子育てって、喜びや楽しみに満ち溢れています。
でも、いいことばかりではないのも、子育て。
忙しい毎日に、疲れてしまい、子育てが辛くなる時もあります。
そんな時、頼れる相手がいたら、どんなに心強いでしょう。
夫はもちろんですが、近くに実母がいたら、とても頼りになると思います。
でも、私の場合、実母は県外だったので、近くにいたのは義母でした。
今回は、この義母との関係についてお話をしたいと思います。
子育ては義母に頼りたくない!!でも・・・。
私は、結婚してすぐに、主人の転勤で、県外に引っ越しました。
ですから、近くに親しい親戚やママ友はもちろんいないし、実の両親ともなかなか会えない環境になってしまいました。
主人の両親は車で10分ほどの距離に住んでいましたが、年に何回か会うくらいで、そんなに頻繁には、顔を合わせていませんでした。(仲が悪かったわけではありませんが、義理の両親となると、やっぱり緊張してしまうので、極力会いませんでした。)
そんな中での、妊娠、出産。
初めての育児に不安を抱えながらも、夫の支えがあってこそ、頑張ってこれました。
義母が、何回か、育児を手伝ってくれましたが、やはり義母にはあまり頼りたくなかったので、できるだけ自分一人で頑張ろうとしていました。
わが子(息子)との生活は、楽しいものですが、日中ずっと二人だけの生活は、時に息がつまりそうになることもありました。
そんなこともあって、息子が一歳になると、息子を保育園に預けて、私も仕事をすることになりました。
ここからが大変でした。
私が仕事を始めると、とにかくしょっちゅう息子が熱をだすのです。
そのたびに、夫と協力して、どちらかが仕事を休み、対応していました。
でも、毎回仕事の調整をするのも、とても大変です。
そんなある日、私も夫も仕事を休めないのに、子供がまた、体調を壊しました。
すると、夫が義母に子供を預けることを提案してきたのです。
正直私は、嫌でした。
義母のことは嫌いではないけれど、やっぱりすごく気を遣うので、あまり頼りたくなかったのです。
でも、やむを得ない状況、私はしぶしぶ義母に息子を預けることにしました。
子育ては大変でやっぱり義母に頼ることに。
義母に息子をお願いすると、義母は快く引き受けてくれました。
保育園ではなく、義母に息子を預けていると、お迎えの時間を気にしなくていいので、焦らず仕事ができました。
また、義母も自分を頼ってくれたことが嬉しかったようで、「これからも、なにかあったら、いつでも頼ってね。」と優しい言葉をかけてくれました。
その言葉はすごく嬉しかったし、これまで、親密にしてこなかったことを少し後悔しました。
それからは、息子が体調が悪かったり、用事ができたり、すこし残業したい時など、すべて義母に頼るようになりました。
今まで、夫と協力して仕事を調整していたところを、全部義母に頼るようになったのです。
最初は預かるだけだった義母も、だんだんと、息子に夕飯を食べさせ、お風呂にも入れてくれるようになりました。
それは、忙しい私たちにとって、とてもありがたかったので、いつしか、息子のことをかなり義母に任せるようになっていました。
あんなに、最初は、義母に対して気を遣っていた私が、図々しいくらい義母に頼るようになったのです。
子育てにおける義母との程よい関係とは!?
私が義母に対して、気を遣わなくなると、義母も私に遠慮しなくなってきました。
最初は、より仲が良くなった気がして嬉しかったです。
ところが、だんだん義母は、子育てについていろいろ口出しするようになってきたのです。
以下、義母の発言です。↓
「私は、食事はできるだけ薄味にしてるのよ?家でも、心掛けてる?」
「○○くんは、こういう服は似合わないよ!もっと明るい色にしなきゃ!」
「家ではテレビばかり見せてるんじゃないの?かわいそう!」
「昨日も寝るのが遅くなったらしいじゃない!寝かしつけは、はやくすべきよ!」
とか、細かいことまで、いろいろ指摘するようになってきたのです。
義母も、息子と深く関わった分、私にいろいろ言いたくなったのだと思います。
でも、義母に口出しされるたびに、私はイラっとしました。
せっかく、遠慮なくなんでも話せる仲になれたと思っていたけど、これでは、前の関係のほうがよかったと思うようになりました。
私が義母に頼っておきながら、今度はイラっとするなんて、私のわがままですが、義母と会うと、ストレスがたまるようになったのです。
このままでは、関係が悪くなってしまうと思った私は、徐々に義母に預ける(頼る)機会を少しずつ減らしていきました。
そうすることで、義母も何か察したのか、またお互い、いい距離感で、揉めずに過ごすことができるようになりました。
まとめ
嫁、姑の関係って、本当に難しいです。
気を遣いすぎても、疲れるし、あまりに遠慮がないのも、イライラします。
でも、私も、義母も息子を愛する気持ち故に、行動していたのですから、どちらもわるくありません。
今回の件で、お互いに、適度な距離感をもって、相手への感謝の気持ちを忘れずに、接することで、いい関係が築けるのだと気づかされました。