予定して年子を育てている方、予定外に年子を育てることになった方、いろいろです。
ある程度覚悟をしたうえでの年子育児と、予定外の年子育児では大変と感じる度合いが違うでしょう。
覚悟していなかった方が年子育児を大変と感じるのは当然ですが、覚悟していても思った以上に大変だったという方もいらっしゃいますよね。
では、どのようなときに年子育児を大変と感じて、イライラするのかちょっと考えてみましょう。
イライラポイントが見つかると、解消方法も見つかるかもしれませんよ!
年子の育児はイライラポイントを見つけて解決!!
ただ漠然と年子育児って大変…と感じている方は、多いですよね。
しかし、よく考えてみると、大変!と感じるポイントは必ずあるはずです。
例えば、年齢が近いからこそ発生する年子ならではのケンカはどうでしょう。
年齢が1歳しか違わないと、ほとんど同じレベルでケンカをしますよね。
年齢が離れていれば、ケンカにならないようなことまで、もれなくケンカに発展してしまいます。
その内容があまりに些細で、ママはうんざりしてしまいます。
しかし、本人どうしは、本気でその些細なことを争っているので大変なのです。
どうでも良いことに本気になってケンカしている子どもたちに対して、ママのイライラはマックスではありませんか?
私も年子を育てていますが、日常的にケンカが多すぎることに大変さを感じています。
そのようなとき私は、怪我をしない程度に見守りつつ放置することにしました。
怪我をしそうだと感じたら、二人の間に距離を強制的に作ります。
我が家の場合は、どちらか一人を別室に連れていくのが効果的です。
そうすれば手の出しようがないので、怪我をする心配はありません。
自分たちで話し合って解決、というのは教科書通りの指導でしょうが、現実的ではない場合がほとんどです。
そもそも、些細なケンカに正しい解決方法なんてなく、本人たちも元々のケンカの理由なんてケンカしている間に忘れてしまっているのです。
そのケンカに対して、ママがいつもイライラしていてはもちませんよね。
年子育児の不安のひとつ!ママは兄弟に対して平等かな?
ケンカのとき、ママは年上の子どもに対して我慢させることが多くありませんか?
また年上なんだから、年下の子どもには優しくしなくてはいけない、と指導をしている家庭は多いですよね。
気づけばいつも年上の子どもは損な立場になっているような…と不安に感じる方は少なくないでしょう。
それが上の子の宿命と言えばそうかもしれませんが、年子だと1年しか年齢が離れていないので、不公平感を強く感じるのではないでしょうか。
少ししか年齢が変わらないのに、ちょっと年上なだけで全てを我慢させられている…と上の子ども自身も感じ始めます。
とはいっても、そもそも兄弟をいつでも平等に扱うというのは不可能です。
いつも上の子ばかりが損をしないように気を付けるだけで十分ではないでしょうか。
私はそれだけではなく、どちらか一人しかいないタイミングで、ママがいかにその子を特別に思っているかを感じさせるように意識して接しています。
そうすることで、他の兄弟より自分の方が特別なんだ、と子どもは感じることができます。
子どもたちは自分たちが平等に扱われている、と感じるより自分の方が特別扱いされていると感じることが好きなのです。
きっと、自尊心を育てることにつながりますよ。
年子育児は楽しいことだってたくさん!!
大変大変と言われる年子育児ですが、私は楽しいことだってたくさんあると、日々感じています。
子どもたちがどう感じているかも大切ですが、大変な育児を実際に行っているママが楽しさを感じることも大切です。
ママが楽しいと感じながらする育児は、子どもたちにとってとてもプラスなのです。
子どもたちは、にこにこ楽しいそうなママが大好きなはずですよね。
私が年子育児が楽しいと感じるタイミングは、幼稚園の制服を二人おそろいで着て出かけていくときです。
小さなことですが、自分の子どもたちが同じ制服を着て歩いている様子を見るのは、とても幸せを感じることができる時間です。
幼稚園の用具だって、同じものを持っていきます。
違うものを選べば簡単に見分けがつきますが、私はあえておそろいを購入しています。
そして、それぞれの用具に兄弟それぞれに決めたマークを付けたりして楽しんでいます。
兄弟で同じ幼稚園に通っていれば、年子でなくても同じことができますが、年子だとその楽しさが2年間続きます。
また、年子だと体の大きさがあまり違わないので、同じ時期に同じ服を着ることができます。
異性の年子だと一緒に着られる服は限られますが、同性の場合はたいてい問題なく着ることができます。
経済的な上に、それぞれの持ち服が単純に二倍になるのです。
ちょっとラッキーですよね。
また、ペアルックで買って着せてみても楽しいですよ。
完全に親の自己満足、という批判はあるでしょうが何も悪いことではありません。
むしろ、積極的に楽しいことを見つけて楽しんだ者勝ちです!
まとめ
大変なことが多いと言われている年子育児ですが、現在私は年子育児を楽しんでいます。
年子なんて大変だね!と言われると、年子育児をしている自分をちょっと誇りに思ったりもしているのです。
あえて年子を予定された方はもちろん、予定外に年子になってしまった方も存分に年子育児を楽しんでくださいね。