年子ってどのようなイメージでしょうか。
年齢が近い子どもを2人も同時に育てるなんて大変!といったところでしょうか。
それが男の子だったりしたら、家の中は大混乱が予想されますよね。
実は、我が家がそのパターンです。
男子年子で幼稚園に通わせています。
回りからの評価は決まって、「大変そうだね」です。
ちなみに我が家は、計画的に年子を選択しました。
年子にメリットを感じていて、あえて年子にしたのですから、まわりから何と言われても気になりません。
しかし、そんな計画じゃなかったのに年子になってしまった、という方もいらっしゃいますよね。
そのような方の不安は大きいでしょう。
年子育児が不安?悩む時間はもったいない!
年子の育児に不安を感じているということは、すでに年子の兄弟が誕生することが決まっているのですよね。
不安で悩んでしまう気持ちはもちろん分かりますが、妊娠時期はあっという間に終わって誕生の時を迎えてしまいますよ!
当然、赤ちゃんが誕生したら育児はストップしません。
つまり出産までの数ヶ月が、子ども1人の育児をする最後のチャンスということです。
何年か年齢を離して兄弟を作る場合は、数年の1人っ子期間がありますが、年子の場合は一瞬で終わってしまいます。
子ども1人なのか2人なのかでは、当然1人の方が楽です。
今のうちにやりたいことをやって、集中してリラックスしておきましょう。
上の子も赤ちゃん同然な時期なので、ある程度ママのわがままで動くことができるのではないでしょうか。
下の子が生まれてしまうと、赤ちゃん同然の上の子と新生児を連れて、これまで通りに行動するのは大変になりますよ。
実家や義実家に預けるにしても、2人より1人の方がハードルが下がりますよね。
年子育児で大変な時期とは?それを乗り切れば…。
年子で大変な時期は、今でもはっきり覚えています。
それは、幼稚園に入園する直前の1年です。
ある程度完成してきている上の子と、それの1歩後を追いかける下の子、両方が常に手元にいる状態なのです。
些細なことで大きな兄弟喧嘩に発展するし、どんなことでも平等を求めてきます。
子ども同士の年齢が近いと、お互いが完璧なライバルとなってしまうのです。
男の子は特に闘争心が強いので、喧嘩の頻度は上がりますよね。
しかも、男の子どうしとなれば、その喧嘩もそれは激しいものになります。
ママは女なので、「正直ついていけない。」と感じることも少なくないでしょう。
その1年を過ぎると、上の子が幼稚園に入園するので、下の子だけが手元にいる期間が1年できます。
下の子にとっては、初めてのひとりっ子タイムですね。
このタイミングを逃すことなく、下の子の子育てに集中しましょう。
さらに1年経つと、下の子も幼稚園に行ってしまうのです。
このように、年子で大変な時期さえ過ぎてしまえば、急に手が空く時間が来ます。
年子育児に不安を感じている方も、少しは安心できたのではないでしょうか。
大変だけど、年子育児はメリットだってたくさん!
あえて年子を選択する人がいることでわかる通り、年子育児にはメリットがたくさんあります。
先ほどご紹介した「大変な時期」は確かに大変です。
しかし、下の子が生まれたばかりの頃なんかは、とても楽だった記憶があります。
上の子もほぼ赤ちゃんなので、赤ちゃん返りという現象が起きないのです。
そして、下の子は新生児なので、ただ寝ているだけと言って良い状態ですよね。
出かけるとなると荷物が増えるので大変ですが、家での日常生活は上の子1人だった頃と大差ありませんでした。
そして、年子は洋服を共有できることもメリットです。
これは性別に左右されることにはなってしまいますが、年子の場合だと2人の服のサイズがとても近いのです。
下の子が新生児のうちは、上の子のおさがりを使いましたが、下の子が1歳を過ぎるころには同時に同じ服を2人で共有して着ることができました。
服を買うときは、あえて2人の中間サイズを狙って買っていましたが、それを実現できるのは年子のメリットと言って良いでしょう。
そして一番大きなメリットは、大変な時期さえ乗り切ってしまえば、後はいっきに育児が終わっていくという点です。
短期集中で大変な時期が終わる、メリハリのある育児ができると私は感じていました。
そして、上の子に1人っ子期間の終了を感じさせることが無い点もメリットです。
物心つく前に兄弟が増えることで、「兄弟がいないころは良かった…。」と感じさせることがないのです。
兄弟がいない環境と比較することがないので、不要なストレスを感じさせることがないでしょう。
まとめ
常に身近にライバルがいる、という点は意見が分かれるところです。
年子というのは、年齢が近い子どもが同時に同じ家庭で育っていくということです。
息つく暇もなく、常にライバル争いが続くのはかわいそうでしょうか。
しかし、生まれながらにその環境なのであれば、子どもたちにとってはそれが当たり前のことになりますよね。
そのような環境で育った子どもたちは、そうでない環境の子どもたちに比べて、たくましくなることは間違いないでしょう。
そのようなたくましさは、将来プラスの要素になる場合が多いと、私は信じています。