この記事では、義母の誕生日に送る例文を紹介します。
義母へのメッセージは、ビジネスメールほど丁寧にしてしまうと、他人行儀すぎて、義母からすると不自然に感じられますが、一方で、フランクすぎる文章だと、失礼な印象を与えかねません。
妻からみた夫の母であっても、夫から見た妻の母であっても、それは同じことで、義母との距離感というのは、とかく難しいものです。
しかしいずれにしても、誕生日をお祝いするメッセージは、送っておいて損はないはずです。
ここでは、メッセージのみ送る場合と、プレゼント等に添える場合の2種類を紹介するので、実際に送るときの参考にしてくださいね!
お義母さんの誕生日に嫁から送るメッセージ例文!メッセージだけの場合
まずは、メッセージのみ送る場合の例文を紹介します。
日頃から親しく付き合っていて、頻繁に行き来する間柄なら、義母の誕生日には、食事会やパーティーをしたり、直接プレゼントを直接渡しに行ったりすることと思います。
ただ、もしそれが義母の誕生日当日ではなく、後日になるのであれば、誕生日当日は、とりあえずLINEなどを使って、お祝いのメッセージを送っておくのが良いでしょう。
ちなみに、メールやLINEなどを使ったメッセージは、あまりに長文だと読みにくいので、ほどほどの長さにしておくのがおすすめです。
また、遠方に住んでいて、なかなか会えないので、メッセージだけ送るという場合にも、こちらを参考にしてくださいね!
なお、「お誕生日おめでとうございます」の一文は、最初に必ず入れるものとして、以下の例文では省いています。
例文①
お母さんへ
いつも温かい笑顔で、私達を優しく受け入れてくださって、本当にありがとうございます。
暑い日(寒い日/変わりやすい天気/暑かったり寒かったり、安定しない日)が続きますが、お体に気をつけて、いつまでもお元気でいてください。
○○
例文②
お母さんへ
いくつになっても笑顔が素敵なお母さんに、いつも助けられています。
近いうちに、お母さんの好きな□□(メニュー)を食べにいきましょう(おすすめの観光地、観劇等に行きましょう)。
これからもよろしくお願いします。
○○
例文③
お母さんへ
いくつになっても若々しく、お元気なお母さんのことを、心から尊敬しています。
季節の変わり目ですが、体調など崩されないように、お体ご自愛ください。
○○
例文④
お母さんへ
すっかりご無沙汰してしまい、すみません。
お元気でお過ごしでしょうか?
〇〇(子どもの名前)も大きくなりましたが、相変わらずとてもやんちゃですよ!
お盆休みには、家族全員で伺いますね。
お体はくれぐれも大事になさってください。
○○
例文⑤
お母さんへ
いつも子どもたちのことを気にかけてくださって、ありがとうございます。
また近いうちに、遊びに行きますね!子どもたちも、お母さんに会うのを楽しみにしています。
お体に気をつけて、いつまでもお元気にお過ごしください。
○○
お義母さんの誕生日に嫁から贈るメッセージ例文!プレゼントに添えて贈る場合
続いては、プレゼントに添えて送る場合の例文を紹介します。
コンパクトなメッセージカードに書いても良いですし、便箋などを用意して、少し長めに書くのもおすすめです。
小学生以下の子どもがいるような場合には、子どもが描いた絵や、子どもの直筆メッセージなどを同封するのも良いですよ!
こちらも、「お誕生日おめでとうございます」の次に続く文から紹介しますね。
例文①
お母さんへ
お誕生日のプレゼントを贈らせていただきます。
◯◯(子どもの名前)が「絶対これがいい!」と言って選んだので、気に入っていただけるとうれしいです。
次のお休みには、◯◯と一緒に伺います。
◯◯は、いつもお母さんの作った□□(料理)が本当に美味しいと言っています。
今度、ぜひ作り方を教えてください!
お会いできるのを楽しみにしています。
○○
例文②
お母さんへ
いつも、◯◯(子ども)や私たちのことを気にかけてくださって、本当にありがとうございます。
日ごろの感謝の気持ちを込めて、お誕生日のプレゼントを贈ります。
◯◯(子ども/夫or妻)と一緒に選んだので、喜んでもらえたら嬉しいです。
寒くなってきたので、お体に気をつけて、暖かくして過ごしてください。
今度、◯◯のピアノの発表会(運動会/おゆうぎ会)があります。
ぜひ観にいらしてくださいね。
○○
例文③
お母さんへ
いつもお世話になってばかりで、申し訳ありません。
お母さんが以前欲しいとおっしゃっていた、□□(アクセサリー、雑貨等)を贈らせていただきます。
◯◯(子ども/夫or妻)が、お母さんには赤(色や、花柄/水玉などの模様)が似合うと言っていたので、赤の□□を選びました。
使ってもらえたら嬉しいです。
お母さんにとって、この一年が素敵な年になりますように。
○○
例文④
お母さんへ
ご無沙汰しています。お元気ですか?
