st-svg-list-ol” color=”#757575″ bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”” borderwidth=”3″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” title_bordercolor=”#757575″ fontsize=”” myclass=”st-mybox-class st-title-under st-list-no” margin=”25px 0 25px 0″]

  • ホワイトボードを半分に区切り、左側は「やること」、右側は「できた」スペースにします。
  • マグネットに「やること」をイラストや文字で書き、左側の「やること」スペースに置きます。
  • 子供は「やること」をみて行動して、やることが終わったら、マグネットを右側の「できた」スペースに移動させます。

[/st-mybox]

ママはこれで、子供の進捗状況を把握できますね。

子どもは、マグネットをいかにはやく、「できた」スペースに移動させるかを、ゲーム感覚で楽しみ始めます。

自然と自分から進んで支度をするようになりますので、支度のスピードがみるみる上がっていくんですね。

低学年の子供は、とにかく何でも楽しんでやることで、ぐんぐん伸びていきます。

このお支度ボードを取り入れることによって、息子は朝のお支度を楽しめるようになりました。

お支度ボードを取り入れるにあたって大事なことは、ボードを作成する段階から、子供と一緒に取り組むことです。

ママが勝手に作るのではなく、一緒にボードの作成をすることで、一段と子供のやる気度もあがります。

まずは一緒に、朝の支度でやるべきことを、リストアップしてみましょう。

[st-mybox title=”” webicon=”” color=”#757575″ bordercolor=”#ccc” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”2″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]

  • 着替える
  • 脱いだものを片付ける
  • 顔を洗う
  • ご飯を食べる
  • 食器を下げる
  • 歯磨きをする
  • トイレをする

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などです。

あまりに細かく設定してしまうと、楽しく取り組めなくなってしまうので、できる範囲を子供と考えながら、必要最低限の内容からはじめるようにしましょう。(慣れてきたら、ちょっとしたお手伝いもいれてみるといいでしょう。)

マグネットに「やること」を書くときも、お子さんに書かせるといいでしょう。

自分で作ったお支度ボードに愛着がわき、大事にしよう!お支度をがんばろう!と、やる気がでるはずです。

このお支度ボードは、朝だけでなく帰宅後のやることにも応用することができますよ。

もし、朝のお支度ボードがうまくいったら、他のバージョンも取り入れてみるといいかもしれませんね。

朝の支度時間、子供がだらだらしてどうしようもないとお困りの方は、ぜひ、このお支度ボードを取り入れてみてほしいと思います。

やるべきことを見える化することで、ママがいちいち口だしすることも減るので、朝のママのイライラもずいぶん軽減されておすすめですよ。

小学生の朝の支度時間はどのくらいかかるまとめ

小学生の朝の支度をスムーズに行うための工夫などを、小学1年生の息子の実体験をもとに書かせていただきました。

誰でも朝起きるのって、ちょっと辛いですよね。

そして、準備に追われてバタバタしてしまいがちです。

バタバタしている時に、子供がだらだらしていると、今度はママがイライラしてしまい、子供はさらに朝から不機嫌になってしまいます。

すべてが悪循環なのです。

でも、朝は一日のはじまり、気持ちのいい笑顔でお子さんを見送りたいですよね。

少しの工夫で、朝の時間に余裕ができ、心も落ち着かせることができます。

朝、バタバタしてどうしてもイライラしてしまう、子供の準備が遅くて悩んでいるという方は、現状を見つめなおし改善点を挙げてみてください。

今回書いたことをぜひ参考にして、少しでもゆとりのある朝を過ごしてくださいね。

親子で、気持ちのいい朝の時間を過ごすことができれば、その日一日もきっと、心穏やかに過ごすことができると思います。

\朝の支度が早く出来るようになる!/

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