こちらは家族全員、元気に過ごしています。
なかなか会いに行くことができないまま、季節はすっかり夏(春/秋/冬)になってしまいました。
前回お会いしたときは、桜(一緒に行った場所や、義母宅近辺にある季節のもの)がとてもきれいでしたね!
以前、お母さんがお好きだと言っていたので、ほんの気持ちですが□□を贈ります。
◯◯(子ども/夫or妻)と一緒に選んだものなので、たくさん使ってもらえると、◯◯も喜ぶと思います。
お体には気をつけて、これからも素敵なお母さんでいてくださいね!
○○
例文⑤
お母さんへ
ずいぶんご無沙汰してしまいまして、すみません。
こちらは全員元気に過ごしております。◯◯(子ども)も大きくなり、反抗期もだいぶ落ち着いてきました。
今度のお休みには、家族全員でお邪魔する予定です。また△△にも遊びに行きましょう。
◯◯もお母さんにお会いするのを楽しみにしています。
ささやかながら、お誕生日のプレゼントを贈らせていただきます。
以前、お母さんが美味しいとおっしゃっていた□□です。
◎◎さん(夫or妻)と一緒に選んだので、食べていただけると嬉しいです。
お父さんにもよろしくお伝えください。
○○
お義母さんへのお誕生日メッセージの書き方のコツ
義母のお誕生日に何を伝えたら良いのかは、悩む方も多いと思います。
頻繁に交流がある場合は、「いつも助けてくれてありがとうございます」「優しくしてくださって、助かります」といった、感謝の気持ちを伝えると良いでしょう。
そして、料理が上手、若々しい、子どもが会うのをとても喜んでいる等、義母を褒めるのもおすすめです。
あまり親しくない場合には、天候の話、健康の話、最近の家族の話をするのが無難です。
家族の話をするときは、孫や、義母にとって実の子どもである夫もしくは妻のことをメインに伝えましょう。
もちろん、悪いことは書かず、良いことだけを書いてください。
締めくくりは、身体をいたわり、次に会いに行く予定などを入れると、すんなり終わることができると思います。
どうしても文章が短くなってしまうときは、義父のことにも触れると良いでしょう。
「お父さんもお変わりありませんか」「お父さんと一緒に召し上がってください」など、ひと言添えるだけで、気の利いたメッセージになります。
また、LINEやメールでメッセージを送る場合には、孫の写真を添付したり、動きのあるスタンプを使ったりして、いつもと違った、特別感のあるメッセージにするのもおすすめです。
手紙で送る場合は、プリントアウトした写真や、先程も紹介した、孫の描いた絵などを入れると喜ばれますよ!
いずれにしても、義母が近くに住んでいる場合は、日頃からアンテナを張って、義母が喜びそうな言葉や、好きそうなものを探しておきましょう。
遠方に住んでいて、あまり関わりがない場合は、夫もしくは妻にしっかりリサーチしてくださいね!
お義母さんへのお誕生日メッセージを書く時の注意点は?
まず、基本ですが、メッセージは「です」「ます」調で書くのがおすすめです。
頻繁に交流がある場合、普段は敬語を使わずに喋っている方もいると思いますが、文章でそれをやってしまうと、乱暴な印象を与えてしまいます。
一方で、あまりにもよそよそしいのも良くないので、義母とは言え、文中では「お義母さん」とはしないで、「お母さん」と書きましょう。
また、プレゼントを贈る場合、品物の差出人は、夫婦の連名にするか、夫の母に贈る場合は、夫の名前だけで贈っても良いと思います。
そして、プレゼントに添えた手紙の最後には、家族全員の名前を書くと良いでしょう。
あと、これも重要な点ですが、義母の実の子どもである夫や妻のことは、呼び捨てにはせず、「◎◎さん」と書きます。
普段、義母の前で、呼び捨てにしたり、あだ名で呼んだりしている場合でも、LINEやメール、手紙の中では、名前に「さん」を付けて書きしましょう。
お誕生日というおめでたい日のメッセージなので、マイナスなことはなしで、楽しい文章にしてくださいね!
まとめ
今回の記事では、義母に送るメッセージの例文を紹介しました。
実の親でないと、何を言えば良いのか、悩んでしまいますよね。
しかし、義母は長く付き合っていく相手なので、できれば良好な関係を築きたいところです。
この記事の例文などを参考に、義母に喜ばれるメッセージを送ってくださいね!